2026/06/09


ご当地グルメ一堂に

 大崎市や県内外のご当地グルメを一堂に集めた「おおさき食楽まつり」(実行委主催、大崎タイムスなど後援)が6、7の両日、同市鳴子温泉のゆめぐり広場で開かれた。実行委によると、2日間で約5500人が訪れ、地域の山海の幸に舌鼓を打った。食育と食産業の振興や交流人口増加を狙いに鳴子温泉地域で開いているイベントで、ことしで17回目を数える。JR陸羽東線の利用促進につなげようと、昨年に続いて鳴子温泉駅に近い同広場を会場に選び、鳴子御殿湯駅に近い市鳴子総合支所からシャトルバスも運行した。会場には26ブースが出店。おおさきジビエのホットサンドやミートパイといった新商品、相撲部屋直伝の地元名物「なるこちゃんこ鍋」のほか、ウニ焼きやホタテ焼き(石巻市)、北上コロッケ(岩手県)などがずらり。地酒や地ビールなどアルコールも並んだ。

 

名産「北浦梨」の摘果体験

 美里町北浦小(児童数91人)の3年生19人は5日、地元北浦地区のナシ農園を訪れ、名産「北浦梨」の摘果を体験した。子どもたちは「大きく、おいしく育って」と願いながら作業に取り組んだ。

 同校3年生は総合学習で北浦梨について学んでいる。摘果は余分な実を間引きする作業で、大きくて高品質なナシを育てるために欠かせない。この日は遠藤梨園を訪問。代表の遠藤とし子さん(74)から北浦梨の成り立ちや摘果する理由について教えられた後、23㌃のナシ園に繰り出した。子どもたちは遠藤さんの家族から指導を受けながら、直径2~3㌢ほどに育ったナシの実を剪定ばさみで慎重にカット。徐々に慣れてくると、実が余分に付いた房を探し当て、1房当たり2個になるよう次々と切り取っていった。

 

「食」の専門的学び展開

 来年4月に大崎市鹿島台地域に開校する新たな高校「大崎創成高」の学校説明会が6日、県大崎合同庁舎で開かれた。受験を検討している中学生と保護者ら約100人が参加し、「食」をテーマに農業、家庭、商業の専門分野を広く学べる新たな学校について関心を深めていた。大崎創成高は、松山高(大崎市松山)、鹿島台商業高(同市鹿島台)、南郷高(美里町南郷地区)の3校を再編、統合して誕生する新高校。生産から販売までの「6次産業化」を学べるのが特徴で、校舎隣に一般者が入れるカフェ棟を設置し、高校生が店舗を企画、運営して学びを実践する。学科は「アグリ・フード・ビジネス科」の単科で、専門高校としては県内初の単位制を採用。世界農業遺産を学ぶ「大崎耕土学」や「醸造(発酵)」「地域ビジネスプランニング」など、他校にはない独自科目がある。1学年160人で、鹿島台商業高の敷地内に新校舎の建設が進んでいる。

 

自作の衣装でさっそうと

 松山高の家政科集会が4日、校内で開かれ、同科の2、3年生37人がコース選択の参考にしてもらおうと、1年生9人に対して日頃の学習成果を惜しみなく披露した。家政科を設置しているのは、県北部で同校が唯一。2年生から被服、保育、調理の3コースに分かれ、衣服デザイン、和洋中料理と製菓、保育実習などの専門分野を学ぶ。家政科集会は40年以上続く伝統行事だが、学校再編で再来年度に閉校するため生徒募集を停止しており、集会はことしが最後。発酵、ジャム作り、保育実習演習などをコース別に紹介した。このうち被服コースは生徒がデザインした衣服のファッションショーを行い、2年生はパンツやスカート、3年生が浴衣を発表。作り込まれたおしゃれなコーディネートでさっそうとランウェイを歩き、1年生たちの目をくぎ付けにした。

 

着物や浴衣リメーク

 家庭のたんすに眠っている着物や浴衣をリメークした作品の展示即売会が5、6の両日、大崎市三本木の道の駅三本木やまなみ敷地内にある亜炭記念館ホールで開かれた。開始時刻前から客が集まる人気ぶりで、一点物を手に取り買い物を楽しむ姿が見られた。手作り教室「寺子屋」が年3回開いている恒例イベント。今回は浴衣や夏物の着物、つむぎ、かすりなど肌触りが良く、暑い季節を快適に過ごせる生地のワンピースやブラウス、Tシャツとワイドパンツのセットを多く出品。蚊帳のコースターやランチョンマット、帯を生かしたバッグ、創作する人向けの生地といった小物も豊富にそろえた。