2026/07/010


仏像の陰影巧みに表現

 仏像をモチーフとした切り絵の展示会が大崎市鹿島台平渡の鹿島台郵便局で開かれている。像の陰影を巧みに表現した作品が並び、見る人を魅了している。17日まで(土日除く)。出展者は、同市鹿島台大迫の佐藤雅弘さん(67)。東日本大震災犠牲者の鎮魂の祈りを込め、2011年に自宅兼工房で制作を始めた。各地の仏像を参考に、画用紙にカッターを少しずつ走らせ、像に光が当たった箇所を切り出していく。陰との対比にこだわった立体感ある造形が特徴。特に表情を表現するのに苦心するという。展示作は、毘沙門天像や帝釈天像、天照大神を表現した切り絵や灯籠合わせて10点。顔の半分を覆う光と影のコントラストが、仏像の荘厳な雰囲気を際立たせている。

1年ぶりの再会に笑顔

 大崎市内4地区公民館(古川長岡、岩出山、川渡、田尻)主催の七夕交流会が3日、古川長岡地区公民館で開かれた。2015年に始まったイベントで、4地区からの参加者たちはレクリエーションなどを通して1年ぶりの再会を心から楽しんでいた。研修会で知り合った公民館職員が始めた催しで、当時、旧市町を超えた交流事業は珍しかったという。4地区公民館が会場を持ち回りで開催しており、コロナ禍の中止を経て今回が9回目。60人が参加した。参加者は地区の枠を取り払った4チームに分かれ、レクリエーションを実施。2チームが向かい合って座り、筒状に丸めた新聞紙を使って相手ゴール目指してボールを打ち合う「棒サッカー」は、空中戦に発展し、イエローカードを出されるなど白熱した。

2団体の事業採択

 大崎市地域自治組織活性事業交付金(ステップアップ事業交付金)のヒアリング審査がこのほど、市役所本庁舎であった。本年度1回目の審査で、申請した鹿島台まちづくり協議会「活力ある産業委員会」の地ビール再生プロジェクトと、西大崎地域自治協議会の石巻市雄勝名振地区との交流事業を採択した。2団体には事業に20万円が交付される。活性事業交付金は、交付額が上限100万円のチャレンジ事業交付金と、上限20万円のステップアップ事業交付金の2種類があり、年度内に3回募集している。本年度1回目は5月22日に締め切り、応募があったのはステップアップ事業の2団体で、チャレンジ事業はなかった。

 

台湾の見どころなど学ぶ

 修学旅行の行き先で台湾を選択した古川工業高の2年生16人が8日、大崎市立おおさき日本語学校で留学生と交流した。台湾の見どころやマナーなどを出身者から直接学び、本番に向けて意欲を高めていた。校の2年生237人は11月30日から12月4日にかけ、修学旅行に出発する。ことしから行き先が京都・大阪と台湾の2コースから選ぶ方式となった。この日の取り組みは事前学習の一環で、台湾の言語や文化、風習への理解と興味を深めてもらおうと、日本語学校の協力を得て実施。台湾人留学生8人が日本語で台湾の日常生活やあいさつ、渡航時のマナーなどを高校生に説明した。続くグループトークでは、「絶対食べるべきグルメ」「やってはいけないタブー」といった12のテーマで歓談。留学生がスマートフォンを駆使してお薦めスポットを次々紹介した一方、母国語に対応する日本語が出てこない留学生に高校生が助け舟を出すなど、にぎやかな様子で会話に花を咲かせていた。