子ども剣士386人熱戦
「第19回北雄舘竜世旗・宮澤杯争奪少年剣道大会」(加美北雄舘・同親の会主催、大崎タイムスなど後援)は15日、加美町中新田体育館で開かれ、県内外の少年少女剣士が気迫あふれる熱戦を繰り広げた。同大会は、2003年に交通事故で亡くなった橋本竜世君=当時(7)=をしのび始まった。北雄舘道場に所属し、「剣道日本一」を夢見ていた竜世君の両親から優勝旗(竜世旗)の寄贈を受け、交通死亡事故の撲滅、少年剣士の親睦などを目的に毎年実施。第6回大会からは、大会当初から審判長を務めていた同道場師範、故宮澤保行さんの名を冠して開催。同道場は、竜世君の志と宮澤さんの教えを受け継ぎ、日々稽古に励んでいる。今回は県内のほか、東京都や埼玉県から合わせて50団体、総勢386人が参加。団体戦に59チーム、学年別個人戦に283人が出場した。
隊員11人が活動報告
加美町地域おこし協力隊の活動報告会が15日、中新田公民館で開かれた。隊員11人が本年度の活動内容を発表したほか、展示ブースで取り組みを紹介し、訪れた人たちと交流した。都市部などから地方に移り住み、地域の活性化、課題解決に取り組む地域おこし協力隊。同町では2010年から受け入れていて、農業や観光振興、商店街活性化、移住定住推進などに励んでいる。町ひと・しごと推進課によると、これまで受け入れてきた隊員の半数が町内で起業や就職して定住しており、この日は実際の業務を体験できる「おためし地域おこし協力隊」5人も参加。出身地は東京や関西、仙台。いずれも農業分野に関心があり、同課は「近い将来、移住定住につながれば」と期待する。
仙台圏との二極化拡大
県は、土地取引の参考になる地価を公示した。それによると、県の全用途平均変動率は3・4%で、14年連続で上昇したが、上昇率は前年と比べ1・1㌽縮小。仙台市と周辺9市町村も14年連続で上がった一方、大崎地方を含む他の市町は11年連続で下落した。仙台圏と地方部の「二極化」が10年以上進んでいる現状を踏まえ、県は「県土の均衡的発展に努める」としている。
早風遺跡の発掘成果報告
県多賀城跡調査研究所は14日、「早風遺跡」(加美町宮崎)の発掘調査報告会を宮崎公民館で開いた。最新の調査成果報告や奈良・平安時代の東北政策と遺跡群に関する講演会があり、地域住民らが熱心に聴講し、地元の歴史に関心を高めていた。早風遺跡は、奈良・平安時代の陸奥国賀美郡の役所跡「東山官衙遺跡」(国指定文化財)を取り囲むように所在する防御施設。8世紀前半(約1300年前)に蝦夷の脅威に備えて建設されたとみられ、昨年、築地塀、土塁、堀の跡が公開された。報告会では、同研究所の研究員が東山官衙遺跡群の概要や、2024~25年度の早風遺跡発掘調査成果を発表。また、東北学院大の永田英明教授(歴史学科)が「律令国家の東北政策と東山官衙遺跡群-文献資料を中心に-」と題して講演した。
“吉方”の栗原で合宿
東北学院大の陸上競技部短距離ブロックが12日から、栗原市築館総合運動公園陸上競技場で2泊3日の合宿を行った。メンバー20人の中には古川学園高OBの3年、伊藤圭汰さん(登米市出身)もおり、学生生活最後のシーズンに向けて調子を上げている。第三種公認の同競技場は、万全な設備に加えて宿泊場所からも近く、競技に集中できる環境が整っている。同部長距離ブロックが昨夏に合宿し、全日本大学駅伝の出場権を得た〝吉方〟でもあることから、赤間未優主将(3年)が2月下旬に合宿の希望を申し出た。合宿では技術面の個人練習をしながら、リレーのタイムトライアルや走り込みも実施。競技のことだけ考える濃密な日々に、赤間主将は「部員たちの気持ちを一つにして来季に向かうため合宿を計画した。記録につなげたい」と抱負。伊藤さんは小中学校時代、陸上スポーツ少年団のくりはらACに所属。走り高跳びが専門で、インターハイに出場した高校2年で1㍍73を跳び、大学1年で自己ベストの2㍍を記録。就職活動も気になるが、「全国出場を狙いたい。もう少しいけそうな手応えもある」と力を込めた。
スポーツ好きになって
栗原市瀬峰地区に拠点を置く瀬峰スポーツ少年団(平敏朗団長)は14日、全体集会を瀬峰のテアリホールで開き、講演に続いて参加者全員が卓球を楽しみ交流した。同団は、人数がそろわずスポ少として登録できない児童生徒にも体を動かす楽しさを-と、複数競技の複合型として2007年に設立。当初は団員と指導者で100人を超えていた。この日はサッカー、ソフトテニス、卓球に親しむ小中学生の団員36人と保護者が参加。「うれしさや悔しさを経験させたい。まずはスポーツを好きになってほしい」と平団長。
豪雨時の避難行動理解
大崎市の「多田川流域における流域治水セミナー」が10日、大崎生涯学習センター・パレットおおさきで開かれた。参加者は東北大災害科学国際研究所の佐藤翔輔准教授の講演を聞き、豪雨時における避難行動などについて理解を深めた。昨年3月、多田川流域が特定都市河川流域の指定を受け、市は住民、団体など全てで洪水対策に取り組む流域治水に向け、流域水害対策計画の策定を進めている。セミナーは、ハード整備だけでなく市民参加による水害防止について理解を深めようと開き、流域の市民ら55人が訪れた。

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