4~6月は狂犬病予防注射月間。大崎市内での「集合注射」は早い所で16日に始まり、獣医師が地域を巡回し、集まった飼い犬に狂犬病予防のワクチンを接種している。18日は、松山地域8カ所と岩出山地域10カ所で実施。このうち、市岩出山総合支所駐車場には小型犬から大型犬まで18頭が訪れた。おとなしくしている犬がいる一方、怖がって震えたり、鳴いたりする犬もおり、飼い主たちはなだめるのに一苦労。獣医師は手際よく問診と注射を行い、市職員が接種記録を付け、飼い主に「注射済票」を手渡した。3月末現在、大崎市内の登録頭数は6612頭で、23年度の注射率は86・2%。獣医師の判断で接種が免除されるケースもあるが、約10頭に1頭が接種を受けていない。