2026/04/21


中島氏 初当選果たす

 任期満了に伴う大崎市長選は19日に投票が行われ、即日開票の結果、新人で元県議会議長の中島源陽氏(63)が2万2711票を獲得し、いずれも新人で元市議の鹿野良太氏(48)、元市議の藤本勘寿氏(32)、農業の高島健一氏(67)を破り、初当選を果たした。中島氏は県議時代から培った知名度で幅広く浸透し、農村部を中心に支持を広げた。中島氏は、県議会2月定例会閉会後の3月19日に立候補を正式表明。同31日に県議を辞職した。「人」「産業」「安心」の三つを育てると主張。県議に6回当選した強固な人脈を生かし、地盤の岩出山や田尻地域、古川地域では農村部を中心に支持を拡大し、勝利を手にした。

 

満喫 日本酒飲み比べ

 大崎市松山の酒造会社、一ノ蔵(鈴木整社長)の「蔵開放2026」が18日、本社蔵で開かれ、訪れた多くの人たちは酒造りや豊富な銘柄の日本酒を堪能した。酒造りの奥深さに触れながら日本酒を味わってもらおうというイベント。コロナ禍を経て6年ぶりに再開した昨年は、全国から900人近くのファンが駆け付けた。この日は、SNSでも話題の蛇口をひねると日本酒が流れる「蛇口から日本酒」コーナー、昨年のミラノ酒チャレンジで世界一に選ばれた加温熟成酒「Madena(マデナ)」を含む厳選12銘柄飲み比べ、蔵開放限定酒の量り売り、同社の日本酒で煮込んだ「美酒鍋」など、多彩な企画を取りそろえ、社員一同で来場者をもてなした。

 

新議員28人決まる

 任期満了に伴う大崎市議選(定数28)は19日投票が行われ、即日開票の結果、加川康子氏(48)がトップで2回目の当選を果たした。同市議選には現職15人、新人13人、元職2人が立候補。党派別は自民2人、公明2人、共産4人で、ほか22人は無所属。このうち当選したのは現職15人、新人11人、元職2人。新人は合併後最初の選挙を除き最多。党派別は自民2人、公明2人、共産4人で、無所属が20人。無所属の新人2人が落選した。地域別は古川11人、松山2人、三本木3人、鹿島台3人、岩出山3人、鳴子温泉4人、田尻2人。

 

15年後の復興状況視察

 東日本大震災の際に涌谷町と石巻市で復興支援に取り組んだ長崎県のボランティアたちが14日から4日間、両市町を訪れた。被災から15年を経た復興状況を視察し、当時支えた人たちや現地のボランティア仲間と旧交を温めた。震災で長崎県は、県職員らでつくる「家庭教育子育て支援チーム」(現親子の安心と学びを支えるネットワーク)の約20人を宮城に派遣。会員たちは、両市町で未就学児の見守りや遊び相手などの活動に当たった。それから数年ぶり2度目の宮城訪問となる今回、私費で来県したのは同ネットワーク代表の赤瀬明子さんら4人。両市町の保育施設のほか、津波で多くの人が命を落とした石巻市門脇地区や旧大川小を訪れた。

 

フレーム切手寄贈

 日本郵便東北支社は16日、オリジナルフレーム切手「宮城県無形文化財指定~加美町中新田火伏せの虎舞~」と「東北百名山 宮城県加美町~四季の薬莱山~」を加美町に寄贈した。火伏せの虎舞は、中新田地区に650年以上前から伝わる防火を祈願する祭り。中学生らが商店街で舞を披露し、例年4万5000人近くの見物客が詰めかける。フレーム切手には屋根上や庭園、店前などで演舞する臨場感あふれる虎舞の写真が使用されている。薬莱山(標高553㍍)は、富士山に姿が似ていることから「加美富士」の愛称で親しまれている町のシンボル。フレーム切手には、山麓で花苗生産販売「やくらいナーセリー」を経営する佐藤圭介町議がコロナ禍から撮影し続けている写真を用いた。

 

20年の集大成 冊子に

 大崎市内で活動する木彫りサークル「伊達(いき)な木彫り塾」はこのほど、結成20周年記念作品展をまとめた冊子「伊達な木彫り塾作品集Ⅷ」を発行した。これまで制作した作品集の中でも、20年の集大成とあって思いはひとしお。会員たちは自分たちの軌跡を振り返り、次回作への意欲を高めている。結成20周年記念作品展は昨年10月に開催。作品集には80代を含む会員19人が出品した122点の中から1人3点を厳選して収録し、OBやOGの作品も花を添えている。会期中の撮影や冊子全体のデザインは、現在は退会した仲間が一手に引き受けた。宮城県北から岩手県南部にかけて伝わる釜神は、作品一つ一つ表情が全て異なる。このほか、しなやかさを感じさせる動物、質感が本物そっくりの落花生、名画やレコードジャケットのレリーフなどもある。