2026/07/19


来春の高卒者採用へ

 来年春に就職を希望する高校生を対象とした合同企業説明会が14日、タカカツアリーナ大崎(大崎市古川総合体育館)で開かれ、参加した生徒たちは各企業の採用担当者から事業内容や待遇などを聞いた。古川公共職業安定所によると、ことしの求人の動きは横ばいだが生徒が減少し「売り手市場」の傾向が強まっているといい、参加企業は働きやすい職場環境の取り組みなどをアピールしていた。高校生の企業側への応募は9月5日に始まり、選考は同16日からとなっている。希望先を固める夏休みを前に企業情報を提供しようと、古川職安や大崎市などが主催し、毎年開催している。ことしは大崎地方を中心に高校生318人、企業50社が参加。企業の人事担当者はPRビデオを流すなどして事業内容や新人社員教育、給料など待遇面を説明。生徒たちは最大4社のブースを回り、必要な資格など質問をしていた。

 

それぞれの「ふるさと」

 

 写真サークル「フォト'12」の第14回写真展が17日から、大崎市民ギャラリー・緒絶の館で開かれている。テーマは「ふるさと讃歌」。会員10人がそれぞれの目線で捉えた「ふるさと」に多くの人が足を止め、感心しながら見入っている。20日まで。栗原市高清水で活動がスタートしたサークルで、名称の「'12」は同館で初めて写真展を開いた2012年にちなんでいる。今回は55点を展示した。加美町の鈴木宏子さんは、懸命に命をつなぐモリアオガエルやヒメシジミの写真を出品。生息地に何度も足を運び、発見したときは夢中でシャッターを切ったという。貴重な資料として会員の間でも評価が高く、「自然の中にいると発見や感動がいっぱい。図鑑の通りでないところが楽しい」と話していた。

 

男女共同参画の事業評価

 本年度第1回大崎市男女共同参画推進審議会が13日、市役所本庁舎で開かれた。新たに選ばれた第11期委員の中から会長に東北学院大地域総合学部の菅原真枝教授を、副会長に鹿島台まちづくり協議会の鈴木美惠子委員を選出し、昨年度実施した男女共同参画事業の評価を求め、中島源陽市長が諮問した。審議会は公募、市民代表(各まちづくり協議会推薦)、団体代表、学識経験者15人で構成。審議会には14人が出席した。中島市長は「一人一人の存在が大崎の宝で、男女共同参画の精神は全ての土台。活発な議論を期待する」とあいさつ。菅原会長に事業評価を諮問し、文書を手渡した。

 

吉田副市長 退任式で職員にエール

 大崎市の吉田祐幸副市長は17日、4年の任期を終え退任した。退任式で吉田副市長は任期中の思い出を語りながら「現場主義で取り組み、困難な状況でも心の窓、視野を広げれば答えは見つかる」と、職員にエールを送った。吉田副市長は県の北部地方振興事務所長、経済商工観光部長などを歴任し、退職後、県住宅供給公社理事長などを経て2022年、副市長に就任。この日、任期満了を迎えた。退任式は市の幹部職員、市議らが集まり市役所で行われた。

 

江戸時代の民間療法や医術

 江戸時代の民間療法や医術を紹介するミニ企画展「いたいの いたいの とんでいけ」が、大崎市図書館郷土展示コーナーで開かれている。当時の文献などから、食による養生やおまじない、売薬、町医者による医術が生活の中でつながっていたことをうかがわせている。展示したのは市教育委員会が所蔵している資料。イラスト付きの「按摩導引法」は、現代ならヨガやストレッチで体を整えるようなマニュアル本で、肺や胸が不調の時は姿勢よく座り、背中を左右それぞれ15回たたき、とある。薬学に当たる「本草学」や食育に近い「食物本草学」の書物、現代の鍼灸に通じる「管鍼法」の図もある。いずれも自然の力で自分や家族の健康を維持する、経験に基づく知恵が詰め込まれている。

 

25人 盤上で熱戦展開

 日本棋院大崎支部(村山靖夫支部長)主催の第9回来楽里記念囲碁大会が12日、大崎市図書館多目的ホールで開かれ、市内外から参加した愛好者が盤上で熱戦を展開した。市図書館の開館に合わせて始まった大会で、同館の愛称「来楽里ホール」から大会名を取った。ルールは簡単だが奥が深く、先を読んで打つ判断力や知力をフル回転させて対局に臨む「高度な知能ゲーム」といわれ、年齢や国籍の違いを超えて楽しめるという囲碁。この日は25人が参加し、段位別3クラスに分かれて対局した。対局が始まると、静かな会場には石を打つ音だけが響き、時折「これはやられた。やっちゃったな」と頭を抱え込む人の様子も見られた。

 

美術部の活動成果披露

 古川学園中・高の美術作品展が22日から27日まで、大崎市民ギャラリー・緒絶の館で開かれる。本年度、17人の新入部員を迎えて25人となり、活気を増している美術部。部活動のほか、授業で制作した作品も交えて成果を披露する。作品展はコロナ禍に始まり、今回で4回目。昨年は200人以上が訪れ、盛況だった。本年度から中学生も部活動に加わり、元気で創作意欲あふれる姿に高校生が刺激を受けている。今回、高校生はアクリルや水彩を中心にした絵画、立体の造形物を出品。中学生は点描画やレリーフで会場を飾る。全て新作で、部員たちはイメージ通り表現できず筆が進まないこともあったが、キャンバスを持ち帰り自宅で描くなど粘り強く完成させたという。