2026/06/21


工事進む中山平大橋見学

 大崎市鳴子小中の6、7年生42人は17日、宮城県と山形県を結ぶ同市鳴子温泉中山平地区の国道47号で工事が進む「中山平大橋」を見学した。見学は昨年5月に続き2回目で、今回は完成した橋桁を渡ったほか、工事に使われたデジタル技術も体験し、大きな橋を造り上げた仕事に関心を深めていた。中山平大橋は、大谷川や既存の橋をまたぐ歩道付き道路橋で、全長159㍍。山間部における急カーブでの交通事故削減および交通の円滑化を目的とした「中山平地区線形改良工事」の一環でおととし2月から建設が進められ、今月橋桁が完成した。舗装と国道との接続を残しており、7月10日の工事完了を目指している。見学会は、公共事業や建設業界に興味関心を持ってもらおうと、国土交通省仙台河川国道事務所が企画。児童生徒たちは昨年5月の前回、中央の橋脚から大谷川の両岸に向かって少しずつ橋桁を伸ばしている現場を見学した。

 

大田原引きパレード

 農村の魅力を詰め込んだ一大行事「活き生き田園フェスティバル」(実行委員会主催、大崎タイムスなど後援)が13、14の両日、美里町南郷地域で開かれた。巨大な大俵が披露されたほか、長靴を飛ばす距離を競うユニークな催しも繰り広げられ、のどかな初夏の田園地帯ににぎやかな声が響いた。フェスティバルの目玉で、県内有数の穀倉地帯を象徴するのが大俵。直径3㍍、長さ4㍍に及び、一般的な俵に換算して500俵分に上る。台車に載せた大俵を引いて地元の児童たちが子ども会別に町南郷庁舎前をパレードしたほか、大俵の両端につないだ綱を「わっしょい、わっしょい」と引っ張り、ことしの豊作がササニシキとひとめぼれのいずれになるかを占った。「長ぐつ飛ばし大会」では、小学生と一般合わせて約80人が男女学年別にステージ上で長靴を正面に脱ぎ飛ばした。優勝賞金5万円(一般の部)を目指して力むあまり、脱いだ長靴が宙を舞って出場者の目の前に落ちたり、踏切ラインを踏み越えて失格になってしまったりして会場から笑いと歓声が上がっていた。

留学生と会話弾ませ

 古川商工会議所女性会(松倉良子会長)は18日、JR古川駅前の環境美化活動を行った。通学に駅を利用している大崎市立おおさき日本語学校の留学生も参加し、力を合わせてごみ拾いや除草作業に汗を流した。社会福祉事業の一環として毎年この時期に行っている活動で、ことしは日本語学校の学生たちと交流を深めようと、下校時間に合わせて実施。〝大崎の玄関〟をきれいにしようと、会員12人と生徒10人が参加した。参加者は2~3人で一組となり、広場中央の植え込みやバスプール、タクシー乗り場などを回って目を凝らした。ごみはほとんどなかったが、タイルの隙間などから雑草が生えているところがあり、それらを鎌で丁寧に取り除いた。会員は学生に「どこから来たの」「将来はどんな仕事をしたいですか」などと声を掛け、会話を弾ませながら作業。学生の知っている漫画家が市内に住んでいると知って驚く場面も見られた。

 

風景や人物など46点

 大崎市古川を拠点に活動している洋画サークル「きが~るアートDo」の第23回絵画展が19日から、市民ギャラリー・緒絶の館で開かれている。風景や人物を描いた作品、模写など会員20人と講師の我妻宏也さん(美里町)の作品合わせて46点が展示されている。25日まで。同会は、旧古川市志田地区公民館が開いた「初心者のための絵画教室」閉講後の2002年、教室の有志で結成。「色彩の魔術師」の異名をもつ巨匠「シャガール」と「気軽」を掛け合わせたグループ名には、気軽に制作を楽しもうという意味が込められている。現在は月に1度、古川志田地区公民館に集まって腕を磨いており、展覧会で入賞する会員も増えている。絵画展は活動の成果を披露する場で、会場には森の風景、水の輝きが美しい湿原、夢中で遊ぶ子どもたちを生き生きと表現した作品などがずらり。毎回、初日に我妻さんが全作品を講評するのが恒例で、「構図がいい。自分が思った色を作れるかどうか」などのコメントに、来場者たちも耳を傾けていた。

 

全校で「花いっぱい運動」

 大崎市古川北中は16日、花を植えることで地域の景観を良くし、人の心を豊かにすることを目的とした「花いっぱい運動」の一環として、全校生徒157人で学校内外の花壇などに4種類の花苗500株余りを植栽した。

 20年以上続く同校の伝統行事。「あいさつ」「植栽」「歌声」の3運動を主とする三大活動委員会が音頭を取り、毎年、春と秋に行っている。用意したのは白やピンク、オレンジ、紫色などのマリーゴールド、ベゴニア、セロシア、ニチニチソウの苗。生徒たちは校舎前や校門周辺、県道沿いの植栽場所に移動すると、委員会の指示に沿って花苗を配置。育苗ポットから静かに取り出し、スコップを使って丁寧に植えていった。