2026/04/25


林野火災の消火支援

 岩手県大槌町の林野火災で、消火活動を支援するため大崎広域消防本部から3隊9人が23日、現地に向け出発した。同日、消防庁長官から県に入った緊急消防援助隊の出動要請に応じ現地に向かった。県内全11の消防局や消防本部が90人態勢で緊急消防援助隊県大隊を組織し、消火活動に当たる。大崎広域消防本部は指揮隊、消防活動を支える後方支援隊、水槽車隊の3隊を派遣。司令車、宿営のための資機材を積んだ「拠点機能形成車」、水槽車の3台を現地に向かわせた。同日、同本部前で出発式が行われ、県大隊指揮隊長を務める澁谷康弘警防課長補佐が髙橋勇幸消防長に出動を報告。髙橋消防長は「各隊、県大隊と連携を図り、安全を確保しながら活動してほしい」と激励した。

スポーツでしのぎ削る

 古川高と築館高がスポーツでしのぎを削る伝統の「第67回紫臙定期戦」は23日、古川高を主会場に開かれた。各運動部が全力を尽くして戦った結果、古川高が9勝6敗で、2013年以来となる5度目の5連覇を果たし、ホームグラウンドで凱歌を響かせた。両校は、旧制宮城県第三中学校と同栗原分校に始まる兄弟校。定期戦は70年前の1956年から続く戦いで、当初は築館高の生徒が自転車で古川工業高のグラウンドに集結し、そこから校旗を先頭に下駄履きで古川の街を練り歩き、古川高に乗り込んだという。名前の「紫臙」は古川高の紫、築館高の臙脂のスクールカラーにちなんでいる。ことしは9競技15種目を実施。開会式では名物となっている生徒会長同士の「ゴキブリ」「猿」といったやじの応酬や応援団による気合の入った応援合戦を行った後、友情の炎をともして気力をみなぎらせた。

「午年」で特別夜間参拝

 明治天皇の御料馬「金華山号」を祭る大崎市鳴子温泉鬼首の荒雄川神社は26日夜、「午年御縁年特別夜間参拝」を行う。ことしの干支「午年」にちなんだ特別な催しで、ライトアップされた境内で参拝できるほか、拝殿隣の主馬神社が開門され、1900(明治33)年に作られた金華山号の実物大木像を観覧できる。参拝は午後5時から9時まで、主馬神社開門は午前9時半から午後9時まで。入場無料で、雨天中止。

 

若手署員の技能向上へ

 若手警察官を育成する鳴子署の実践塾「鳴子有備塾」が、23日に始まった。初日は大崎市鳴子温泉鬼首の荒雄川神社境内で開講式を行った後、実務経験1~2年の署員5人が職務能力の向上を誓い、訓練に励んだ。同塾は2013年に開塾。塾の名称は岩出山伊達家の学問所「有備館」にちなんで付けたもので、1年かけて警察官に必要な教養と技能の向上を図るとともに、同世代の連帯感も高める。開講式は毎年、管内の駅や名所で実施している。若手署員に地域の素晴らしさを知ってもらい、同時に誇りや使命感を持ってもらいたいという考えからで、ことしは明治天皇の御料馬「金華山号」を祭る主馬神社がある同神社で行った。式では菅原貴弘署長が塾生一人一人に指定書を手渡し、「有事の備えは大切だが、備えは過ぎると油断や過信につながる。日々、精進し自らを磨きながら備えてほしい」と呼び掛けた。この後、神社近くの山林で警察犬訓練士らと共同で行方不明者捜索訓練を実施。山中で行方不明者の自家用車が見つかり、車を発見した家族が署に通報する想定で行った。

 

来月の個展に向け創作

 大崎市古川のイラストレーター、長瀬れい子さんの個展「第53回小さなアート展」が5月23日から29日まで、大崎市民ギャラリー・緒絶の館で開かれる。毎年足を運ぶ人もおり、長瀬さんの作品愛好者が交流を深める場になっている。今回の個展にはアクリル絵の具、色鉛筆で仕上げた絵手紙やイラスト、ことしに入ってから意欲的に創作しているミニ手帳、和紙のタペストリーを出品する予定。ミニ手帳はびょうぶのように折り畳み、バッグやポケットに収まるサイズに仕上げてある。ミリ単位で寸法を合わせ、全て手作りしている。