大判小判を常設展示
涌谷町の観光大使「黄金大使」を務めるお笑い芸人、わっきゃいさん(27)=本名・日野湧也=が企画した大判小判の常設展示が1日、同町の天平ろまん館で始まった。常設展示は題して「日本の金貨展−涌谷町黄金大使わっきゃい、為替の挑戦−」。除幕式に参加したわっきゃいさんは「世界一の金貨展をつくりたい」と大きな目標を掲げた。展示に際し、為替取引の利益で購入した江戸期の「万延大判」や「慶長小判」など十数点を同館に寄託。活動に賛同したお笑いコンビ「ニューヨーク」の嶋佐和也さんやユーチューバーのコバさん、タレントの河野玄斗さんも「万延二朱判金」や「享保小判」などを寄せた。
美しき「大崎耕土」
大崎市出身の写真家、荒木健次さん(千葉県流山市)の写真展「大崎耕土~果てなく美しき大地」が1日から、大崎市民ギャラリー・緒絶の館で開かれている。7日までで、3日にはギャラリートークがある。荒木さんは1958年、旧古川市生まれ。大学卒業後、時事通信社で長く経済記者を務め、東日本大震災からの復興も取材した。現在は主に世界農業遺産「大崎耕土」を撮り続けている。大崎地方を中心に栗原市や登米市、大衡村の風景を捉えた約60点を展示。その大半は2年前に初めて開いた写真展後に撮影した新作。濃い茶色が際立つ雨あがりの大地、重そうにこうべを垂れる稲穂、空と蕪栗沼の水面が美しい青色に染まった「蕪栗ブルー」など、身近な風景の素晴らしさを再認識させる作品が並ぶ。
全労連系がメーデー集会
メーデーの1日、全労連系の第97回メーデー大崎地方集会が大崎市古川の三日町公園で開かれ、大幅な賃金の引き上げ、平和などを訴えた。メーデー大崎地方集会実行委員会が主催。宮野隆実行委員長が、米国のイラン攻撃に反対し「平和こそ労働運動の中心」とあいさつ。また、共産党北部地区委員会の杉浦謙一委員長が「戦争ができる国にしようとしている高市政権を打ち破るため頑張る」と決意を述べた。この後、医療従事者、商工関係者らが「人手不足で十分なケアができない」「物価が高騰しても価格に転嫁できない」などと訴えた。続いてメーデー宣言を採択。消費税減税、大幅賃上げや最低賃金全国一律1700円の実現、憲法9条改正反対を掲げ、「メーデー万歳」と声を上げ、団結をアピールした。
ネクタイ外し軽装
大崎市は1日、職員が軽装で勤務する「クールビズ」を開始した。男性職員たちはネクタイを外して勤務。初日は雨模様の肌寒い天候で、シャツにカーディガン姿の職員も見られた。省エネを進め地球温暖化対策を推進しようと取り組んでおり、期間は9月30日まで。ノーネクタイで上着を着用せず、ポロシャツなどで勤務する。室内温度の設定は昨年まで28度としていたが、近年の気温上昇を考慮し、ことしから国の取り組みを踏まえ弾力的に冷やし過ぎない程度とする。クールビズ開始の1日、大崎市古川は雨と強い風で気温が上がらず、アメダスの観測では正午の気温が13・4度と、室内でも上着が欲しくなる温度。ネクタイを外した男性職員も、シャツの上にカーディガンなどを重ね、市民に対応する姿が見られた。
歴史ロマンに思いはせ
栗原市築館の富野地域で4月29日、「『これはりの里』歴遊ロマン健康ウオーク」(富野地域づくり協議会主催)が行われた。いずれも国史跡の入の沢遺跡や伊治城跡などを訪ねる催しで、市内外の歴史ファンが古代の暮らしや日本の国家形成に思いをはせた。入の沢遺跡は4世紀後半(古墳時代前期)の大規模集落跡で、古代日本における国家形成期の動向を知る貴重な考古学証拠となっている。伊治城跡は8世紀後半の古代城柵遺跡で、律令国家が東北の支配拡大のために築いた。地域に点在する歴史ポイントを巡るウオーキングイベントは11年目。この日は45人が参加した。コースは約4㌔。旧富野小をスタートした参加者は「呰麻呂と伊治城の問題が大学入試に出ている。正式な読みはコレハリ城」「かつては一帯が沼で、神社参拝に舟が使われた」などの説明を聞きながら、19のポイントを巡った。ガイド役の会員に「奥州街道はこの辺ですか」と質問する声もあった。

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