切込窯存続に藩士ら尽力
「切込焼〝続〟美の双璧展」が、加美町宮崎の切込焼記念館で開かれている。昨年公開された切込三彩、染付作品の最高峰2作品を引き続き展示しているほか、切込窯存続に尽力した仙台藩士や商人らの舞台裏に迫る文献などを紹介している。来年3月28日まで。文献は、1846(弘化3)年に作成された「切込瀬戸山御取行方之文献」。菅原英伍コレクションの一つで、昨年7月に譲り受けた。役人などが記録する「御用留書」の切込焼に関する部分のみを貼り合わせた、長さ約2㍍の巻物。内容は、切込窯運営の資金調達のため、仙台藩が指名する切込窯の出資者に免除してきた運上金の対象品目を、小豆と小麦から利潤の多い大豆へ品替えを要請するというもの。中新田代官所の代官、石川平八郎が起案し申し入れ、北方御郡奉行の加藤文左衛門が平八郎を援護する文書を書き添え、仙台藩が許可するまでの一連の文書が貼り継がれている。この時代は切込窯の最盛期とみられているが、平八郎は窯場の現況と出資者の窮状をつづっており、事業継続の危機感をにじませている点や要請後、庶民向けの日用品が増産され、生産体制が変わった点などが来場者の興味を引いている。
泥まみれでも笑顔
色麻町の義務教育学校、色麻学園(渋谷和彦校長)の5年生53人が19日、学校田で田植えを体験した。「ひとめぼれ」の苗を手で植え、食べ物を作る苦労や食への感謝を学んだ。同校は、学校、家庭、地域社会が一体となって子どもを育てる「地域学校協働活動」を推進しており、田植え体験もその一環。町教委と連携し、地域ボランティアや加美よつば農協などと一緒に行った。地元農家が管理している学校田は広さ約10㌃で、このうち4㌃を使用。鉄製の枠回しも体験し、苗を植える場所の目印を付けた。児童たちは、「苗は3~5本ずつ取り、指の第一関節程度の深さを目安に植える」といった指導を受けた後、早速はだしで田んぼに入って作業開始。「ぬるぬるする」「ちょっとあったかい」などと歓声を上げながら、枠回しで付けた目印に沿って丁寧に苗を植えていった。
割増電子商品券発売へ
大崎市は、国の物価高騰対応臨時交付金を活用し、割り増し電子商品券事業「おおさきポイントアップ電子商品券」を販売する。みやぎ県民公式アプリ「ポケットサイン」内の「みやぎポイント」(みやポ)を利用し実施する。申し込み期間は6月8~22日。1セット5000円で、7000円分(4割増し)の利用ができる。購入できるのは1人2セットまで。取り扱い全店で利用できる共通券は3000円、小規模店舗のみ利用の専用券は4000円。利用できるのは市内362店舗(21日現在)。販売数は4万セット。利用できるのは12月31日まで。
「大崎創成」定員160人
県教育庁は21日、来年度公立高校入試について公表した。大崎東部地区3校(松山、鹿島台商業、南郷)の統合に伴う募集停止などで、募集定員を本年度と比べ200人減らす。募集定員は、全日制と定時制合わせて1万4160人。定員減としたのは全日制(1万3200人)で、定時制(960人)と通信制(500人)は現状維持とする。全日制のうち全国募集選抜型の中新田(5人程度)と南三陸(12人程度)はこれに含まれない。定員減は、主に4校の再編と2校の学級減によるもの。募集停止する4校の内訳は▽松山普通科(1学級40人)、家政科(同)▽鹿島台商業商業科(2学級80人)▽南郷普通科(1学級40人)、産業技術科(同)▽宮城広瀬普通科(6学級240人)の計480人。また、工業電気科1学級と石巻普通科1学級各40人を減らす。一方、大崎東部3校が集約し来年度開校する「大崎創成」の(仮称)アグリ・フード・ビジネス科の定員は160人で、統合前から2学級80人分減少。「広瀬ideal」の普通科定員は、前身の宮城広瀬から1学級40人減の200人とする。
日頃の活動成果披露
大崎市地域交流センター・あすもの「第3回あすもまつり」(実行委員会主催)が6月6、7の両日、同センターで開かれる。センターで活動している団体が、ステージと展示で日頃の成果を披露する。6日のステージはフラメンコや太極拳、レクダンス、舞踊など、さまざまなジャンルの華やかな演舞で来場者を魅了。7日は合唱のほか、オカリナ、ハーモニカ、大正琴、詩吟、手話、民謡、津軽三味線の発表が続き、2日間で計27団体が出演する。6日午後4時からは、参加自由の社交ダンスパーティーが開かれる。展示発表の会場には絵画や絵手紙、パッチワーク、川柳、俳句、押し花の各サークルが自信作を並べる。体験コーナー(6日のみ)では、パソコンソフトのエクセルで住所録を管理する方法を体験できる。このほか、6日は七日町中央通り商店街振興組合がガラポン抽選会、NPO法人「くもりのち晴れ しあんくれ~る」が活動紹介や制作物販売を行う。センター南側広場のフードコーナーにはキッチンカーが並び、来場者のおなかを満たす。入場無料で、体験コーナーなど一部は有料。
PG愛好者386人プレー
第30回パークゴルフ全国交流大会「さくらカップ」(大崎市、田尻パークゴルフ協会主催)は16、17の両日、大崎市田尻の加護坊さくらパークゴルフ場で開かれた。全国から集まった愛好者たちが腕前を競い合った。パークゴルフの普及と愛好者の幅広い交流を目的に毎年実施。市誕生20周年と第30回の節目の年が重なる記念大会となったことしは、北は北海道、南は沖縄から男女386人が参集した。初日の開会式には中島源陽市長が出席してあいさつし、参加者たちを激励した。競技は男女別の個人戦で、両日合わせて「さくら」「うぐいす」「うめ」コースの54ホールを回った。豪雨で開催が危ぶまれた前回大会から一転し、両日とも夏日の暑さとなった。参加者たちは熱中症など体調管理しながらコースを回り、自己ベスト目指して最後まで集中力を切らすことなく競技に臨んでいた。

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