2026/06/23


地元の竹で箱わな製作

  地元の竹を使ってイノシシの箱わなを作る催しが20日、加美町鹿原地区で行われた。地域住民らが、直径10㌢ほどの太い竹を組み合わせて強固な箱わなを完成させた。同地区では5年ほど前から、イノシシやクマに収穫間際の農作物が荒らされるなどの被害が深刻化している。そこで、イベントとして里山の獣害対策に取り組もうと、鹿原地区コミュニティ推進協議会(早坂安美会長)が企画した。人口減少や後継者不足で放置されている竹林を地域住民が伐採し、切り出した竹を活用して箱わなを作り獣害対策に役立てようというもの。地域の自然環境保護も目的としており、地区住民や町猟友会員ら約20人が参加した。箱わな作りは鹿原地区地域づくりセンターで行われ、縦2㍍、横4㍍の側面と天井、奥部、ゲート面のパーツを作製。参加者たちは1週間前に伐採した100本余りの竹を電動のこぎりで切ったり、鉄線でしばったりして協力しながら各パーツを作り上げていった。その後、箱わなを仕掛けるサツマイモ畑に各パーツを運び、組み合わせて完成させた。

日本代表の活躍に歓声

 サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会1次リーグの日本対チュニジア戦は日本時間の21日、メキシコのモンテレイ競技場で行われ、日本が4-0で勝利した。大崎市古川のパブ燦呂道(サンロオド)ではパブリックビューイングが行われ、古川杉の子サッカースポーツ少年団と親の会の参加者約50人が、日本代表に熱い声援を送った。世界トップ選手の活躍を子どもたちに見てもらおうと、同団指導者で県サッカー協会常務理事の加藤栄徳さんと、燦呂道の佐々木哲朗店主が企画。日本代表のレプリカユニホームに身を包んだ子どもたちは得失点予想を紙に書き込むと大型モニターの前に陣取り、午後1時のキックオフを待った。試合が始まると、身を乗り出して観戦し、目まぐるしい展開に一喜一憂。開始4分で中村敬斗選手が左サイドから中央に折り返し、鎌田大地選手がバックヒールで先制点を奪うと、飛び上がって歓声を上げた。

園児が交通ルール学習

 幼児を対象にした涌谷町の交通安全教室「こじかクラブ」が18日、同町の涌谷自動車学校で開かれ、園児たちが安全な横断歩道の渡り方やシートベルトの有効性を学んだ。約50年にわたり続いている伝統ある取り組み。2005年からは同校の協力を得て、教習コースで実際に近い形で交通ルールを学んでもらっている。本年度は町内の公立、私立合わせて4園の4~5歳児73人を対象に年間5回を予定。このうち2回目を同自動車学校で実施する。この日参加したのは、さくらんぼこども園の5、6歳児計30人。教習車が急ブレーキをかけると、後部座席に乗せられた人形が前席にぶつかる様子を目の当たりにして乗車中にシートベルトが欠かせないことを学んだ。

 

自己ベスト目指し挑む

 大崎地区と栗原市合同の中学総合体育大会陸上競技は13、16の両日、栗原市築館陸上競技場で開かれた。大崎地区18校、栗原市7校、三つのクラブチーム総勢350人余りの選手たちが自己ベスト更新を目指し、各種競技に挑んだ。大崎地区と栗原市の合同開催は初めて。少子化などを背景に、単独開催の継続が難しくなったことが主な理由。競技は男子16種目、女子14種目を実施。初日は雨のため途中で中止となり、16日にリレー種目を行った。選手たちは日頃の練習成果を発揮して競技に挑み、熱気あふれる戦いを展開。大崎地区は、男子の古川東中が5種目を制し、3年100㍍では小野篤志、千葉太陽、藤村大地選手が上位を独占した。女子は古川黎明が4種目を制した。

 

ネコ過剰繁殖 手術で防止

 大崎市環境保全課は16日、市議会と共催で地域とネコを巡る問題を理解する研修会を市役所本庁舎で開いた。「にじのはしスぺイクリニック宮城分院」(大崎市三本木)の松田聡子院長(54)を招き、ネコの去勢や避妊手術を移動手術車で行い、過剰繁殖を防ぐ取り組みについて話を聞いた。獣医師の松田さんは昨年5月、県職員を辞職し同分院を開設。「にじのはしスぺイクリニック」は岐阜県に本部があり、山梨県や高知県などで同じ志を持った獣医らが移動手術車で出張手術を行い、ネコの過剰繁殖防止に取り組んでいる。研修会は、多頭飼いなどネコを巡る問題の相談を同課や市議らが受けることがあることから、課題解決に取り組む松田さんの活動を聞こうと開催。市職員、市議ら50人ほどが出席した。松田さんは「過剰繁殖を防ぐには避妊、去勢手術しかないが、数が増えると動物病院に連れていくのは難しく、費用の問題もある」と、移動手術車で課題に取り組むことにしたと説明。「60匹のネコを飼っていた独居高齢者の例もある」といい、「福祉部門との連携も重要」と語った。