個性的なこけし20点
東北イラストレーターズクラブ(TIC)創立30周年を記念した特別展「TIC30祭」が20、21の両日、大崎市岩出山の感覚ミュージアムで開かれた。会員作家それぞれの個性あふれるこけし20点が展示され、訪れた人たちの目を引いていた。TICは、東北6県に住むプロのイラストレーターの地位向上や親睦を目的に、1995年に発足。特別展は30周年記念イベントの一環として、鳴子温泉インタープリテーション看板(湯めぐり駐車場足湯)の絵を担当した仙台市の佐久間誉之さんが会員仲間に呼び掛け企画した。作品は、桜井こけし(大崎市鳴子温泉字湯元)が用意した5寸こけしをキャンバスに、作家20人がそれぞれの感性と技法を生かして絵付け。伝統の絵柄をドット絵のように描いたもの、小さなこけしを体から生やしたもの、3Dプリントのマスクをかぶせたものなど、鳴子系伝統こけしにとらわれない自由な発想が光る。
ふれあい相撲や講演
安青錦関らが所属する大相撲安治川部屋による地域交流セミナーが20日、栗原市若柳総合文化センターなどで開かれた。約500人の来場者はふれあい相撲で体が大きな力士に立ち向かったり、部屋直伝のちゃんこ鍋に舌鼓を打ったりして楽しんだ。高齢者や障害者(児)を支援する豊明会、医療・福祉サービスを提供する弘慈会(ともに栗原市若柳、石橋侑子理事長)を運営するIWGPグループが、昨年に続いて実施したもので2回目。地元相撲協会を通じ、同市金成出身の安大翔(21)が所属する同部屋との縁が生まれ、交流会に発展した。ふれあい相撲では小中学生が名乗りを上げる中、柔道で全国優勝した経験があるという猛者との一番も。迫力あるぶつかり合いに会場が沸き、拍手が送られた。
多くの投句呼び掛け
大崎市誕生20周年記念事業「大崎地域俳句大会」は10月25日、沼部公民館軽運動室で開かれる。大会に向け、作品の募集を始める。投句は一般の部、小中学生対象のジュニアの部に加え、高校生の部を新設。主催する実行委員会(京極久也委員長)は22日、投句用紙を兼ねた実施要項の発送作業を市役所で行い、多くの投句に期待した。大会は、俳句のユネスコ無形文化遺産登録を目指す運動の振興も目的で、大崎地方の俳句愛好団体が結束して2023年に始まった。前身の大崎市俳句大会から数えると21回目になる。一般の部は「当季雑詠」の未発表句3句一組で応募する。投句料は一組1000円。投句の宛先は「大崎地域俳句大会事務局」宛(大崎市古川荒谷字新町53、花釜幾雄方)。締め切りは8月28日(当日消印有効)。新設する高校の部は、題目が「新米」「紅葉・もみじ」。投句数は1人1句とし、学校で取りまとめて事務局へ応募する。締め切りは9月4日。大会は10月25日午前9時から受け付け。属目2句を投句する。同11時締め切り。参加料1000円。
王将位目指し熱戦
日本将棋連盟古川王将会支部(今野盛基支部長)の「王将位獲得将棋大会」が21日、大崎市古川の台町将棋道場で開かれた。腕に覚えのある会員14人がタイトルを目指し、盤上で熱戦を繰り広げた。対局は、予選で2勝した選手が本選トーナメントへ進み、2敗した選手と本選1回戦で敗退した選手は別枠トーナメントへ回る。予選、本選は25分切れ負け、別枠は20分切れ負けのルールで、クラス分けや駒落ちのない純粋な実力をぶつけ合った。出場者たちは、厳しい時間制限の中で最善手を探り合う、静かながら白熱した試合を展開。その結果、大崎市の佐藤伸3段が上位段位者を抑えて優勝し、第16期支部王将位を手にした。
林野火災の課題共有
岩手県大槌町の林野火災で、緊急消防援助隊として現地で消火活動に当たった大崎広域消防本部消防職員の活動報告会が18日、同本部庁舎であった。出席者に現地での動きを伝えるとともに、「GPS地図アプリを公用携帯に備える必要がある」といった指摘もあり、消防職員が課題を共有し合った。大槌町で発生した大規模林野火災では、宮城県のほか東北、関東地方の都県から緊急消防援助隊が派遣され消火活動を支援。大崎広域消防本部は4月23日から5月3日まで第1次~第4次派遣を行い、合計36人が12日間にわたり消火活動に当たった。報告会には髙橋勇幸消防長や消防職員、藤島善光副管理者ら約30人が出席。第1次~第4次派遣隊に加わった消防職員がそれぞれ写真、動画で現地での活動を説明した。
美しいハーモニー響く
第43回県北合唱祭(実行委員会、栗原市合唱連盟主催)が21日、栗原市若柳総合文化センターで開かれた。女声を中心に男声、混声の41団体、約700人が出演し、美しいハーモニーを響かせた。各団体の活動歴は、約3年から50年と幅広い。選曲は定番をはじめ、戦後80年を過ぎても争いが絶えない現状に寄せる歌、ポップスやオペラ、洋楽と多彩で、アカペラで歌う団体もあった。自由な衣装など、合唱に新しい風を感じさせる内容のステージ。ラストは全員合唱「大地讃頌」で盛大に締めくくった。

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