2026/04/07


「事故ゼロ」誓い出動式

 「春の交通安全県民総ぐるみ運動」が6日、スタートした。初日は大崎市と古川署、交通安全団体による出動式が市役所駐車場で行われ、参加者約250人が悲惨な交通事故ゼロを誓い、街頭啓発に繰り出した。運動は15日まで。出動式では市交通安全推進協議会長の伊藤康志市長が「被害者、加害者双方の幸せを一瞬にして奪う交通事故を1件でも減らすべく、実効性のある運動を展開していく」と決意。1日付で着任した佐藤順古川署長は「悲惨な事故や飲酒運転などの違反をなくし、安全で安心な地域社会の実現のため協力を」と呼び掛けた。参加者はパトロールへ向かう警察車両と交通安全指導車を見送った後、市役所周辺の交差点2カ所とおおさき道の駅で街頭キャンペーンを展開。「飲酒運転は犯罪です」「運転中禁止スマホ・携帯」などと書かれた横断幕やのぼり旗、サインボードを掲げ、通勤する自動車や自転車、歩行者に注意喚起した。

保育者目指し46人入学

 宮城誠真短大(大崎市古川福沼、山口義康学長)の第39回入学式が4日、同短大で行われた。保育者を夢見る46人(男子13人、女子33人)が入学し、保育士や幼稚園教諭など幼児教育の担い手を目指して学生生活をスタートさせた。同短大は、県北で唯一の保育科単科の短期大学。学生たちは手厚い少人数教育と幼稚園や保育園、児童福祉施設での実習を通し、保育者として必要な経験を積み、専門的な知識と技術を身に付ける。入学式で山口学長は「保育に携わる者は、人々の暮らしに必要不可欠なエッセンシャルワーカーの一員。同じ目標を持った仲間と人間関係を育み、2年後に立派な教育者となって、地域を、宮城を、東北の未来を担う存在となって羽ばたいていってほしい」と式辞を述べた。

3校統合 小野田小開校

 加美町小野田地区の3小学校が統合した「小野田小学校」の開校式が4日、同校体育館で開かれた。全校児童150人と保護者、地域住民らが出席し、新しい学校の門出を祝った。同地区の東小野田小、西小野田小、鹿原小は、児童数減少を背景に2024年から本格的に統合の準備が進められてきた。校舎は旧東小野田小を活用。校章は薬莱山や鳴瀬川、満天の星空といった自然の恵み、子どもたちの成長を意味する薬莱山から昇る希望の光などがデザインされている。式では、校章の入った校旗が石山敬貴町長から鎌田稔教育長に、鎌田教育長から木村謙志校長に手渡された。最後に、仙台市出身のシンガーソングライターで町の観光大使、竹森マサユキさんが作詞作曲した校歌が披露された。校歌は、3校の児童たちの思いを聞きながら竹森さんが児童と一緒に作り上げた。校歌披露には竹森さんも参加。児童たちは新しい学校への期待を胸に、この日までしっかり覚えてきた校歌を元気いっぱいに歌い上げた。

 

600㍍に191店ずらり

 100年以上続く東北最大級の露店市「鹿島台春の互市」が10日から12日まで、大崎市鹿島台中心部の昭和通りで開かれる。JR鹿島台駅から約600㍍区間に、多彩な191の出店が軒を連ねる。「わらじ村長」と呼ばれた鎌田三之助村長が1910(明治43)年、旧鹿島台村の発展を願って開設した伝統の市。春秋に行われ、地域の風物詩となっている。会場には農産物や海産物、植木、花苗、手工芸品、服飾製品など多種多様な露店が並ぶ。ハンドメードや蜂蜜専門店、クルミ豆腐、クラフトビール、そば殻枕、鳴子漆器、「しの竹細工」で知られる同市岩出山の竹工芸館など、県内を中心にした店や作家などが初めて参加し、新規店は前回より19店増加。鹿島台商業高生は、地元企業と連携し開発したオリジナルブレンドのドリップバッグコーヒーとキャンプ用品を販売する。

 

車両前に安全祈願祭

 廃線跡の駅舎や線路を活用した乗車会が人気の「くりでん」旧若柳駅で4日、安全祈願祭が行われた。くりはら田園鉄道公園の指定管理者NPO法人Azuma-reスタッフ、くりでん保存愛好会役員ら約20人が参加し、安全運行と催しの盛況を願った。本年度は、桜まつりに合わせて行われる12日が〝始発〟となる。安全祈願祭は、乗車会でおなじみの真っ赤なKD95型と、独特の揺れがファンに支持されているKD10型の前に神棚を設置して実施。心配していた雨も降らず、参加者はほっとした様子で神事に臨んでいた。くりでんOBとして唯一、イベントで運転業務を担う鈴木篤夫さん(70)は「安全第一、前方よし。そんな思いでことしも運行に当たりたい」と気を引き締めていた。