大輪のヒマワリ咲いて
大崎市三本木斉田の「ひまわりの丘」で7日、親子ら約80人がヒマワリの種まきを行った。参加者たちは、一面に大輪の花が咲くことを期待しながら作業に取り組んだ。ひまわりの丘は広さ約6㌶。毎年7月下旬から8月上旬にかけて約40万本のヒマワリが咲き誇り、「三本木ひまわりまつり」期間中は県内外から多くの観光客が訪れる。種まきは、大崎市誕生20周年記念事業として同まつり実行委が実施。「親子でひまわり大作戦!~みんなでつくるひまわりの丘~」と題し、種まきと除草の全2回の作業を行う。作業場所は、観光客の目に最も触れる売店前のほ場。この日は霧雨が降るあいにくの天気となったが、親子らはヒマワリ畑を管理している「ひまわり観光花卉栽培組合」(小澤茂寿組合長)の指導を受けながら熱心に作業。土に深さ2~3㌢の穴を掘って種を1粒入れ、優しく土をかぶせた後、じょうろで水をかけた。また地元の建材メーカー大手、YKKAP東北製造所の社員らが地域貢献ボランティアで協力した。
氷山やオーロラなど
第49次日本南極観測隊に参加した県環境教育リーダーの石井洋子さん(53)による写真展「彩りの南極~気象隊員が見た南極の風景~」が、美里町小牛田図書館2階町民ギャラリーで開かれている。南極で撮影した氷山やオーロラなどを中心とした28点が展示され、訪れた人の目を引いている。7月1日まで。石井さんは2007年11月から09年2月まで、昭和基地で越冬隊の気象部門を担当。滞在中は趣味のフィルムカメラで彩り豊かな南極の夕焼け、雪原にたたずむアデリーペンギン、夜空に揺らめくオーロラなどを写してきた。展示作品のうち、砕氷船しらせの船首から流氷に覆われた海原を望む「南極へ」は、縦約1・5㍍、横約3・5㍍に引き延ばしたパノラマ写真。昭和基地へ向かう途中に撮影したもので、暗いブルーの空、水平線に見えるテーブル状の氷山が非日常的な雰囲気を醸し出している。
議会倫理条例制定へ
大崎市議会の議会改革推進協議会幹事会が10日、市役所本庁舎の議会第1委員会室で開かれ、議会倫理条例を制定することを了承した。来年2月の市議会定例会に提案することを目指し、条例案策定作業に入る。議論ではハラスメント防止条例制定も併せて検討するよう求める意見もあり、幹事会で議論を進めることとした。議会倫理条例は栗原市、登米市などの市議会で例がある。大崎地方では涌谷町議会がことし3月、色麻町議会は6月の定例会で条例案を可決した。議会基本条例では、第20条で議員の政治倫理について定めている。しかし、ハラスメントなど地方議員のモラルが問われる事例が全国で見られ、改選前の幹事会で条例の必要性を指摘する意見があり、次期幹事会でも議論が必要としていた。幹事会には座長の伊勢健一副議長、各会派の代表8人と佐藤弘樹議長が出席。出席した議員からはこれまでの議論を踏まえ、「改選された議会で条例を設置すべき」とする発言があり、反対、慎重な意見はなかった。また「ハラスメント防止条例と2本立てとする自治体もあり、併せて議論を」と求める声があった。
店舗訪問し防犯啓発
加美商工会青年部(浅野健太部長)は10日、加美町中新田地区の花楽小路商店街で防犯啓発活動を行った。各店舗を巡って特殊詐欺被害防止などを呼び掛け、地域の防犯意識向上を図った。全国約1550の商工会青年部が、毎年6月10日の「商工会の日」に合わせてボランティアなどを行う「〝絆〟感謝運動」に基づく活動。コロナ禍で一時中断していたが、昨年から再開した。この日は部員8人が青年部のベストを着て、加美署生活安全課の署員とともに27店を訪問し、啓発グッズとチラシが入った袋を配布。店主らは「頼もしいね」「頑張って」と声を掛けたほか、「金を振り込めと文書で来た」「怪しい電話がかかってきた」と実体験を語る人もいた。
伐採されたサクラ活用
大崎市岩出山の城山公園にある蒸気機関車(SL)を維持管理している一般社団法人鉄道文化連結会(大場正明代表理事)は6日、年老いて伐採された同公園のサクラで製作したベンチ1脚を市に寄贈した。ベンチの材料は、SL周辺にあったソメイヨシノ。寿命が近づいて倒木の危険が高まったため、昨年2月、惜しまれながら伐採された20本のうちの1本を、同会が造園業者から譲り受けた。ベンチは岩出山の建築設計事務所スタジオシンクロール(渋谷大輔社長)が設計し、地元の製材所や家具職人が製材、作製を担当。岩出山ふるさと音頭の一説「松の緑に城山桜」にちなみ、「城山桜の思い出ベンチ」と名付けた。

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