ゼニタナゴなど飼育
大崎市指定天然記念物の淡水魚「ゼニタナゴ」および「シナイモツゴ」の保護に取り組んでいるNPO法人「シナイモツゴ郷の会」(同市鹿島台、高橋清孝理事長)は25日、飼育する里親に鹿島台小の子どもたちを委嘱した。古里の豊かな環境が育んだ希少な生物を後世に伝えてもらうことを願っている。両種はいずれも絶滅危惧種だが、同会の20年余りにわたる活動が実を結び、鹿島台地域の生息池はシナイモツゴが2カ所から7カ所へ、ゼニタナゴは1カ所から4カ所へそれぞれ広がった。昨年9月には市の天然記念物に指定された。天然記念物がすむ環境の現状変更は望ましくないことから、同会は20年間で約6000匹に上ったシナイモツゴの放流会を昨年終了。今後は、シナイモツゴに加えゼニタナゴの里親を近隣小学校に依頼する。生息池が災害被害などを受けた際のリスク分散を図る意図もあるという。
障害の有無超え交流
共生社会の実現を目指し、障害の有無にかかわらず楽しく運動するイベント「インクルーシブスポーツキャラバン」が27日、タカカツアリーナ大崎(大崎市古川総合体育館)で開かれた。県内各地から親子らが参加し、チアダンスやボールを使ったゲームなどで交流した。特別支援学校・学級と通常学級の子どもたちが共に活動することで、障害に対する理解を深めてもらおうと、障害者支援団体の一般社団法人Golazo(ゴラッソ)や尚絅学院大などが主催。2021年から県内各地で開いており、大崎市での開催は6回目。幼稚園児から大人まで137人が参加。両手にポンポンを持ってチアダンスを練習したり、フラフープを使った3人一組のリレーで競走したりして爽やかな汗を流した。このうちサッカーボールを使った運動では2人一組になり、手をつないでドリブルやシュートを練習。その後、4チームに分かれてゲームを行い、ロングパスを成功させたり、ディフェンスをかいくぐってゴールを決めたりする姿が見られた。
アユ釣り7月1日解禁
県内のアユ釣りが7月1日、各河川で解禁される。大崎地方では毎年、江合川と鳴瀬川流域で解禁初日の早朝からさおを立てて釣りを楽しむ太公望の姿が見られる。東北南部は20日の梅雨入り後、低気圧や前線の影響で警戒級の大雨となった日もあったが、鳴瀬吉田川漁協の佐々木和雄組合長によると、河川の増水後に天気が回復するとアユが一気に遡上し、釣果が期待できるという。「昨年は河川の水不足が危ぶまれたが、ことしはまれに見る良いコンディション。面白いように釣れるのではないか」と話している。
社会福祉協力員が研修
見守りや声掛けを通して高齢者や障害者の支援につなげるボランティア「社会福祉協力員」に、大崎市三本木地域の72人が委嘱された。会議と研修会が24日、市三本木保健福祉センターで開かれ、協力員たちが日頃の心掛けを学んだ。三本木地域の協力員は各行政区の区長と副区長、民生児童委員。日頃の業務を通じ気付いた住民のささやかな異変などを市社会福祉協議会に連絡し、支援への橋渡しを行う。任期は、本年度から区長の任期に合わせて1年延ばし、4月からの3年間に改めた。会議と研修会は、市社会福祉協議会三本木支所(熱海嘉明支所長)が主催し、協力員49人が出席。同社協の寺岡清光理事が、委嘱状を行政区長会長の村上一男さんに交付した。研修会の講師は、東北こども福祉専門学院(仙台市)副学院長の大坂純さん。「介護保険だけでは要支援者に支援が届きにくい『暮らしの隙間』に加え、相談相手がいない人が増えている」「団塊ジュニアが高齢者になる2040年問題は、今日の行政区活動の延長上にある」と指摘した。その上で「地域福祉は、困っている人を専門職だけで支えることでなく、暮らしの中で気付き合い、支え合い、必要な支援につなぐこと。顔見知りになることが立ち話や支援につながる」と。
殉職自衛官2人を慰霊
1956年6月26日の飛行訓練で亡くなった自衛隊員、平塚勝一等空尉(当時32)と竹内慶文一等空尉(当時34)の慰霊祭が26日、栗原市若柳畑岡の慰霊碑前で執り行われた。2人が所属した航空自衛隊松島基地の隊員や遺族など約30人が参列し、追悼するとともに無事故への誓いを新たにした。70年前の練習飛行中に2機が空中で衝突。平塚一等空尉の機体は若柳下畑岡の伊豆沼水上に、竹内一等空尉の機体は登米市迫町新田の水田にそれぞれ墜落した。松島基地の開設以来、初めての犠牲で、現在も語り継がれている。当時の地元有志が建立した慰霊碑は長年の風雨や地震で傷み、2020年に新しく建て替えられた。基地を向いて建てられ、両脇には実際に2人が乗っていた機体のプロペラの一部が立っている。慰霊祭は県隊友会栗原支部が毎年実施しており、ことしが70回目。
子育て支援施設で実習
保育の現場で働くことを目指して勉学に励んでいる松山高家政科保育コースの3年生4人は24日、大崎市松山の子育て支援総合施設あおぞら園で実習に臨んだ。生徒たちは園児と触れ合ったり、保育教諭の仕事ぶりを間近で見学したりしながら、夢を膨らませていた。同校の保育実習は、1948年に開校した古川女子高松山分校時代から、地元幼稚園(保育園)の協力を得て行ってきた伝統の教育活動。保育コースの3年生は年7回の実習を通じ、園児が生活する様子や仕事について理解を深めている。初日のこの日、生徒たちは2歳児、3歳児クラスに1人ずつ、4歳児クラスに2人が入り、園庭で砂遊びをしたり、室内保育で絵本の読み聞かせをしたりして園児と交流。遊戯室で開かれた6月生まれの誕生会では、全園児の前で自己紹介し、子どもたちから歓迎の歌をプレゼントされていた。
自慢の歌や踊り披露
「第7回大崎カラオケ交流発表会」が21日、大崎市岩出山スコーレハウスで開かれ、総勢52人の出場者が自慢の歌声や華やかな演舞を披露した。市内外のカラオケ愛好会や日本舞踊などの7団体で構成する「大崎カラオケ交流会」が、各団体の親睦を図るとともに、地域活性化にもつなげようと、隔年で実施している。以前は松山や三本木、鹿島台など市内の地域持ち回りで会場にしていたが、近年は岩出山で開催している。ドレスや着物、スーツに身を包んだ出演者たちは、情感たっぷりに歌い上げたり、華麗な舞をステージで繰り広げたりした。また、小林旭さんに似ていると評判の大和町在住、浅井昭一郎さんがゲスト出演し、小林さんのヒット曲「昔の名前で出ています」「ごめんね」など3曲を披露し、会場に花を添えた。

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