シュンギクでスムージー
おおさきオープンイノベーションチャレンジ2025「高校生ビジネスアイデアコンテスト」(おおさき産業推進機構主催)の審査が22日、大崎市役所で開かれた。審査の結果、古川黎明高2年の女子生徒グループ(5人)が発表した、市内産シュンギクを使ったスムージーの販売プランが最優秀賞に選ばれ、賞金10万円が贈られた。将来を担う高校生らがビジネスに関心を高め、将来、地元で起業し地域振興に貢献してほしいと初めて開催。大崎市内の高校の生徒と、市内に学習拠点を置く仙台高等専門学校の学生による11グループと4人が参加。10月に応募を締め切った後、企業経営者らから指導を受けアイデアを磨き、プレゼンテーションの方法など学んでコンテストに臨んだ。会場には教員や保護者、一般も含め40人ほどが訪れ発表を見守り、大学教授や企業経営者、伊藤康志市長ら5人が審査を行った。生徒、学生らはデジタル技術を活用した災害時の外国人支援やボランティアのマッチング、野生動物の被害対策などアイデアを提案。事業化の課題など審査員の質問に答えた。
みそ造り通して交流
大崎市への移住者や移住に関心がある人の交流会が21日、大崎まちづくり支援センター・きらっと(同市古川米倉)で開かれ、参加者たちはみそ造りを通して会話を楽しんでいた。交流会には10人が参加。坂井農産(同市古川小林)の坂井悦子さんから指導を受け、みその仕込み作業に挑戦した。材料の大豆ミヤギシロメ、ささ結(むすび)の米こうじは大崎市産。軟らかく煮た大豆をペースト状につぶすのは体力が必要だが、塩とこうじを合わせる作業は共同作業にぴったり。心の距離が近づくと、2グループに分かれていた机を参加者が自主的にくっつけ、食事の味付けや移動手段といった生活について、それぞれの地元と大崎を比べながら会話を弾ませていた。
世界かんがい遺産学ぶ
国際ロータリー第2520地区第6分区大崎ゾーンの4クラブによる「インターシティミーティング」で「世界かんがい遺産」について学ぶセミナーが21日、大崎市古川のアインパルラ浦島で開かれた。講演を行った京都大の渡邉紹裕名誉教授・特任教授は、住民参加によるかんがい施設の維持管理が必要と指摘した。大崎市内では、国際かんがい排水委員会(ICID)により「南原穴堰」(鳴子温泉地域)、「内川」(岩出山地域)が「世界かんがい遺産」に登録されている。4クラブは本年度、これら世界遺産の管理などに当たる3団体に清掃器材などを寄付し、活動を支援。世界的に価値の高いかんがい施設の歴史的意義や役割を学び、保全活動へ市民参加を促そうと、セミナーを開いた。インターシティミーティングには4クラブの会員や、セミナーの一般聴講者も加え約100人が出席。ICID名誉副会長も務める渡邉名誉教授は、「農業用排水路の維持管理の課題と地域コミュニティの貢献」と題し講演。「農村は集落機能が低下し、施設の維持管理を担う水利組合をどう支えるかが課題」と指摘し、民間企業による支援や、高校生による学習活動例などを紹介。その上で「水利施設は生産ツールというだけでなく、維持管理に参加することに喜びを感じるつながりを広げてほしい」と求めた。
3幼稚園で別れの会
3月に閉園する涌谷町の3幼稚園(涌谷、涌谷南、ののだけ)で14、21日の両日、別れの会がそれぞれ開かれた。園児や教職員が園での思い出を振り返り、感謝を告げた。涌谷幼稚園のお別れ会は14日にあり、園児26人を含む60人余りが参加。佐々木隆子園長が「これまでたくさんの友達がここで遊んだり歌ったりしてきた。幼稚園がなくなるのは寂しいが、子どもたちのきらきらした笑顔は宝物」とあいさつした。開園(1984年)からの思い出を振り返る映像が映し出されたのに続き、園児たちが歌とお別れの言葉に乗せ、「今までありがとう。ずっと忘れないよ」と声をそろえた。ののだけ幼稚園のお別れの会(21日)には、卒園児を含む100人余りが集まった。城口眞由美園長は「開園からの12年間、地域に見守られながら145人が過ごし、巣立っていった。思い出は語りつくせない」と時折涙ぐみながら述べ、「最後の日までいっぱい遊んで楽しい思い出をつくって」と園児たちに呼び掛けた。本年度の園行事を写した写真を上映。全園児9人が1人ずつ園庭でのかくれんぼやサッカー、発表会で頑張った思い出のほか、歌とダンスを発表。最後に教職員とともに思い出の歌を歌い上げた。
建物火災が多発傾向
大崎市内で年明け以降、建物火災が多発中だ。関係機関は今後も春先にかけて空気の乾燥しやすい状態が続くとして「火の用心」徹底を呼び掛けている。市内の建物火災件数は15日現在6件(前年同期比3件増)。同市鹿島台平渡で同日夜、木造2階の住宅1棟が全焼し1人が亡くなった火災も記憶に新しい。古川、鳴子両消防署は「7日に1件、誰かの家で火事が起きています!」のチラシを急きょ作成。このまま推移すると昨年の年間件数(31件)を大幅に上回るとして、たばこや暖房器具の火の始末、コンセント周辺からの出火に警鐘を鳴らしている。

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