若冲、北斎 西陣織に
西陣織の技術を伝える展示会「西陣美術織若冲と北斎展」が、大崎市民ギャラリー・緒絶の館で開かれている。葛飾北斎の浮世絵、伊藤若冲や上村松園の日本画、国宝の仏像を西陣織で表現した約50点が来館者を魅了している。19日まで。西陣織は先染めした絹糸を使い、豊かな色彩と織りの細かさが特徴。20の工程があり、和服のほか舞台の緞帳、僧侶のけさ、ネクタイも作られている。美術織は和服を着る機会が減る中、職人の高い技術を知ってもらうため生まれ、展示会は2017年から全国を巡回。大崎市での開催は2度目。北斎の有名な「神奈川沖浪裏」は、版画では出せない光沢や立体感が際立ち、松園が描く女性の髪、若冲の代表作にもある鳥の羽は織物であることを忘れさせるほど繊細。雪のように白い部分もルーペでのぞくと、赤や青など10色ほどで構成されているのが分かる。
絵手紙作品展にぎわう
絵手紙サークル「一期一絵の会」(南生清子代表)の作品展が16日、大崎市民ギャラリー・緒絶の館で始まり、市内外から訪れる愛好者らでにぎわっている。18日まで。同会は2004年、子どもを対象にした諏訪西絵手紙愛好会としてスタート。現在は幅広い年齢層の会員16人が月に1度、市西部コミュニティセンターに集まり創作に励んでいる。作品は、はがきサイズを中心に、長い和紙や段ボール、石、紙皿に描いたものも。牛乳パックを素材にしたびょうぶもある。
飲酒運転根絶訴え
県が定めた「飲酒運転根絶の日」(5月22日)を前に、飲食店に対する啓発活動が15日夜、大崎市古川中心部で繰り広げられた。参加者は「(飲酒運転を)しない、させない、許さない」を合言葉に、店主や利用客に協力を呼び掛けた。古川地域飲酒運転根絶活動推進委員協議会と古川署交通課から計7人が参加。県が条例に基づき「根絶重点区域」に指定している古川北町1丁目、台町、東町の約100店舗を訪ね、店主や利用客に注意喚起のチラシを手渡した。金曜の夜ということもあり、繁華街には多くの人出。酒に酔って街路を歩いている人にも「タクシーか運転代行で帰るように」と促し、道行く自転車や駐車場を出る車にも不審な動きがないか目を光らせた。
大崎で震度5弱
15日午後8時22分ごろ、宮城県沖を震源とする地震があり、大崎市などで最大震度5弱を観測した。気象庁によると、震源の深さは約50㌔、地震の規模を示すマグニチュードは6・4と推定。大崎地方各地の震度は、色麻町、涌谷町、美里町が震度4、加美町が震度3。大崎市防災安全課によると、この地震で被害などの報告はなかった。大崎広域消防本部にも被害の情報は入っていない。
大崎中央コールド勝ち
第73回春季東北地区高校野球県大会は15日開幕し、県内4会場で東北大会出場枠を懸けた高校球児の熱闘が始まった。初日、大崎地方勢は大崎中央が8-0の七回コールドで塩釜を破り、古川学園は7-4で角田を下してそれぞれ2回戦に駒を進めた。一方、古川工は仙台商に3-14の六回コールド負けを喫した。大崎中央は一回、3番村田の中前打で1点を先制。さらに6番橋本の左越え適時二塁打で2点を加えた。六回には1番畠山の右中間を破る三塁打で2者が生還。その後も打線がつながり、一挙5点を挙げた。先発した左腕のエース篠原市護(3年)は緩急をつけた投球で5回を被安打2、7奪三振と相手打線を封じた。篠原投手は「自分たちを支援してくれている人たちのためにも初戦から全力で臨んだ」と振り返った。

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