2026/07/08


交通死亡事故ゼロ3500日

 大崎市松山地域が6月23日、交通死亡事故ゼロ3500日に達した。市誕生後では最長記録。3日、古川署と市が同地域に感謝状を贈り、事故防止に向けた長年の取り組みをたたえるとともに、記録のさらなる更新に期待した。同地域の交通死亡事故ゼロ記録は、2012年4月に1500日に到達したが、事故発生を受けて仕切り直し。16年8月27日には500日に達したが、同年11月22日に起きた事故で再び仕切り直しに。その後は交通死亡事故がなくゼロ記録を積み重ねてきた。

加藤翠柳の書作品公開

 大崎市民ギャラリー・緒絶の館で、開館30周年を記念する所蔵作品展として地元出身の書家、加藤翠柳さんの作品を公開している。開館時に開催した展示会を30年ぶりに再現する内容で、貴重なコレクションの中から36点を披露している。9日まで。加藤翠柳さん(1909~98年)は、現在の大崎市古川石森に生まれた。教員に合格してから独学で書を始め、仙台市の書道団体、宮城野書人会を創設。独自の「翠柳かな」を開発したことでも知られる。作品によって筆遣いが異なり、1人の書家の展示会とは思えない内容。このうち、武者や兵士らの勇ましい叫び声を意味する「やたけび」は、数本の筆を束にして持ち、全身を使って書いた力作。

道路のごみ拾いに汗

 大崎市建親会(高橋克幸会長)は3日、道路クリーンキャンペーンを市内各地で展開し、市道などでごみ拾いに汗を流した。地域貢献の一環として毎年実施しているボランティア活動で、加盟64社から約200人が参加。市内7地域に分かれて行った。古川地域では市役所本庁舎前の駐車場で出発式を行い、26社から約80人と中島源陽市長が出席。高橋会長は参加者に「大崎市を訪れる人を気持ち良く、安全に迎えるため地域貢献をお願いしたい」とあいさつ。中島市長は「道路のきれいな環境は市民満足度につながる。安全に留意し、活動を行ってほしい」と激励した。

 

公立加美病院 指定管理者制度に移行

 赤字が続き経営形態の見直しが求められている公立加美病院と加美老人保健施設(色麻町四竃)について、両施設を運営する加美郡保健医療福祉行政事務組合の早坂利悦管理者(色麻町長)は6日、同組合議会議員全員協議会で、運営を民間事業者に委託する指定管理者制度に移行する方針を示した。郡内唯一の入院設備を持つ同院と同施設は、医師不足、人件費や物価の高騰、人口減少の影響で、2011年をピークに医業・事業収益が減少。毎年3~5億円超(地方交付税除く)の営業損益を補填するため、色麻、加美両町の負担金は増加の一途をたどっており、町の財政運営を圧迫している。全員協議会では、組合が第三者委員会の答申(2月)をもとに四つの経営形態のメリットやデメリット、導入した際の負担金削減効果などを説明した。早坂管理者は「加美病院は今後もなくてはならない施設であること、両町の負担がこれ以上拡大しないことを第一に判断した」と理解を求めた。