2026/02/06


政宗のレプリカ甲冑公開

 大崎市岩出山の国指定史跡・名勝「旧有備館および庭園」で、地元企業から昨年寄贈された伊達政宗のレプリカ甲冑が初めて公開されている。恒例のひな人形展も3日に始まり、館内は一足早い春の雰囲気に包まれている。甲冑は、仙台藩祖伊達政宗が着用していた「黒漆五枚胴具足」のレプリカ。お披露目式が1月27日に行われ、開館中は主屋(御改所)の床の間に展示。鹿児島県の甲冑工房が制作したよろいかぶと一式は黒漆塗りの重厚さが精緻に再現されており、来館者は足を止めてじっくりと眺めていた。岩出山伊達家家臣の中嶋家が所蔵する約300年前のひな人形「享保びな」を紹介した企画展は、旧有備館の付属屋で行われている。3月29日まで。享保びなは、能面のような白い面長の顔に切れ長の目、少し開いた口が特徴。同家には男びな、女びな、五人ばやし3体、随身2体の計7体が現存している。部品が一部失われているが本体に傷はほぼなく、衣装も鮮やかな発色が保たれている。

白い息吐き田園駆ける

 「第53回田尻クロスカントリー大会」(同実行委主催、大崎タイムスなど後援)は1日、大崎市田尻総合体育館を発着点とするコースで開かれた。県内外から集まったランナーは厳しい寒さをものともせず、冬の田園地帯を全力で駆け抜けた。旧田尻町時代から半世紀余りにわたり続く伝統の大会。今回は市内をはじめ、東北各県や関東などから951人がエントリー。年齢も6歳から83歳までと幅広く、年齢や男女別の10種目(2・5~10㌔)に挑戦。今大会から5㌔、10㌔のコースが一部変更された。この日は小雪が舞い、日中も氷点下のいてつく寒さとなったが、ランナーたちは自己ベストを目指し、白い息を吐きながら懸命に力走。力を振り絞ってゴールに飛び込むと、達成感に満ちた表情を見せていた。

地域活性化に町産米活用

 加美町とタカラ米穀(富谷市、星広二社長)、東洋ライス(和歌山市、雜賀慶二社長)は3日、包括的連携協定を結んだ。町産米を活用し、官民で農業振興や健康増進、食育などに取り組み地域の活力を高める。連携事業の一つとして、同町中新田に物流事業所を持つ米穀総合メーカー、タカラ米穀が調達した町産米などを、東洋ライスが独自の精米技術「金芽米」に加工。子どもが生まれた家庭に金芽米を年6回提供するほか、小中学校の学校給食、ふるさと納税返礼品などに利用する。金芽米は、胚芽の基底部「金芽」と、コメの栄養とうまみ成分を含んだ「亜糊粉層」を残した無洗米。亜糊粉層には、マグネシウムやビタミンE、免疫力を高めるLPSなどの栄養が凝縮されており、玄米と同等の栄養分をおいしく摂取できるという。

 

より良い学校、地域へ

 「おおさき中学校生徒会冬サミット」は1月21日、大崎市役所であり、市立中と市立義務教育学校計11校の生徒会役員がより良い学校生活、地域活動について意見交換した。市教育委員会主催で毎年2回企画。1、2年生の新役員体制となった今回は、学校単位で今後取り組む「自慢できる大崎市へ~地域の魅力をつなぎ、発信しよう~」の共通テーマに基づくアクションプランを示し、どう実現させていくかをグループワークで考えた。プラン発表では「学校行事に学区内の住民を招待」(古川東)、「チャレンジデーでボランティア」(古川北)と中学生らしいアイデアが飛び出したほか、「陸羽東線の駅や列車内、修学旅行先で鳴子温泉郷の魅力PR」(鳴子小中)、「SNSで地域情報発信」(古川南)など大人顔負けの発想も。

 

「くりでん」描いた250点

 「くりでん絵画展」が開かれているイオンスーパーセンター栗原志波姫店で1月31日、最優秀賞と栗原市誕生20周年を記念した特別賞の表彰式が行われた。受賞作品はゴールデンウイークこどもまつり(5月4~5日)で運行される「くりでん絵画展号」に、ヘッドマークとして飾られる。絵画展は3月1日まで。絵画展は、くりでんミュージアム(同市若柳)が市内小中学生に応募を呼び掛け毎年開いており、今回は250点が寄せられた。会場には応募全作品を展示。くりはら田園鉄道の廃線から19年が経過する中、作品の中では車両が元気に走り続けている。