2026/05/15


鍼とマッサージの店開業

 大崎市田尻沼部の元パラリンピック陸上選手、佐藤誠喜さん(54)がこのほど、自宅の一室に「鍼とマッサージの店マッサージのさとう」を開業した。22年の選手経験を生かし、「アスリートマッサージスト」として新たな一歩を踏み出した。佐藤さんは、20代半ばから原因不明の病気で視力が低下。28歳で県の盲学校(現視覚支援学校)に入学し、卒業するころには全盲となった。盲学校に通っていたときに陸上競技に出合い、2001年、全国障害者スポーツ大会に参加したことをきっかけに本格的に短距離走を始め、日本代表として世界選手権大会に出場。07年のサンパウロ、11年のトルコ大会で銅メダルを獲得。18年に砲丸投げ選手に転向した。国家資格の鍼、マッサージ師免許は03年に取得。24年に現役引退するまで、選手と会社員の二足のわらじを履いていた。施術メニューはマッサージと鍼治療で、時間や部分別に施術を受けられる。アスリートマッサージストの肩書には、強い思いがある。佐藤さんは20年近く、元プロ野球選手のイチローさんやさまざまなアスリートらが通う東京のトレーニングジムで教育トレーニングを受けたほか、肉離れやけがの治療、リハビリ方法を自ら経験しながら学んできた。そのため、希望する施術利用者やスポーツをしている人に、血流促進、柔軟性やパフォーマンス向上に効果的な、自宅でできるトレーニングも伝授していきたい考えだ。

〝頭脳ゲーム〟楽しむ

 マージャン初心者対象の講座「はじめまして! 健康マージャン」が13日、大崎市古川東大崎地区公民館で始まった。8人が参加し、日本プロ麻雀連盟東北本部所属プロの湯村浩章さんから丁寧な指導を受けた。健康マージャンは「(金を)賭けない、(酒を)飲まない、(たばこを)吸わない」をルールにした健全な頭脳ゲーム。全国健康福祉祭(ねんりんピック)の正式種目としてシニア世代に親しまれているほか、子どもの知育につながるとして親子教室も開かれている。同館は、前年度実施したシニア世代の「東大崎ねんりんクラブ」参加者の要望に応え、3回シリーズで企画。初回は牌の名前や役が分からず戸惑い気味の参加者も、トランプになぞらえた分かりやすい説明を受け、頭と指先を使うゲームに夢中になっていた。友人と参加した鹿野まり子さんは「やってみると楽しくて、人気なのが分かる」と次回を心待ちにしていた。

8会派が届け出

 任期満了により4月に実施された大崎市議選を受け、同市議会の新会派が固まった。改選前の7会派から一つ増え8会派が届け出た。議長、副議長選や議会選出のポストを巡り、今後、多数派工作の動きが活発化する見通しだ。木村和彦氏が会長を務め6人の最大会派だった元「新生会」の法華栄喜、小嶋匡晴、小玉仁志3氏が1人会派となった元「ネクスト」の加川康子氏と4人で「O-axis(オアシス)」を結成。木村氏は返り咲きの山口壽氏、新人の吉越美穂、平野洋子両氏と「希望の会」に加わった。第2会派だった元「創新会」(5人)のメンバーのうち早坂憂氏、佐藤弘樹氏が荒井純氏、五島啓太氏両新人と「志創会」、さらに佐藤仁一郎氏、石田政博氏と新人の富田堅治氏が「創清会」を、伊勢健一氏は新人の高橋雅博氏、河合明弘氏、元「新生会」メンバーで前議長の後藤錦信氏と「大地」を結成した。八木吉夫氏が会長を務めた「改新クラブ」は、八木氏と返り咲きの山口文博氏、新人の菅原智宏氏で再び「改新クラブ」を成立させた。このほか共産党、公明党公認で当選した議員がそれぞれ会派を結成した。

 

受動喫煙防止を啓発

 受動喫煙防止を啓発する「イエローグリーンキャンペーン」ライトアップが、大崎市内の公共施設や商業施設などで実施される。禁煙週間(31日~6月6日)に行っている取り組みで、公共施設では新たに岩出山地区公民館でも実施する。厚生労働省は、世界保健機関(WHO)が定める世界禁煙デーの5月31日から6月6日までを禁煙週間としている。医師会などが参加する県イエローグリーンキャンペーン推進会議は、県民の意識を高めようと、同週間に合わせライトアップを呼び掛けている。建物などをキャンペーンのシンボル、黄緑色に照らし出すもので、大崎市は趣旨に賛同し、市役所本庁舎、地域交流センター・あすもなどで実施。「みちのく古川食の蔵 醸室(かむろ)」でも行う予定で、企業などにも参画を求めている。

 

中総体前に力試し

 「第70回松山登陵ソフトテニス中学生大会」(大崎タイムスなど後援)が9、10の両日、大崎市松山テニスコートで開かれた。県北地域から出場した選手たちは、日頃の練習成果を発揮して伝統の大会に挑んだ。主催する松山登陵ソフトテニス協会(下斗米秀一会長)は、前身の松山登陵クラブから数え、ことしで設立111年目。生徒の健全育成と社会体育の振興を目的に始まった同大会は、中学校総合体育大会の前哨戦に位置付けられ、選手にとって本番を見据えた力試しの場になっている。今回は男子97組、女子111組が出場し、このうちクラブチームは2チームが参加。男女それぞれトーナメント方式で優勝を争った。

 

「あ・ら・伊達な道の駅」25周年

 「あ・ら・伊達な道の駅」の開業25周年を記念する創業祭は23、24の両日、大崎市岩出山池月の同道の駅で開かれる。目玉のイベントは、県内11の道の駅が特産品を持ち寄る「ギュギュっと『みやぎ道の駅』めぐり市」。大福、野菜の詰め放題、地元アイドルやご当地ヒーローによるステージショーなど、多彩な催しも行われる。あ・ら・伊達な道の駅は2001年4月、地元農産物や食品の販売拠点として旧一栗中跡地に開業。姉妹都市の縁を生かして北海道当別町の製菓メーカー「ロイズコンフェクト」の常設展を同外で初めて設け、屋外フードコートやレストラン、手作り総菜といった多彩なコーナーを展開している。