野球部員が苗定植に汗
加美農業高(色麻町、長内志郎校長)の野球部員25人が8日、加美町上多田川のリンゴ園「なかにいだアップルふぁ~夢」(尾形明代表)で、トウモロコシの苗を植えるボランティア活動に汗を流した。
同園は、5万平方㍍の広大な農地に15種類のリンゴをはじめ、ブドウやモモ、クリなどさまざまな果物を栽培している。ピザ作り体験やリンゴ狩り、芋煮会といったイベントも楽しめる観光農園となっている。同校出身の尾形さん(72)は社会人野球でプレーし、小学生野球チームの監督を務めるなど長年野球に携わっており、同校野球部も日頃から応援している。約50年ぶりに県大会出場を果たした昨秋は、球児を農園に招きバーベキューを振る舞ったほか、ことし4月には野球ボール300個を寄贈した。定植ボランティアは、尾形さんのこうした支援に感謝し、恩返ししようと実施。部員たちは尾形さんの指導の下、広さ20㌃の畑に苗のポットを等間隔に配置した後、15㌢ほどに成長した苗を植栽。常日頃から農作業に取り組んでいることもあり、素手で掘った穴にポットから取り出した苗を手際よく植え付けていった。
スポ少岩出山支部が結団式
大崎市スポーツ少年団岩出山支部(笠原良治支部長)は8日、本年度の結団式を岩出山ガスわんぱくアリーナ(市岩出山体育センター)で開いた。登録団体の団員や指導者ら約150人が集まり、活動を通じて心身を鍛え、地域づくりに貢献することを宣言した。同支部は1979年に岩出山ジュニアバスケットボールなど4団体で発足。近年は少子化などの影響で規模が縮小したが、本年度は大崎地方の7中学校から30人が集まった野球クラブチーム「宮城WestEDGE(ウエストエッジ)」(旧岩出山中野球部)が新たに加盟。9団体計116人でスタートを切った。ユニホームや道着に身を包んだ団員たちは、保護者が見守る中、行進して入場。各団の代表が「スポーツによって自分の力を伸ばす努力をする」「スポーツの喜びを学び、友情と協力を大切にする」など、誓いの言葉を発表した。
江合川左岸に河川公園
大崎市古川桜ノ目地区の江合川左岸河川敷に河川公園を整備する事業は本年度、国の用地整備工事が始まる。市は東屋などの建設を実施し本年度内に設計を行い、来年度、工事に入る。公園は2029年度に完成し、30年度の供用開始を予定している。総事業費は約13億円。建設地は、大崎広域中央クリーンセンターに隣接する河川敷。ごみ焼却施設などの建設の際、地域振興に取り組む法の規定により建設する。事業は地域住民と市が参加し整備構想をまとめ、24年に国の「かわまちづくり支援事業」採択を受けて進められている。公園は広さ約1万平方㍍。国が敷地の造成や公園までのアクセス路を整備。市はステージやトイレ、東屋、バーベキューができる施設を堤防上や河川敷内に建設する。
福祉や防災 協働教育推進
美里町社会福祉協議会(黒沼和良会長)がこのほど、県教育委員会の協働教育推進功績表彰を受けた。8日、同町南郷庁舎で表彰式が行われ、関係者たちは小中学校、地域と連携した福祉教育、防災教育の促進などに意欲を高めた。この表彰は県内で長年にわたり家庭、地域、学校をつなぐ協働教育に取り組み、優れた功績を収めている団体、個人をたたえるもので、本年度は9団体と7人が選ばれた。大崎地方からは美里町社協のみで、社協が表彰されるのも初めて。美里町社協は20年ほど前から学校と地域をつなぎ、体験や交流を通して思いやりの心を育む機会をコーディネート。2013年からは小中学校で福祉教育と防災教育に関する学習支援を行い、活動を支える人材育成にも取り組んでいる。

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