高市旋風 宮城も席巻
第51回衆院選は8日、投開票が行われ、大崎地方を含む宮城5区は、自民前職の小野寺五典氏(65)が通算10度目の当選を決めた。圧倒的知名度と実績を武器に選挙戦を終始有利に展開し、有効投票の77%を獲得。36年ぶり真冬の選挙となったが、投票率は55・13%で、前回(2024年10月)を1・45㌽上回った。期日前投票をした人は投票者全体の過半数に達し、区割り変更後で過去最多を記録した。小野寺氏は、2度の防衛相や党政調会長などの要職歴任に加え、高市政権下で党税調会長としてガソリン暫定税率廃止を実現させるなどの実績を強調、全域で幅広く浸透した。中道新人の境恒春氏(46)は県議3期12年の実績を掲げ、食料品消費税の恒久的廃止を訴えたほか、自民裏金事件への批判を展開。共産新人の結城豊氏(66)は消費税一律5%への引き下げや安保法制廃止を訴えたが、いずれも広がりに欠いた。
大崎の埋蔵文化財紹介
大崎市内にある埋蔵文化財の発掘調査成果を紹介する展示会が、市松山公民館で開かれている。地元の千石城跡と長尾城跡で見つかった土器を中心に並べ、訪れた人たちが在りし時代に思いをはせながら見入っている。3月1日まで。市文化財課によると、千石城跡は大松沢丘陵(標高77㍍)北端部にあり、室町期以降の築城とみられる。急峻な地形に大小の曲輪を設け、防御性に優れていた。2014年の発掘調査で整地土や柱穴を検出。江戸期の陶器製わんや土瓶、砥石の一片も見つかった。長尾城址(築城年代不明)は、室町期から戦国期に千石城の支城だったとされ、三つの曲輪で構成される「連郭式平山城」だった。13、17年の発掘調査で整地土や柱穴、堀跡、横穴墓が検出されたほか、中世の板碑、陶器製天目茶わん、かめのかけらが掘り出された。これらを含め、市内に点在する埋蔵文化財包蔵地(遺跡)は700カ所余り。展示会は地域の歴史や埋蔵文化財(遺跡)に親しんでもらおうと、これまでの発掘調査で得られた成果のうち特に注目される物を紹介している。
生き物や家、ケーキも
バオバブ保育園(大崎市古川北稲葉)の作品展が8日から、大崎市民ギャラリー・緒絶の館で開かれている。0歳児から5歳児まで84人の作品をクラスごとに展示。日々の様子が垣間見える伸び伸びした作品に、来場者は目を細めて見入っている。10日まで。規模を拡大しながら、10回目を迎えた展示会。子どもの意欲や好奇心に寄り添い、遊びの中で生まれた偶然の美しさも交えた作品作りに取り組んできた。地引き網や釣り、魚を食べる体験をした5歳児は、1㍍を超えるニジマスや水族館で見た巨大水槽を造形作品で再現。ほかのクラスも新聞紙や紙粘土、廃材などを使って人が入る大きさの家、ケーキやパンなどを展示。床をはう大きなカジカを中心に、生き物たちが暮らす風景も見られる。
グルメキャンペーン
古川商工会議所は6日、「新春運だめしグルメキャンペーン」の抽選を同会議所で行い、村田秀彦会頭らが抽選箱から応募はがきを引き出し、特賞など合計81人の当選者を決めた。キャンペーンは、1月中に加盟飲食店の利用者を対象に、抽選で温泉宿泊券や金券をプレゼントするもので、同会議所専門サービス部会が取り組んでいる事業。昨年より1店少ない52店が参加した。飲食店利用者は、はがきかインターネットを通して応募。ことしは2894件の応募があり、昨年より822件増えた。特賞は鳴子温泉ペア宿泊券(1人)。1~3等は、加盟店で利用できる1万円から2000円の金券。抽選は村田会頭、早坂竜太部会長ら6人で実施。早坂部会長はあいさつで応募者が約4割増えたことについて触れ、「地域の活性化に寄与することができた」と喜んだ。

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