大崎市の〝20歳〟祝う
大崎市誕生20周年を迎えた3月31日、鳴子ダム管理所(小嶋光博所長)は市の〝20歳の誕生日〟を祝おうと、同市鳴子温泉の鳴子ダムで堤体ライトアップショーを行った。市や鳴子温泉地域の関係者約20人が招かれ、幻想的な光のショーを楽しんだ。大崎市は2006年3月31日、1市6町が合併して生まれ、ことしで20年の節目を迎えた。ライトアップは、同ダムの「選奨土木遺産」認定10周年記念も兼ねて関係者限定で実施。毎年春恒例の「すだれ放流」以外で行ったのは、閉校、統合する鳴子地域の小中学生を呼んだ24年12月以来、2度目。この日はあいにくの雨だったが、点灯は予定通り午後6時半に開始。音楽に合わせて色とりどりの照明設備が明滅し、ダムの堤体を彩った。雨や霧の乱反射でダム前の空間もぼんやりと光り、関係者たちは歓声を上げたり拍手を送ったりして、15分間の光のショーを楽しんだ。
パタ崎さん誕生日
大崎市の公式キャラクター「パタ崎さん」は、4月1日が誕生日。多くのファンがパタ崎さんの誕生日を祝福した。パタ崎さんは、シベリア出身のマガンの男の子。おいしいものと温泉が大好き。「みやぎ大崎ふつふつ共和国」の広報大臣として、大崎市の魅力を発信している。市役所本庁舎1階にある「パタ崎さん家(ち)」前では、大勢のファンがプレゼントを用意して待っていた。真っ赤なビーズがきれいなアクセサリー、メッセージカードなど、どれもパタ愛たっぷり。郵送で届いた箱を開けたら、きれいな風船が浮かび上がってきた。心温まるサプライズにパタ崎さんは「ありがとうパタ。これからも大崎市の魅力をたくさんアピールするよ。よろしくパタ」と感謝していた。
竹細工振興で1人着任
大崎市地域おこし協力隊の辞令交付式が1日、市役所本庁舎であり、ことし採用された1人を含む6人に伊藤康志市長が辞令を手渡した。新たに活動を開始する今野真佳さん(22)は伝統工芸(岩出山しの竹細工)振興業務に携わり、「別の分野と組み合わせた作品作りに挑戦したい」と抱負を語っていた。大崎市では、デジタル活用支援や陸羽東線活性化、ジビエ文化創出などの分野で地域おこし協力隊が活動している。隊員の任期は単年度で、最大2回まで再任用が可能としている。交付式には6人が出席し、伊藤市長が一人一人に辞令を交付。あいさつで伊藤市長は隊員の活動に期待を述べ、新たに加わった今野さんには「先例にとらわれず、新たな感性で作品作りに励み、次世代へつなげてほしい」と語った。
嘉義市(台湾)と友好都市締結
加美町と台湾・嘉義市は3月25日、「友好都市提携協定」を結んだ。嘉義市役所で調印式に臨んだ加美町の石山敬貴町長と嘉義市の黄敏恵市長は、産業や観光、教育、文化、防災などの分野で協力し、友好と相互理解を深めていくことを誓った。加美町は2024年、元巨人軍会長で町政策アドバイザーの久保博さんを通し、台北駐日経済文化代表処から嘉義市を紹介され、交流を開始。石山町長、黄市長らが相互訪問したり、両市町の小学生がオンラインで交流したりして親交を温めてきた。協定書に署名した石山町長は「これまでの交流を通じて嘉義市の温かい歓迎と信頼関係の深まりを実感している。協定締結は、その積み重ねの成果」と友好都市提携を喜んだ。黄市長も「両市町は文化、教育の重視、国際交流の推進といった共通の課題を有している。より強固で持続的なパートナー関係の構築を期待したい」と話した。
初の企業内保育施設
YKKAP(本社・東京都千代田区、魚津彰社長)が東北製造所(大崎市三本木)に建設を進めていた「あおいとり保育園」がこのほど完成し、3月31日に開園式が行われた。病児保育体制も整った同社初の企業内保育施設。同社の技術を集めた快適な環境で、社員らの仕事と育児の両立を支援する。保育園は敷地面積2443平方㍍。施設は木造平屋で、延べ床面積366平方㍍。広さ526平方㍍の屋外遊技場がある。内装のポイントは、引き戸に軟質ゴムを使い、子どもが指をはさみ負傷するリスクを軽減させた建具の採用。窓や玄関ドア、フローリング、ウッドデッキも同社商品で、高い断熱性と耐震性を確保した。

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