鹿島台商業高の全生徒が2万6000枚余りの折り紙を組み合わせて作った巨大なモザイク壁画が、JR鹿島台駅構内に掲げられた。大崎市が存続を目指すJR陸羽東線の車体が大きく描かれており、鹿島台互市(10~12日)に合わせ市を訪れる人たちに同線の魅力をPRし、活用を促す。地域貢献の一環として、同校の文化祭に向け制作した壁画を同駅に掲示している。9回目の今回は全校生徒63人が約1カ月半かけ、2㌢四方の折り紙2万6618枚をA3用紙156枚に貼って組み合わせ、縦約4㍍、横約5㍍の絵に仕上げた。テーマは「ようこそ大崎へ」で、大崎耕土を走る陸羽東線と市公式キャラクター「パタ崎さん」をデザイン。全体の半分余りを占める車体と、羽を広げたパタ崎さんの姿を印象的に描いた。