消火支援活動を終了
岩手県大槌町の林野火災で鎮圧宣言(2日)後も熱源の確認など警戒に当たっていた大崎広域消防本部の第4次派遣隊9人が4日に活動を終了し、同日、消防本部に戻った。県内の消防本部、仙台市消防局で組織し消火活動を支援していた「緊急消防援助隊県大隊」は同日、解散し活動を終えた。大崎広域消防本部は23日に第1次派遣隊を現地に送り、県内の派遣隊と合流し、24日未明に活動を開始した。同本部は4次にわたり各3隊合計36人を派遣。仙台市消防局以外の派遣隊を指揮し、沢山地区で消火作業に従事した。本部に戻った第4次派遣隊の指揮隊長、佐藤博章加美消防署副署長が加藤一則本部警防課長に活動の終了を報告。出迎えた消防職員が拍手し活動をねぎらった。
ほほ笑む地蔵に言葉添え
大崎市松山酒ミュージアムで、「酒の蔵でじぞうもじ展」が開かれている。優しくほほ笑む地蔵のイラストと文字を組み合わせた「じぞうもじ」のはがきや小物などが展示販売されており、訪れた人たちは心を和ませている。31日まで。出展したのは仙台市在住の書家、夕深(ゆうみ)さん。夕深さんは2007年ごろから創作に取り組み、10年に「じぞうもじ」を商標登録。東日本大震災を機に、本格的にじぞうもじ書家として活動を始めた。女川町でスタートした手書きボランティアは、ことしで15年目を迎え、これまで1000人以上の人にじぞうもじを贈ってきた。会場には、「おかげさま」「福」「縁」「ありがとう」などといった励ましの文字とほほ笑む地蔵の絵が描かれた大小のイラストやカレンダー、コースター、キーホルダーなどの小物が並ぶ。
産金の歴史、文化伝える
日本遺産「みちのくGOLD浪漫」の魅力を紹介するパネル展が、涌谷町くがね創庫で開かれている。黄金山産金遺跡(同町)をはじめ、東北における産金の歴史や文化を伝えている。19日まで。昨年8月に追加認定された岩手県大船渡市を含む宮城、岩手両県合わせて7市町にそれぞれ点在する遺跡や工芸品、伝統芸能などの写真パネル49枚を掲げた。このうち気仙沼市の「打ち囃子」は、産金を機に集まった商人や芸人が伝承した芸能から編み出されたとされ、勇壮な太鼓演奏の様子を写し出している。また岩手県平泉町の工芸品「秀衡塗り」は、奥州藤原氏が地場産砂金や漆をもとに京から職人を招いて集めた細工技術で、豪華絢爛な文化を現代に継承している。
高等部在校生らライブ
加美町上多田川の音楽教育施設「国立音楽院宮城キャンパス」で2日、高等部のライブと座談会が開かれた。在校生や卒業生が磨いた技術を発揮して演奏を披露したほか、座談会では卒業生が音楽院で過ごした日々を振り返った。民間が運営する同音楽院は、音楽を職業とするための実践的な専門スクール。閉校した上多田川小校舎を活用し、2017年に開校。現在、49人が在籍している。高等部は通信制高校と連携し、好きな音楽を学びながら高校卒業資格を取得できるのが特徴。今回のイベントは、音楽院の雰囲気や生徒の率直な意見を聞いてもらおうと、「高等部LIVE!」と題して初めて開催。ライブでは高等部3年のギター、菊地雅信さんと石井基さん、卒業生でボーカルの相澤ひなたさん(23)=加美町=、エレクトーンの柿本ひなたさん(19)=登米市=がJポップやディズニー映画劇中歌、オリジナル曲を披露。高い技巧と息の合った演奏で約30人の観客を魅了した。
セイタカアワダチソウ除草
大崎市古川のラムサール条約湿地、化女沼に繁茂する外来植物セイタカアワダチソウの除草活動「背高泡立草バスターズ」が、4月29日と4日に行われた。参加した市民有志らは草取り用の鎌を手に、次々と刈り取っていった。セイタカアワダチソウは北米原産のキク科多年草で、日本には1900年ごろに観賞目的で輸入され野生化した。周囲の植物の成長を妨げる成分を出し、外来生物法による要注意外来生物に指定。化女沼自由広場などにも生育しており、在来植物の生態系に悪影響を及ぼすことが懸念されている。除草活動は古川上古川の主婦、牧野早智子さん(72)が「手と鎌さえあればできる自然再生活動」と友人、知人に声を掛け、化女沼の環境保全に取り組んでいるNPO法人エコパル化女沼(高橋和吉理事長)の協力を得て2024年から行っている。
大崎中央 県大会へ
第20回春季県高校野球北部地区大会は4日、大崎市鹿島台中央野球場で二次予選を行い、大崎中央が富谷に7−0の七回コールドで勝利し、県大会進出を決めた。大崎中央は相手に二塁を踏ませない完勝だった。古川は定期戦でしのぎを削る〝兄弟校〟築館と対戦し、延長十回タイブレークの末、12−13で敗れ、県大会出場を果たせなかった。

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