2026/06/02


馬にまつわる絵馬や像

 馬にまつわる絵馬や像などを展示した「午歳御縁年 午謝展」が、大崎市岩出山下野目の大崎八幡神社(多田正隆宮司)で開かれている。一般初公開の木像もあり、地域の歴史を感じさせる貴重な品々が参拝客の目を引いている。観覧無料で29日まで。展示しているのは、同神社のほか、多田宮司が受け持っている馬主神社(岩出山南沢)、諏訪神社(岩出山下真山)、薬王天神社(古川清水)に奉納されている絵馬85点と像9体。午年に合わせ、馬に関する奉納物を多くの人々に見てもらおうと開催した。馬像のうちひときわ目を引くのが、1913(大正2)年に馬主神社の氏子28人が奉納した高さ約70㌢、体長約110㌢の木像。本物の馬のたてがみや皮が使われており、初めて一般に公開された。絵馬は、祈願主が自ら馬の絵を描いたもの、漢字で「馬」と記したもの、板に蹄鉄を打ち付けたものなどさまざま。多くが馬の健康や武運長久を祈ったものとされている。

地域に出向きコンサート

 大崎市古川の李埣西集会所で5月30日、古川高合唱部のミニコンサートが開かれた。住民交流の場「お茶っこ会」の企画で、訪れた人たちはなじみ深い歌のほか、クイズやダンス、全員合唱も交えた盛りだくさんステージを大いに楽しんでいた。コンクール県大会で何度も金賞を受賞し、東北大会への出場歴もある古川高合唱部。以前は地域に出向いての活動も行っていたが、コロナ禍で途絶え、現部員たちにとっては今回が初めて。昭和ヒットソングに合わせて振り付けしながら歌詞を口ずさむなど、歌声喫茶のような雰囲気。若々しい透き通った歌声で会場を包み込んだ。

JR西古川駅 管理業務 市から地区へ

 大崎市は、JR東日本から受託している陸羽東線西古川駅の管理、乗車券販売業務を地区に移行することにし、1日、同駅で市から請け負う西古川地区振興協議会関係者や市職員、JR職員らが出席してセレモニーが行われた。同協議会は受託を契機に、駅を地域づくりの拠点としても活用していく方針。西古川駅の管理は昨年4月、市立おおさき日本語学校が近くの旧西古川小に開設されたことに合わせ、市がJR東日本から受託し有人化を図った。市は職員が交代で平日、同駅に常駐して業務に当たってきたが、駅を利用した地区の活性化を目的に移行することにした。委託費は年間約313万円。移行式には関係者ら30人ほどが出席。駅で平日、業務に当たる西古川地区振興協議会事務局長の髙橋幸一さん(60)に市職員が「駅長」のたすききをかけたほか、陸羽東線で登校する日本語学校の学生を出席者が出迎えた。

 

駅前大通に店舗移転

 宮城第一信用金庫古川支店が1日、大崎市古川駅前大通4丁目に移転、オープンした。職員や関係者ら約30人が集まりセレモニーを行い、地元密着型の金融機関として市民に寄り添う思いを新たにした。同支店は1974年3月、同市古川台町に開店し、98年11月、古川台町の別の金融機関から施設を譲り受け移転した。その店舗も老朽化が目立ってきたことから、古川駅前大通の銀行空き店舗をこのほど購入した。セレモニーでは関係者がテープカット。菅原長男理事長は「52年の歩みは、暮らしと事業を支えた証しと誇り。便利で親しみやすいこの場所に新たな息を吹き込み、次の50年に向けた新たな挑戦の拠点とする」、髙野敏広支店長も「多くの皆さまに支えられ52年。気持ち新たに地域に貢献したい」とあいさつ。

 

昔ながらの田植え学ぶ

 加美町宮崎小(鈴木義和校長)の5年生19人が5月29日、学校近くにあるビオトープ「めだかの学校」の学習田で昔ながらの田植えを体験した。ビオトープに生息する生物や稲作文化、水田の自動抑草ロボットなども学び、田んぼと自然のつながりについて理解を深めた。指導したのは、ビオトープを管理するNPO法人「石母田ふる里保全会」(渡邊哲会長、会員約60人)。ビオトープでは、有機農法による田植えや古代の農法「投げ植え」が体験できるほか、田んぼに生息する生き物を観察し、生態系を学ぶこともできる。渡邊会長(74)によると、「農薬を使っていないので、さまざまな生き物がいる」という。学習田は広さ約5㌃。はだしで田んぼに入った児童たちは、木枠を転がして目印を付けた後、会員が育てた「ひとめぼれ」の苗を5~6本ずつ手で植え付けた。手足だけでなく、体操着や顔まで泥まみれにしながらも、楽しそうに笑顔で作業していた。