2026/02/01


なぎなた東北大会優勝

 古川黎明高なぎなた部2年の佐々木陽史さんが、第23回東北高校なぎなた選抜大会(10~11日、山形県天童市)男子個人試合で優勝した。昨年度入部した同部初の男子部員の1人で、準優勝だった前回大会を超える結果を出し、3月の全国選抜大会に挑む。佐々木さんは中学校まではサッカーをしていたが、高校入学後の部活動見学で、なぎなた部の和やかな雰囲気に引かれ入部。熱心に練習に取り組んでめきめき上達し、昨年の全国選抜大会に初出場。3回戦敗退に終わったものの、県外の強豪たちと渡り合う貴重な経験を積んだ。14人が出場したことしの東北選抜大会は、準決勝までの2試合を難なく突破。決勝は昨年の準決勝で当たった大曲高(秋田)の選手と対戦。連続で打ち込んでくる相手のペースにのまれないよう冷静に立ち回り、延長戦で隙を突いて面打ちを決めた。高校総体男子なぎなた競技は6月の県大会までしかなく、今度の全国選抜が高校最後の全国大会となる。佐々木さんは「勝ち負けよりも自分らしい戦い方ができたら。強い相手にもひるまず勝負を挑みたい」と闘志を燃やしている。

多彩な作品ずらり

 大崎市三本木地域の住民が作った作品を一堂に集めた「みんなの展示会」(三本木まちづくり協議会主催)が市三本木保健福祉センターふれあいホールで開かれている。水彩画を中心に毛筆や写真、貼り絵などバラエティーに富んだ作品が並ぶ。2月1日まで。5回目の今回、園児や小中学生、一般が寄せた約410点を掲げた。園児が節分(2月3日)に向けて色紙や毛糸で作った鬼の面や、愛鳥週間(5月)にちなんだポスター、戦後の地域を彩った風景、行事を写した写真が並ぶ。

大崎市 新年度一般会計648億円

 大崎市は29日、総額648億2000万円の2026年度一般会計当初予算案を発表した。市長改選期に当たり、義務的経費中心の骨格予算で前年度当初比1・1%減。「行財政運営の改革に向けた基本方針」(取り組み期間25~27年度)に基づく経費削減にも努めた。主な歳出は、学習用タブレット端末更新を軸とする教育現場のICT環境整備費10億6992万円、ふるさと納税推進7億2929万円、道路橋梁維持補修経費6億5505万円、「住民情報管理」「行政情報化」2本立ての自治体DXに計6億4215万円、子ども医療費助成5億7400万円、企業誘致促進2億5902万円、農業経営高度化支援1億2924万円など。

 

小学校の給食 完全無償化

 大崎市は新年度、市立小学校(義務教育学校含む)の給食費を完全無償化する。国と県の交付金を充て、不足分は市の予算で補う。対象児童数は5389人。市教育委員会によると、完全無償化の年間費用は約3億6000万円。うち約3億円が交付金、残る6085万円が市の負担分となる。交付金は自民党、日本維新の会、公明党の3党合意(昨年12月)に基づく国の施策で、子ども1人当たり月5200円分。物価高騰に伴い保護者負担が出るため、独自支援策を講じたという。

 

中澤さんに「緑十字銀章」

 交通安全活動に長年尽力したとして、古川地区交通安全協会田尻支部監事の中澤贊さん(82)=大崎市田尻字町=に14日、交通栄誉章「緑十字銀章」が贈られた。同地区の受章者は中澤さんのみ。旧小牛田地区安協時代から約55年間、田尻支部の一員として地域の「安全安心」のため日夜励んでいる。通学路での見守りもライフワーク。地区安協事務局によると、地域交通安全活動推進委員(1997~2022年)としての活動歴も高く評価された形という。

 

地元「開拓」の歴史学ぶ

 学校の統合で3月に閉校する加美町鹿原小(横山義則校長、児童数13人)で28日、「開拓」をテーマにした特別授業が行われた。児童たちは地域の集団開拓の歴史を学び、郷土への理解を深めた。鹿原地区は北鹿原、南鹿原、東鹿原の3行政区で構成。このうち南鹿原は1936(昭和11)年、国策により仙台市や県南地域から30軒ほどが入植し、原野を開墾した歴史がある。特別授業は、閉校前に児童たちに地元の歴史を知ってもらおうと、同校と鹿原地区コミュニティ推進協議会(早坂安美会長)の協働活動で実施。当時を知る住民や保護者ら15人も参加した。講師は鹿原地区地域づくりセンターのスタッフ、工藤巻子さんが務めた。工藤さんは、森を伐採して畑にする方法を指導した人や栽培していた野菜、使っていた道具に関するクイズを出題し、児童たちが回答。正解の詳細を地域住民が説明した。