酒米の田植えスタート
大崎市松山の酒造会社、一ノ蔵(鈴木整社長)の農業部門「一ノ蔵農社」による酒米の田植えが1日、松山のほ場で始まった。初日はあいにくの雨降りとなったが、社員たちは雨粒を弾かせながら作業に取り組んだ。この日、作付けしたのは早生品種「やまのしずく」で、先月初旬に種をまいた苗は15㌢ほどに成長。同農社によると、ことしは例年より高温の日が続いたのに加え、昼夜の温度変化が大きく管理が難しかったが、きめ細やかに育苗管理したことで、生育良好な苗がそろったという。田植えには鈴木社長も参加。作業前に、五穀豊穣と作業の安全を願い、ほ場に御神酒をまいて祈願。その後、社員たちは新調した田植え機で作業に当たり、約1・5㌶に作付けした。
季節感ある絵手紙展示
大崎市古川の絵手紙サークル「一期一絵の会」(南生清子代表)は16日から18日まで、市民ギャラリー・緒絶の館で「絵てがみ作品展」を開く。開催まで半月ほどと迫り、会員たちは創作や展示の準備に忙しく過ごしている。17日はミニコンサートもある。同会は諏訪西絵手紙愛好会の名で、主に子ども向けにスタート。現在は地区外の会員も増え、月に1度、古川西部コミュニティセンターで活動している。今回は、会員たちが創作した多くの力作を展示する予定。絵は花や野菜、果物など季節を感じさせる題材が多いが、中にはコンパスを描き「軸をしっかり、ブレない人生」と添えた作品もある。南生さんが遠方の友人と交わした絵手紙も見どころだ。
松山獅子躍伝承へ資金
公益財団法人東日本鉄道文化財団(日野正夫理事長)は、本年度の「地方文化事業支援」対象事業に大崎市松山の「金津流松山獅子躍(ししおどり)保存・伝承事業」(同実行委員会、及川留太郎委員長)を選定し、50万円の資金援助を行うことを決めた。承認書の贈呈式が4月30日、市松山公民館で行われた。鉄道博物館(さいたま市)の運営や芸術文化活動への助成などを行う同財団は、1993年からJR東日本沿線の地方文化振興を目的に、同社各本部と支社から推薦を受けた事業に対して資金援助を行っている。本年度は23事業が対象で、東北本部からは松山獅子躍など3事業が選ばれた。松山獅子躍は、旧仙台藩領(宮城、岩手県域)に約300年間伝わる鹿踊(ししおどり)の一つ。一時期途絶えていたものを旧松山町商工会が95年に復活させ、現在は実行委指導の下、小学校の総合学習で児童が習い、中高生も地域の催しなどで披露するなど、世代を超えた保存伝承活動が行われている。2023年、市の無形民俗文化財に指定された。
大崎広域管理者に就任
4月30日、2代目の大崎市長に就任した中島源陽市長が同日、大崎地域広域行政事務組合監理者に選出された。組合庁舎で開かれた就任式で中島市長は「大崎圏域民が安心し、喜び暮らす姿が見られるよう活躍を期待している」と、職員に訓示した。中島市長は、大崎広域事務組合を構成する1市4町の市町長会議で監理者に選出された。就任式には事務組合、事務組合消防本部の幹部ら50人ほどが出席。中島市長は「圏域民の安全安心、豊かな暮らしのために尽くす皆さんの活躍に敬意を表したい」と語り、「市長、管理者として自分は初心者。さまざまな点で指導をいただきたい。今日を新たなスタートとして、圏域民にありがたいと思われる活動を期待したい」と激励した。
大型連休前に交通安全教室
大崎市古川北小(児童数276人)で4月30日、「春の交通安全教室」が開かれた。受講した3年生から6年生まで187人は、自転車の交通ルールや乗る前の点検といった自分の命を守る知識を教わり、大型連休を安全に過ごすことを誓った。同校は大型連休中に児童が事故に遭ったり、けがをしたりしないよう、毎年この時期に3年生以上を対象とした交通安全教室を開いている。この日は県地域交通安全活動推進委員協議会の大場政由会長が講師を務め、「日本では年間約2500人が交通事故で亡くなっている。『自分の命は自分で守る』という意識が最も大切」と強調した。4月から変わった自転車の交通ルールについては、13歳未満であれば歩行者優先で歩道を走れることや、交通反則通告制度(青切符)は小学生に適用されないことなどを講話。「青切符は切られないけど、今のうちからしっかり交通ルールを身に付けて」と呼び掛けた。

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