宝探し楽しむように
「三本木古本市」が13、14の両日、大崎市の道の駅三本木やまなみ敷地内にある亜炭記念館市民ギャラリーで開かれた。宮城、岩手の店が幅広いジャンル、年代の古書やレコードなどを陳列し、訪れた人たちは宝探しをするように会場をゆっくり眺めていた。次回は11月28、29の両日、同会場で開かれる。出店したのは、テンガロン古書店(大崎市)、萬開堂書房(栗原市)、イーストリアス(気仙沼市)、虔十書店(岩手県一関市)と特別出店のだらに~書店(大崎市)の5店舗。セピア色の装丁に重みがある古本をはじめ、戦時中に参謀本部が作製した地図、昭和のポスター、掛け軸、レコード、個人が自費出版した冊子を並べた。手に取った本に夢中になったり、洋楽と邦楽それぞれのレコードを収めた棚の前で1枚ずつ取り出し、懐かしさに笑顔になったりする人の姿が見られ、多くの来場者は世代を問わず長居に。店主との語らいも楽しみ方の一つで、心に響いた本や商品を買い求めていた。
OB招き「美里学」授業
地域住民を講師に招いて地元の歴史について学ぶ授業が12日、美里町北浦小(菅原博校長、児童数91人)であった。6年生16人が、カラーで再現された昔の写真などをもとに古里の歩みに触れ、地元への愛着を深めた。同町は、地域連携教育「美里学」として地域の歴史や産業、偉人について学ぶ学習を6小学校全てで進めている。今回の授業もその一環。この日、講師を務めたのは同校OBで学校評議員の団体職員、武田博道さん(53)=同町北浦=。授業に向け、町や国土交通省北上川下流河川事務所の記録のほか、地元に点在する碑文を参考に資料を作り、モノクロ写真はAIソフトでカラー化した。資料を基に武田さんは、1万年前は一帯が海で、その名残が貝塚として2カ所に残っていることや、やがて豪族が現れて県北最大級の「京銭塚古墳」や「山前遺跡」が作られたことを紹介。また、江戸期から明治初期にかけ、近くの船着き場から大量の地場産米が江戸へ送られていたことに触れ、「小牛田のコメが江戸の人々の暮らしを支えていた」と語った。
おおさき花火大会8月1日
大崎市古川地域の夏の風物詩「おおさき花火大会」は8月1日、同市古川の江合川河川敷(江合川橋下流)で開かれる。一般観覧会場は午後5時半に開場し、打ち上げ開始は同7時半。約5000発の大輪が夏の夜空を彩る。花火大会は、大崎市の青年経済人でつくる一般社団法人おおさき青年会議所(おおさきJC)が、「おおさき古川まつり」の前夜祭として2009年から毎年開催。5月8日には古川台町の商業施設「リオーネふるかわ」駐車場前に看板を設置し、大会をPRしている。花火は8月1日午後7時半から9時まで、大崎市古川渕尻の江合川橋下流河川敷から打ち上げる。メインテーマは「きらり-無邪気な輝きを永遠に-」。観覧会場は打ち上げ場所に近い古川福沼の堤防上で、迫力ある光と音を楽しめる。小雨決行で、荒天中止。
薬萊山の看板清掃
大崎市古川の清掃・廃棄物処理業、グローバル環境システム(加藤康明代表取締役)は6日、加美町の薬莱山登山道に設置されている案内看板16枚の清掃を行った。看板は同社が寄贈したもので、社員たちが山頂付近まで登りながら作業に汗を流した。薬莱山(標高553㍍)は、美しい山容から「加美富士」とも呼ばれる同町のシンボル。登山道の看板は旧小野田町時代に設置。スタート、ゴールのほか、706段ある階段の50段ごとに、現在の段数と残りの段数が書かれた看板が取り付けられている。この日は、加藤社長含め社員10人が参加。クマスプレーを持参し、爆竹を鳴らすなどして警戒しながら登り、看板を一枚一枚清掃。洗剤をかけてスポンジでこすり、リュックに背負ったペットボトルの水をかけ、乾いたタオルで拭いて仕上げた。
3地区の高齢者交流
大崎市古川の富永、高倉、清滝地区公民館は12日、旧清滝小体育館でスマイルボウリング交流会を開いた。毎年恒例の合同事業で、今回は約40人が参加。会場には笑いと歓声があふれ、地区を超えた交流の輪が広がっていた。親睦と健康づくりが主な目的で、チームは3地区混合で編成。70~90歳代の参加者には中学時代の同級生同士などがおり、「1年ぶりだね、最近どう?」と再会を喜ぶ声も聞かれた。スマイルボウリングはニュースポーツの一つで、ゲートを倒さないようボールを投げ、10本のピンをできるだけ少ない投球で倒すことを競うゲーム。屋内で行うため天候に左右されず、長く歩くこともないので、多くの地区でレクリエーションやサークル活動として親しまれている。競技が始まると、ほんのわずかなずれでピンを倒せず悔しそうな表情をする参加者がいる一方、ストライクや好プレーには応援席からも盛んな拍手と歓声が飛んだ。腰や膝にトラブルを抱える人も、ボールを手に若々しいプレーで会場を盛り上げていた。
地域福祉の課題調査
東北福祉大福祉行政学科の学生たちが13日、大崎市を訪れ、住民と一緒にフィールドワークを行った。福祉に係る地域課題解決に向けた取り組みに参加することで、福祉への理解と学びを深めるのが狙い。学生たちは27日に再訪してフィールドワークを継続するとともに調査の取りまとめを行い、7月の報告会で地域活性化の提案を発表する。同大が大崎市、市社協とともに締結している「地域福祉の推進に係る連携協定」に基づくプロジェクト実践活動。計25人の学生が3グループに分かれ、古川、松山、田尻地域でフィールドワークに取り組んだ。このうち松山地域には8人が訪問。松山まちづくり協議会や市体育協会松山支部の案内で、酒ミュージアムや松山ふるさと歴史館、B&G海洋センター、体育研修センター飛翔館を視察。市や社協、まちづくり協議会の担当者から課題のほか、歴史や文化、地域資源についての話を聞き、課題解決のヒントを探った。

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