熱中症予防ダンス考案
遠田消防署はこのほど、熱中症予防のポイントを普及啓発するダンスを考案した。本格的な暑さの到来を前に26日、美里町こごた幼稚園で普及啓発事業を行い、園児と地元ダンスサークルが報道関係者にダンスを披露した。ダンスは、同署職員が歌詞と振り付けを考え、人工知能(AI)で作曲した。タイトルは「元気もりもり体操」。「お水、塩分、エアコン」と歌詞で繰り返すなど、小まめな水分、塩分補給とエアコンを活用した過ごしやすい環境づくりの重要性を体で覚える内容。同園の園児とレクダンスサークルさわやかVのメンバーが4月から練習を重ねてきた。普及啓発事業は、熱中症予防行動を定着させようと、同署と美里町社会福祉協議会が協力して実施。園児68人と、さわやかVのメンバー17人が参加し、音楽に合わせて元気よく踊った。
夏うどん、夏パスタ開発
一迫商業高(栗原市)の商業研究部は、地元飲食店「会席料理 丸勝」と共同で、「シャカシャカ夏うどん」と「シャカシャカ夏パスタ」を開発した。地場産野菜と消費者をつなぐ取り組みで、21日には地元で開かれたマルシェに出店した。「夏うどん」はパプリカ、新タマネギ、ナスをトッピングし、食べる際に同店直伝のかつおだしをかける。「夏パスタ」はサンチュやケール、ズッキーニの緑、トマトの赤が鮮やかで、トマトのジュレが全体をまとめる。豚肉やベーコンも使用し、満足感と栄養を両立。食べる前に容器を軽くシャカシャカ振って具材とたれを混ぜる楽しさもある。春に好評だった弁当に続く第2段で、暑くて食欲が落ちる季節にも食べやすい麺類に着目。同店と意見交換し、四つほど出た案に磨きをかけた。
「未来塾」内容など検討中
大崎市議会6月定例会は26日、一般質問に入った。初日は8人が登壇し、4月の市長選で初当選した中島源陽市長が公約した「大崎未来塾」の具体的な取り組み、地域自治活動支援などについて執行部をただした。中島市長は「大崎未来塾」の中身や設置時期は「検討中」と答弁。産業振興では、民間と連携し工業団地造設に取り組む意向を示した。一般質問では、中島市長が市長選で「人、産業、安全を育てる」と語った公約の具体的な取り組みについて2人が取り上げた。中島市長は「大崎未来塾」について「開設時期などは検討中」と述べるにとどめ、「中学生を含む市民を対象としたい」と語った。産業振興では工業団地の造成について質問があり、中島市長は民間と連携し造成を検討していることを明らかにした。また地域自治活動について質問があり、中島市長は「パートナーシップ会議を7月に設置し、本年度末まで地域自治組織の機能や役割、多様な参画、市の支援体制について協議する。メンバーは自治組織委員のほか地域活動を実践している若者など30人で構成する」と答弁した。
冒険家の大場さん講話
世界で初めて徒歩による南北両極単独横断に成功した山形県の冒険家、大場満郎さん(73)の講話が24日、大崎市敷玉小(児童数109人)であった。6年生22人は壮絶な実体験に、興味津々の様子で熱心に耳を傾けていた。最上町で農家の長男として生まれた大場さんは、1983年に農業視察を兼ねてアマゾン川6000㌔をいかだで下ったことがきっかけで冒険家の道へ。97年に北極海、99年に南極大陸の単独徒歩横断に成功した。講話は、「生きる『見つめよう私たちの未来』」をテーマにした総合的な学習の時間の一環。大場さんは冒険で使った道具を紹介しながら、両極単独横断の最中にホッキョクグマに遭遇したエピソードなどを披露。極限環境でのテント生活、凍傷で足の指を失った体験なども語り、児童たちは身を乗り出して聴講していた。
39年の政治活動たたえる
伊藤康志前大崎市長の後援会解散式・感謝の集いが20日、大崎市古川のアインパルラ浦島で開かれた。出席者たちが県議、市長合計39年の政治活動をたたえると、伊藤前市長は「農業振興や青年の育成活動に今後も取り組む」と意欲を示した。実行委員会(内田博美委員長)が主催。後援会会員や関係者約300人が出席した。内田委員長は「県議、市長全てトップの得票で当選できたのは後援会のおかげ。伊藤前市長が後援会としっかり向き合ってきたからこそ」と振り返った。続いて小野寺五典衆院議員、中島源陽大崎市長、県市長会会長の若生裕俊富谷市長があいさつ。このうち小野寺衆院議員は「これだけ分厚い後援会組織は全国的にもまれ」と語り、伊藤前市長初めての市長選に携わった中島市長は「人のつながり、組織力を実感した。初代市長として、うまく地域を融和させてくれた」と5期20年の伊藤市政をたたえた。
「茅の輪」作り境内に設置
半年分の厄を払う「夏越大祓式」が30日午後5時から、大崎市古川諏訪の古川神社(丹野智浩宮司)で行われる。25日には役員や氏子総代有志が式に使う「茅の輪」を手作りし、境内に設置した。夏越大祓式は、年明けからの日常生活でたまった心身の疲労やストレスをリセットし、残り半年の無病息災を祈る行事。人の形に切り抜いた「人形」という紙に名前と年齢を書き、なでて息を吹きかけると、罪やけがれを移すことができるという。くぐることで厄を払えるとされる茅の輪は、有志5人が境内の竹やアシを使った伝統的手法で製作。細く裂いた竹を円形に編んだ後、アシを巻き付け、正円に整えた。
クマ対策の講演も
大崎法人会古川支部(西巻英明支部長)の本年度総会が10日、古川商工会議所で開かれ、本年度事業計画案など2議案を承認した。総会の後、講演会があり、相次ぐクマの出没や大崎市の対策について、市担当者などから話を聞いた。総会には35人が出席。本年度事業としては税務、企業経営に関する研修会や講習会を開催することなどを決めた。講演を行ったのは大崎市産業経済部の安部祐輝部長、狩猟免許を持つ伊勢健一市議会副議長。安部部長は「昨年度のクマの出没件数は436頭で、捕獲したのは過去最大の76頭。鳴子温泉鬼首地域では人身被害もあった」と説明。市はクマ被害対策本部を設置し、市公式LINEにクマ出没アラートの発信を始め、市民への情報提供に努めたことを紹介した。

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