身近に息づく蛇神信仰
全国各地にある「蛇神信仰」をテーマにした歴史講座が3日、加美町宮崎公民館で開かれた。参加者は身近な薬莱山や宮崎地区にも蛇神信仰が息づいていることを知り、地域の歴史に理解を深めていた。同館が主催する講座で、講師を務めたのは元高校教員で元同町文化財保護審議委員の後藤荘悦さん(90)。後藤さんは文献やフィールドワークで集めた写真などの資料を基に、ヘビが脱皮を繰り返す姿に永遠の生命や再生を見いだしたことが信仰につながったと説いた。ヘビを祭る寺社や場所のうち、同町内にある代表的なものとして薬莱山を挙げた。薬莱神社の「大己貴神」は蛇神の化身で、山が町や周辺における蛇神信仰の重要な場所となっているとした。
手織り体験し一服
桃の節句を祝う「ひな茶まつり」が2月28日と1日、大崎市祥雲閣で開かれた。折り紙を使ったひな飾り作りや手織りを体験し、茶席でひなまつりの日だけの和菓子を味わう企画。豪華な段飾りやつるしびなが飾られた会場には家族連れなどが大勢訪れ、健やかな成長を願う伝統文化に触れていた。工作と手織りは先着順とあって、開始時刻前から訪れる人も。着物の色や表情で自分らしさを出せるひな飾りを、親子やきょうだいで話し合い完成させていた。茶席は、桃色と緑色の組み合わせが美しいひなまつりの和菓子「引千切」とお点前がお目当ての人で満席。庭園を眺め、一服の茶で安らいでいた。
鹿野市議が立候補表明
大崎市議の鹿野良太氏(48)が5日、大崎市役所で記者会見し、任期満了に伴う大崎市長選(4月12日告示、19日投開票)に無所属で立候補すると表明した。鹿野氏は「人づくり、商工業の発展を2本柱に、子育て支援、ものづくり企業の高度化、先端産業の誘致を進める」と政策を述べた。
清滝にデイサービス施設
大崎市古川清滝地区に1日、高齢者対象のデイサービス「シルバービレッジ清瀧元氣邑」がオープンした。運営する会社「あぐりしろ」(仙台市青葉区)の白石信興代表は「利用者だけでなく、地域の人々が気軽にお茶飲みに来られる交流の場にもしたい」と語っている。同社が、築約30年の木造一部2階建て空き家をデイサービス向けに改修した。施設の床面積は約100平方㍍。3月1日付で、市から地域密着型のサービスを提供する事業所として指定を受けた。白石代表(83)は不動産鑑定士で、不動産評価を行う企業を仙台市内で経営。出身地で空き家の有効活用を図り、高齢者支援を通して地域に貢献しようと、デイサービス事業を開始した。
茶室で抹茶味わう
女の子の健やかな成長と幸福を願う「桃の節句」。涌谷町字追廻町の認可保育施設「涌谷修紅幼稚舎」(園児数38人)の園児たちは3日、桃の節句にちなみ、佐々木利子園長宅の茶室で抹茶を味わいながら、ひな祭り気分を楽しんだ。この日は教職員たちが茶をたて、3歳以上の園児17人に振る舞った。茶室の一角に飾られたのは7段の豪華なひな飾り。子どもたちは愛らしいひな人形に笑みを浮かべた一方、慣れない雰囲気と正座、作法に時折ぎこちないそぶりを見せながらも両手で抱えた茶わんを口に運び、ゆっくり茶を味わった。
親子ら癒やしや遊び満喫
癒やしと遊び、食を楽しむ「みんなのワークショップ」が2月28日、加美町中新田公民館で開かれた。未就学児を育てる家族などが訪れ、大人も子どもも和やかなひとときを過ごした。主催したのは、保育士や子育て事業に携わった人たちで構成する子育て支援団体「子育て応援すまいる」(西塚浩恵代表)。これまでは癒やしや遊びなど親子向けイベントを平日に行ってきたが、土日開催の要望を受け、初めて開催した。館内には足もみやベビーマッサージの体験、親子フォトなどの癒やしコーナー、輪投げや綿あめ、工作ワークショップといった遊びコーナー、町内の市民団体「みんなの食堂」による食のコーナーを開設。託児ルームも設置した。開始と同時に子どもを連れた家族や高齢者らが続々と来場。子どもと一緒に遊んだり、子どもを預けて頭や足をマッサージしてもらったりする保護者の姿が見られた。

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