2026/05/26


幅広い作風の作品700点

 大崎市古川在住のイラストレーター、長瀬れい子さんの個展「小さなアート展」が23日から、市民ギャラリー・緒絶の館で開かれている。アクリル絵の具や色鉛筆で仕上げた絵手紙や和紙タペストリー、びょうぶのように折り畳みバッグに収まるミニ手帳など約700点が会場を彩り、訪れた人たちを魅了している。29日まで。作品は、野菜や果物、生き物、雑貨の絵に「いまだ近道を知らない私です」「過去とは将来の教科書」といった一言が添えられている。写実的なペン画、浮世絵の大首絵風、消しゴムはんこなど、個展とは思えない幅広い画風の作品がずらり。木箱のような身の回り品を、柔軟な発想で作品にしたものもある。30年ほど前に古川第一小の1年1組を描いた大作は、第1回個展に出品して以来、久々にお披露目したという「宝物」。赤い頬と無邪気な笑顔がいっぱいで、多くの人が立ち止まって「かわいいね」と見入っていた。

プールでイワナ追う

 大崎市古川長岡地区の「第15回さかなのつかみどり大会」が24日、古川北小プールで行われた。参加した同校の児童約120人は小雨をものともせず、大漁目指し、全身ずぶぬれになってイワナを追いかけた。同地区の地域づくり協議会(髙橋久男会長)と公民館(久光俊一館長)が主催し、体育協会(大場豊広会長)が中心になって実施している大会で、今では地域の一大イベントになった。大会に向け、栗原市花山地区から体長約20㌢のイワナ約1000匹と体長約30㌢の大物イワナ20匹ほどを取り寄せ、プールに放した。この日、アメダスによると、古川の最高気温は14・4度。くるぶしほどの深さに張った水の冷たさも、子どもたちはお構いなし。捕まるまいと必死に逃げるイワナと全力で追う子どもたちの奮闘に、プールサイドで見守る家族からは拍手や歓声が送られた。

大崎市 第3次総合計画策定へ

 大崎市の総合計画は第2次計画が本年度で終了し、第3次計画(来年度から10年間)の策定作業が進められている。これまで市民意識調査を実施し、若者を対象としたアンケートなども行い市民ニーズの把握に努め、6月4日に開く総合計画審議に素案を示し、審議を諮問する。総合計画は市行政運営の最上位に位置づけられ、これまでは10年間のまちづくりの理念を示し、具体的な目標はアクションプランに当たる総合戦略で明示していた。政策課によると、第3次計画では総合戦略を総合計画に吸収し、10年間で実現する数値目標を具体的に書き込むことにしたという。

 

山林火災の大槌町支援

 大崎市古川第三小(児童数726人)で23日、学習発表会が開かれた。演目の間には同校PTAが、山林火災に見舞われた岩手県大槌町へ届ける募金への協力を来校者に呼び掛けた。箱がずっしり重くなるほど集まった多くの厚意は後日、日本赤十字社を通じて大槌町へ寄託する。同校PTAが災害被災地支援の募金を行うのは3度目。今回は役員会で「大槌町への募金活動を行いたい」という発案があり、学習発表会まで短期間ながらスムーズに準備ができたといい、募金箱を手にした役員らの呼び掛けに、次々と善意が寄せられていた。八田美佐子会長は「大きな支援はできないが、被災者には明るい気持ちになってほしい。被災地から離れていても応援できることを、震災後に生まれた子どもたちに伝えたい」と話していた。