2026/04/17


教育の情報化推進

 色麻町はこのほど、ICT(情報通信技術)活用の専門家で教育コンサルタントの佐藤靖泰さん(57)を、町の「教育CIO補佐官」に任命した。14日に任命式を行い、今後、佐藤さんの支援を取り入れて学校教育の情報化を推し進める。同町は本年度、国のGIGAスクール構想に基づいて小中一貫校、色麻学園の18教室に「電子黒板」の配備を予定している。従来の黒板とデジタルのメリットを融合させた授業を展開することで、主体的、対話的な学びを加速させることが狙い。佐藤さんは仙台市出身。授業づくりや人材育成をサポートする教育コンサル会社「フューチャーインスティテュート」(東京都)に所属。県内の小学校教諭や主幹教諭を25年間務め、県総合教育センターや県教育庁で指導主事として尽力した。約2年前から、同町の教育DXアドバイザーを務めている。

30年前の開館記念展再現

 ことし開館30周年を迎える大崎市民ギャラリー・緒絶の館で、本年度最初の企画展「所蔵作品展」が18日から26日まで開かれる。地域にゆかりのある作家に焦点を当て、開館記念展として開催した当時の所蔵作品展を再現する内容で、開幕を目前に控え準備が行われている。企画展は、作品の配置に至るまで30年前の開館記念展を再現する。出品作家は、我妻惣吉、大内喜雄、門脇耕、佐藤一郎、宍戸章、澁谷榮太郎、白鳥三郎、白鳥兵一、新澤玉雄、沼倉正志、我妻久吉の各氏。展示する作品24点は全て油彩画で、各展覧会での入賞作も含まれる。開幕に向け、館内では職員が作品や作家の解説カード(キャプション)を来場者の動線を考え、左右の傾きに注意しながら一枚ずつ取り付けていた。同館は「30年前に見てくれた人もそうでない人も来ていただき、地域の作家を知ってほしい」と話している。

 

火災多発 今月既に9件

 大崎地方で4月に入り火災が急増している。大崎広域消防本部によると、ことしの火災は14日現在33件で、前年同期比12件の増。今月は9件発生し、ほぼ半月で昨年4月1カ月の発生件数(3件)の3倍となっている。廃材など焼却行為中に住宅へ燃え移ったケースが4件あり、同消防本部は注意を呼び掛けている。33件の内訳は、建物火災27件、その他火災5件、車両火災1件。このうち建物火災は前年同期と比べ16件増えた。死者は2人で4人減、負傷者は3人で4人増。今月の9件のうち4件が13日に立て続けに発生し、色麻町で住宅など3棟、大崎市三本木で空き家1棟がそれぞれ全焼した。翌14日も大崎市鳴子温泉で住宅、加美町で作業小屋が焼ける火災があった。これら建物火災はいずれも伐採した枝や廃材などを焼却中に燃え移ったものとみられ、火をつけた後、現場を離れているうちに燃え広がった。

 

クマの目撃情報開始

 県は13日、本年度のツキノワグマ目撃情報などの提供を始めた。県のまとめによると、本年度に各市町村から報告があったのは同日現在5件。大崎地方ではなかったが、栗原市で1件あった。情報はマップにもまとめていて、県は活用を呼び掛けている。県によると、昨年度の出没件数は3559件に上った。市町村別にみると、大崎市は436件で、仙台市、栗原市に次いで3番目に多かった。

 

期日前投票15日現在6078人

 12日に告示された任期満了に伴う大崎市長選・市議選の期日前投票は、15日までに6078人が投票した。有権者に占める割合は5・88%。4年前の市議選(市長選は無投票)の同期間は投票者数5177人、有権者に占める割合4・80%で、今回が1・08㌽上回った。市選管は前回を上回ったことについて、期日前投票の制度が浸透したことや、今回は市長選で新人4人、市議選で新人が過去最多の13人が立候補し、有権者の関心が高まっていることが要因とみている。

 

活動拠点の公民館清掃

 宮城いきいき学園大崎校21期会(千葉了元会長、会員数30人)は13日、活動拠点の大崎市古川敷玉地区公民館で清掃活動を行った。会員たちはごみ拾いに汗を流し、暴風から一夜明けた同館の駐車場をきれいにした。宮城いきいき学園は、一般教養や地域活動などを学ぶ55歳以上のシニア向け教育機関。県社会福祉協議会が運営し、大崎生涯学習センター・パレットふるしんホールを学習会場とする大崎校など5校ある。大崎校21期会は、2015年卒業生で結成。古川敷玉地区公民館を拠点に、パークゴルフなどの愛好会活動やボランティア、東日本大震災の復興状況を学ぶ研修旅行など、健康づくりや社会貢献の活動を行っている。

 

母校の誇り懸け挑む

 古川高と築館高のスポーツ合戦「第67回紫臙定期戦」は23日、昨年に続き古川高を主会場に開かれる。昨年は古川高が8勝7敗と接戦を制し、4連覇を果たした。ことしは連覇の記録を伸ばすことに挑む古川高が、5年ぶりの勝利奪還に闘志を燃やす築館高をホームで迎え撃つ。定期戦は1956年から続く伝統の戦い。開会式は午前9時20分から、晴天時は古川高グラウンド、雨天時は同校体育館で行う。応援合戦や名物の両校応援団長と生徒会長によるやじの応酬もある。閉会式は午後3時50分から同グラウンドで行い、優勝校が凱歌を斉唱したり、両校が手拭いを交換したりする。古川高と築館高は、旧制宮城県第三中学校と同校栗原分校だった兄弟校。定期戦は、両校運動部の技術向上や親睦を目的に始まり、毎年、母校の誇りを懸けた熱い戦いを繰り広げている。これまでの通算成績は古川高45勝、築館高17勝、3引き分け。