乾田直播の情報共有
乾いた田んぼに直接種もみをまく乾田直播栽培の情報共有を目的とした現地検討会が26日、美里町で行われた。乾田直播を行っている農家や導入を検討している生産者、農業団体関係者ら52人が入水前のほ場を見学し、水田に苗を植える従来の米作りと異なる管理方法について理解を深めた。乾田直播は育苗や水を張った田んぼをトラクターなどでならす代かきがいらないため、高齢化や担い手不足に悩む農家の負担軽減につながるとして大崎地方でも近年普及が進んでいる。しかし、入水前の雑草管理やあぜの漏水対策など、特有の課題も多い。この日の検討会は、乾田直播の知識や技術を生産者間で交換、共有してもらおうと、県美里農業改良普及センターと新みやぎ農協みどりの総括営農センターが初めて開催。参加者は主食用米の乾田直播を行っている町内のほ場3カ所を見学し、担当者から種まきの時期や除草剤の散布方法、苦労した点などについて説明を受けた。現地見学後に南郷営農センターで開かれた室内検討会では、県古川農業試験場の作物栽培部水稲チームが「乾田直播栽培の入水前後の管理について」と題して講話。散布できる除草剤の種類や時期、まき方について解説したほか、特定の除草剤に抵抗性を持つノビエの発生についても注意を呼び掛けた。
サツマイモの苗植える
美里町不動堂小(児童数471人)は25日、同校の畑で小牛田農林高との交流学習を行い、児童たちが高校生に教えてもらいながらサツマイモの苗を植えた。高校生との交流は、人や社会と関わる中で社会性や勤労観を養う「みやぎの志教育」の一環として2024年から実施。この日は1年生と特別支援学級の児童計81人と、小牛田農林高農業技術科野菜専攻班の3年生7人が参加した。苗は小学校が購入した「紅あずま」。畝沿いに並んだ児童たちは、高校生の指導を受け深さ約10㌢の穴を手で掘った後、長さ20㌢ほどに成長した苗を丁寧に植えた。児童たちは高校生たちを「先生」と呼んで慕い、穴掘りを手伝ってもらったり、植え方を確認してもらったりする姿も。高校生たちも笑顔で優しくアドバイスしていた。
「魅惑の低音」のど競う
大崎市松山出身の歌手、フランク永井さん(1932~2008年)の持ち歌をテーマにした「フランク永井歌コンクール」(大崎市松山まちづくり協議会、実行委員会主催、大崎タイムスなど後援)が10月17日に開かれる。これまでは松山地域で開催してきたが、今回は市誕生20周年記念とし、会場を村田工務所パタ崎さんHallおおさき(市民会館)に移す。出場者を募っている。フランク永井さんは、「魅惑の低音」で昭和歌謡界に大きな功績を残したムード歌謡歌手。没後18年を迎えるが、今も多くの人たちが、故人が残した歌や生前の人柄を慕っている。コンクールは、フランク永井さんの歌を歌い継ぎ、文化伝承や地域活性化につなげるのが狙い。前回まで地元松山で2日間にわたり開催していた。出場者は10~80歳代と幅広く、優勝者には女性もいる。13回目のことしは市の節目に合わせて古川で1日限りの開催とし、エントリー曲の2番までを暗譜で歌う。審査のポイントは歌唱技術の高さに加え、伸び伸びした歌い方など。第3位まで賞状とトロフィー、副賞を贈る予定。
保育者へ夢膨らませる
宮城誠真短大のオープンキャンパスが23日、大崎市古川の同短大で開かれた。本年度1回目のオープンキャンパスで、高校3年生を中心とした17人と保護者が参加。入試の日程や内容、特待生制度に関する説明を受けたほか、同短大卒業生で小規模認可保育園長を務める千葉桃子さんの講話を聞き、将来の夢を膨らませた。同短大は少人数制でのきめ細やかな指導で専門的な知識と技能を習得し、社会に貢献できる保育者を育成。また、付属幼稚園があり実践力も高められる。千葉さんは講話で、「毎日精いっぱいだが、子どもの人生に関われることがやりがい」「卒業後も小まめに連絡くれる先生がいて、精神的な支えになった」と、夢をかなえた思いや温かい母校の支援などを紹介。保育士らしい、子どもを引き付ける絵本の読み聞かせも披露した。
サーカスのライブ満喫
男女4人組のボーカルグループ、サーカスの野外ライブを楽しむ催し「Mr・サマータイムに乾杯!」が24日、大崎市古川柏崎の寒梅酒造敷地内で開かれた。小雨が降る中だったが、全国から集まった250人余りのファンは美しいハーモニーに聞き入り、ご当地の酒と食事で大崎の豊かさも実感していた。サーカスのメンバーが代表曲のタイトルと同じ同社の夏酒「Mr・サマータイム」の存在を知ったのがきっかけで始まったイベントで、今回が4度目。夏酒は華やかな香りとほのかな酸味が特徴で、会場でウェルカムドリンクとして振る舞われた。

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