市道座散乱木線 全線開通
大崎市岩出山下野目で工事が進められていた市道座散乱木線(総延長1・8㌔)が24日、全線開通した。式典と通り初めが同日行われ、工事関係者や用地協力者ら50人余りが着手から18年越しで実現した供用開始を祝った。同線は旧岩出山町時代の1994年、国道47号から座散乱木大橋を挟んだ市道美和線交差点までの約1・1㌔が開通。同交差点から市道岩出山川北線までの区間は、大崎市誕生後の2008年度、新市建設計画に基づき、交流が盛んなまちづくりや道路環境整備を目的に事業着手した。10年度までに設計と用地測量を終えていたが、翌11年度に発生した東日本大震災により、市内の被災道路などの復旧を優先させるため4年間中断。15年度に再開し、埋蔵文化財調査や用地買収、移転補償を経て、20年度から工事を行った。整備延長は711㍍、幅員7㍍。片側1車線道路で、総事業費は約3億6000万円。
小学生剣士400人超熱戦
「錬成舘創立50周年記念第29回田尻少年剣道錬成大会」が22日、大崎市田尻総合体育館で開かれた。県内外から参加した400人余りの小学生剣士が団体戦に挑み、日頃の稽古の成果を発揮して熱戦を展開。その結果、田尻道場の錬成舘が初優勝を果たした。剣道を通じた青少年の健全育成と親睦を目的に、地元の剣道OB、OGで構成する「田尻剣友会」(宮本勝治会長)が主催。今回は、田尻剣友会や児童生徒らが活動している「錬成舘」が創立50周年の節目を迎えたことを記念し、錬成舘の名を冠して開催した。大会には87チームが出場。5~6チームで予選リーグを行い、各ブロック1位チームで決勝トーナメントを実施。少年少女剣士たちは、威勢よく声を張り上げて気迫と技をぶつけ合い、白熱した戦いを繰り広げた。
藤本氏が事務所開き
任期満了に伴う大崎市長選に立候補を表明している元市議、藤本勘寿氏(32)の後援会事務所開きが24日行われ、藤本氏は「皆さんと一緒に、最高の大崎をつくろう」と支援を求めた。藤本氏は「東日本大震災で多くの支援を受け恩返しをしたいと思ったことや、銀行勤務時代に新型コロナウイルスで苦しむ事業者に接したことが政治を志すきっかけになった」と述べた。さらに「子どもど真ん中の子育てと教育改革を行い、地の利を生かした仙台に次ぐ東北第2の経済圏をつくる。暮らしと安全を守る防災を徹底的に強化する」と語り、「政治はキャリアの長短ではなく、大崎市の稼ぐ力を伸ばす中長期的な目線で考える力」と訴えた。
消防団にポンプ車5台
大崎市は25日、市消防団に最新鋭の小型消防ポンプ付軽積載車5台を交付した。車両の追加または既存車両の老朽化に伴う更新で、古川支団に3台、岩出山、鳴子両支団にそれぞれ1台配備し、災害対応などに活用する。古川消防署で行われた交付式には、市の担当者8人と各支団の団員ら約40人が出席。吉田祐幸副市長が内田博美団長へ、続けて内田団長が各支団長へ交付書類を手渡した。
眠っている着物活用
たんすに眠っている着物を活用した作品の展示即売会が4月3、4の両日、大崎市三本木の道の駅三本木やまなみ敷地内にある亜炭記念館ホールで開かれる。手作り教室「寺子屋」が年に3回開いている恒例イベントで、楽しみにしているファンも多い。教室のメンバーは間近に迫る当日に向け、創作に励んでいる。教室は20年以上続いている。市内を中心に美里町や仙台市にもメンバーがおり、週に1度集まって活動している。講師は呼ばず、本で最新のデザインを吸収し、互いに教え合って技術を高めている。他団体の展示会にも積極的に観賞に出向いている。会場にはバッグやブローチ、袖口カバーなど小物を合わせ約300点が並ぶ予定。教室の三浦貴美枝代表は「これから着て出かけたくなる、春物を多くそろえている。ぜひ多くの人に見に来てほしい」と話している。
河川環境保全に汗
大崎市田尻北小牛田地区住民でつくる「江合川北小牛田愛護会」(只野直孝会長)は22日、ことし最初の河川保全活動を江合川河川敷で行い、樹木の伐採やごみ拾いなどに取り組んだ。同会は、江合川堤防の安全と河川愛護の精神の下、2007年に活動を開始。春は洪水時の危険度が高まる水際の樹木伐採、夏は繁茂する河川敷の草刈りを中心に行っている。同地区は鳴子ダムが完成する1957年以前、川の氾濫などで水害に苦しんだ歴史があり、住民の間で高い防災意識が醸成されてきたことも背景にあるという。この日は早朝、JR東北線が走る小牛田橋下の河川敷に約30人が集合し、早速作業を開始。地元の建設業者が協力し、伐採した樹木を重機で引き上げたり、トラックの荷台に積み上げて集積所まで運搬したりした。
高校生ら米ダブリンへ
姉妹都市の米国ジョージア州ダブリン市に高校生を派遣する大崎市の交流事業参加者一行が24日、JR古川駅から出発した。駅構内での出発式には家族も駆け付け、海外へ旅立つわが子を見送った。ダブリン市との交流は三本木町時代の1990年9月、当時のYKK東北工場とYKKアメリカ社ダブリン工場の仲介で、ダブリン市長一行が来日し、三本木を訪れたことがきっかけで始まった。98年5月に姉妹都市締結を調印し、現在に至っている。学生派遣交流事業は、市内在住の高校生を対象に3年おきに行っており、海外渡航を夢見る生徒にとっては大きなチャンス。今回の派遣団は生徒8人を含む12人。高校生たちは現地でホームステイしながら地元高校生と交流したり、工場などの施設を見学したりして、31日に帰国する。
70周年記念誌発刊
大崎市鹿島台の鶴田川沿岸土地改良区(千葉榮理事長)はこのほど、「70周年記念誌」を発刊した。水害の常襲地帯として幾多の苦難に見舞われながら土地改良や流域治水に取り組んできた歩みについてまとめた。同土地改良区は、終戦から約6年後の1951(昭和26)年、施設の維持管理のほか食糧増産を主な目的に設立。近年は、隣接する宮城郡松島町手樽土地改良区と合併し管轄を広げる一方、関東・東北豪雨(2015年)や令和元年東日本台風(19年)、記録的渇水(昨年)に見舞われた。記念誌は、これら水害のほかコロナ禍への対応を経て5年遅れでの刊行となった。70年間の年表に加え、60周年記念誌発刊後の10年間に主に焦点を合わせて編さんした。A4判81㌻。

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