布細工ずらり1000点
布細工の展示会「スコーレアートギャラリー・伊達の里の雛まつり」が25日、大崎市岩出山文化会館(スコーレハウス)ロビーで始まった。季節をテーマにした人形やつるし飾りなどが並び、訪れた人たちの目を引いている。3月3日まで。同館を拠点に活動する「布細工サークル」(後藤公子代表、会員9人)が昨年から始めた展示会。3回目となる今回は、後藤代表と会員が手掛けた作品約1000点を展示。古布を素材に制作した動物や花、人形などがロビーを彩っている。最終日が桃の節句に当たることから、会場の一角には大小さまざまなひな人形がずらり。犬張子をモチーフにした新作「犬のおひなさま」は、つぶらな瞳を来場者へ向けている。
ものづくりの研究成果発表
東北でものづくりを学ぶ学生たちが研究の成果を発表する「第24回東北ポリテックビジョン」が20日と21日、栗原市築館の栗原文化会館と東北職業能力開発大学校で開かれた。建築学会が主催した学生グランプリ2025「銀茶会の茶室」に同校の学生が応募した茶室をはじめ、さまざまな展示や競技会があり、訪れた人たちは次世代を担う若者の技術力に感心していた。同校の教育システムやその高度さを知ってもらい、産学官の連携や人材育成の振興を図ろうと、同校と付属校が主催、栗原市が共催して開催。初日は、東北電力総務・地域共創部門地域共創・広報ユニット部長の土橋章子さんによる記念講演もあった。茶室はススキの穂とスズムシの羽をイメージしており、優しく包まれる安心感と解放感を演出。設計グループの専門課程住居環境科2年、加藤萌さん(20) は「雰囲気を楽しんでほしい。心に残る、喜ばれる建物を作りたい」とほほ笑んだ。
春の火災予防運動
春の火災予防運動が3月1日、全国一斉にスタートする。大崎広域消防本部は圏域(大崎市、色麻町、加美町、涌谷町、美里町)住民の生命と財産を守るため、関係機関、団体との連携でさまざまな施策を講じている。運動期間は同7日まで。消防本部が掲げる重点項目は①住宅防火対策の推進、住宅用火災警報器の設置及び維持管理、住宅用消火器の設置の推奨、高齢者世帯を重点とした住宅防火指導②林野火災予防対策の推進③放火火災防止対策の推進④事業所(防火対象物等)における防火安全対策の徹底⑤充電式電池(リチウムイオン電池等)に起因する火災予防対策の推進-の5点。岩手県大船渡市での大規模林野火災(2月)など空気の乾燥や強風に伴う火災が懸念される季節も相まって「火の用心」啓発に躍起だ。
思春期の心と体学ぶ
思春期における心と体について学ぶ大崎市主催の特別授業が20日、古川第二小で行われた。参加した5年生105人は、心身の変化や守り方、SNSの適切な利用法に理解を深め、自身や友達を大切にする意識を育んだ。人権教育の一環として、初めて行う学習会。市内のNPO法人HIKIDASHIで教育アドバイザーを務める山谷真子さんが、精神的な自立や身体的な成長といった、思春期に起きる心身の変化を子どもたちに教えた。他人に見せない体の部位「プライベートゾーン」や、心と体を守るために自ら引く境界線「バウンダリー」についても解説。境界線は人や環境、状況によって変わるため、常に相手の気持ちを確認したり、「嫌だ」という感情を尊重したりするよう指導した。
めだま作りや籠編み
栗原市花山地区での移住体験プログラム「かがやく女性たちと過ごす花山いなか暮らし2026冬」が21日から23日にかけ、同地区内で開かれた。関東圏など県内外から集まった5人は、移住体験住宅に宿泊し、地元の女性たちと一緒に正月の料理や飾り作り、籠編み、そば打ちなどを楽しんだ。22日は千葉勝也さん(75)、優子さん(73)夫妻が暮らす築200年近い古民家で、正月に飾る「めだま」作りを体験。めだまの名称は繭玉に由来するとか、新芽を餅で玉のように丸く包むからなど諸説ある。参加者は餅を付けたミズキの枝に縁起物の形をしたカラフルな飾りも添えて完成させ、スマートフォンで撮影していた。
蓮ランタンのひな人形
「蓮ランタン」をアレンジしたひな人形作りの講座が20日、大崎市古川長岡地区公民館で開かれた。同館職員が考案した新作を作る講座で、地区内外から参加した7人が繊細な作業に夢中で取り組んでいた。ハスの花をモチーフにした蓮ランタンは、韓国の薄紙を使って制作。内側に取り付けたLEDライトの明かりが幻想的で、人気がある。同館では職員が新作を考え、毎年発表している。蓮ランタンひな人形は、薄い紙の先端をこよって立体にした花びらを着物に見立て、少しずつずらして多くの色が見えるよう接着。おひな様はオレンジ色やピンクの濃淡やグラデーションで華やかに、お内裏様は青や紫色で高貴さを感じさせるのがポイント。ふっくらとした面長な輪郭の人形も、平安貴族を思わせるよう工夫した。

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