稲わらで作った馬寄贈
稲わらを使った造形作品で知られる美術作家、松本勇馬さん(49)は馬をかたどった作品「瓢箪から駒」を大崎市に寄贈した。贈呈式が9日、展示場所の市役所本庁舎エントランスホールで行われた。松本さんは群馬県出身で、動物などを題材に、稲わらを使い作品を制作。昨年1月に東京ミッドタウン日比谷で開かれたイベント「食と生きる」や、第29回「UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)」(2022年)、「瀬戸内国際芸術祭2013」などに作品を出品している。寄贈した馬は台座を含め高さ2・9㍍、長さ4・5㍍で、重さは約150㌔。ことしの干支「午」にちなみ、昨年12月26日から2月17日まで東京の銀座三越に展示されたもので、作品名は幸運が訪れることを願い付けられたという。
「香りの森」リニューアル
大崎市岩出山の感覚ミュージアムに開館当初からある常設展示「香りの森」が10日、26年ぶりに一新された。和紙のより糸約2800本が天井から垂れ下がる作品で、作者の造形作家、石田智子さん(67)=福島県三春町在住=が作業に当たった。石田さんは、こよりを重ね合わせる立体作品で国内外に知られる。香りの森は、多数のこよりが枝葉のように張り巡らされた空間アート。木の幹に見立てた柱7本には穴が開いており、香りデザイナー吉武利文さんが手掛けたネムノキやマツ、草などの香りも楽しめる。リニューアル作業では、長年の展示で老朽化したこよりを全て撤去し、長さ約8㍍の和紙のより糸に交換。天井から垂らした4㍍のひもに巻き付かせ、2~3㌢間隔で配置した。「柔弱なる者は生の徒なり(柔らかく弱いものは生に近い)」という中国の故事をコンセプトに、人の動きなどで起こるかすかな風でゆらゆらと揺れる。
大崎市議選 説明会に32陣営出席
任期満了に伴う大崎市議選(4月12日告示、19日投開票、定数28)の立候補予定者説明会が12日、大崎生涯学習センター・パレットおおさきで開かれ、現職14、元職2、新人16の32陣営が出席した。同市議選では現職11人が引退し、2人が市長選に立候補予定。新人の立候補はこれまで新市発足最初の市議選を除き前回、前々回の8人が最多で、最も多い新顔が名乗りを上げる見通し。
寄付型自販機設置を
犯罪被害者支援のための寄付型自動販売機の設置を求め、大崎市内の導入事業所や公益社団法人みやぎ被害者支援センターの役員が10日、市役所を訪れ、伊藤康志市長に要望書を提出した。犯罪被害者支援のための自販機は、設置する業者が売り上げの一部を同センターに寄付して活動を支援するもので、県内では60台あり、寄付額は年間約60万円程度。県内自治体で設置している例はないという。要望書の提出には、自販機を会社に設置している千田清掃の千田信良代表取締役、環境開発公社エムシーエムの本郷輝郎代表取締役、寄付型商品を提供している日本料理「鳥文」の女将、早坂葉子さん、センターの阿部信三郎専務理事らが出席。早坂さんが要望書を伊藤市長に手渡した。
来場者150万人達成
大崎市田尻の加護坊さくらパークゴルフ(PG)場は11日、来場者数150万人を達成した。クラブハウス前でセレモニーを行い、節目の来場者となった美里町の佐々木ユリ子さんに記念品を贈った。同PG場は、1992年4月にオープン。サクラの名所、加護坊山の南斜面に広がり、自然の地形を生かした54ホールのコースは県内最大規模を誇る。ネーミングライツ契約で、昨年4月から加護坊さくらPG場の愛称を使用している。
「鎮魂の桜」15本植樹
東日本大震災から15年を迎えた11日、津波などでの犠牲者を悼む「鎮魂の桜」植樹が大崎市古川の化女沼湖畔で行われた。震災翌年から続く取り組みで、参加者は苗木を植えた後、地震発生時刻の午後2時46分に黙とうをささげた。化女沼をサクラの名所にしようと、植樹や美化活動を行っている市民団体「化女沼2000本桜の会」(佐々木哲朗会長)が主催。2012年に植生地を「鎮魂の桜花(おか)」と名付け、「心の復興3カ年計画」として実施したのが始まり。3年間で計210本を植えたが、その後も震災の記憶を次世代へつなごうと、毎年この日に植樹を続けている。この日は会員ら40人が参加。震災発生15年にちなみ、平和の象徴とされるヨウコウザクラの苗木15本を手作業で植えていった。作業終了後、会場に設けた祭壇前で焼香し、津波で多くの犠牲者が出た沿岸部の方角を向いて黙とうした。
緑色の光で受診啓発
世界緑内障週間にちなんだ「ライトアップinグリーン運動」が、全国の自治体や医療機関で繰り広げられている。大崎市民病院(同市古川穂波)も日没から午後9時まで、2階フロアの一角が鮮やかな緑色に染まる。15日まで。日本緑内障学会の取り組みに参画する形で8日から実施。フロア消灯時刻の午後8時以降は宵闇とのコントラストが映え、思わず立ち止まったり、スマートフォンのカメラを向けたりする人の姿も。12日夜も星空の下、幻想的な光景を描いた。

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