2026/01/20


木目込み人形展

 木目込み人形の展示会が、大崎市松山の酒ミュージアムで開かれている。教室「桐の会」松山会と古川会の合同展で、21人の作品約300点がずらり。会員たちは来場者に木目込み人形の魅力を伝えている。2月23日まで。木目込み人形は、桐の粉とのりを混ぜて固めた人形の型に筋目を入れ、専用の道具で筋目に布地を押し込み、衣装を身に着けているように作る伝統工芸。上賀茂神社(京都市)の奉納箱を手掛けた職人が作ったのが最初と言われ、300年近い歴史がある。会場に並ぶのは縁起物のお福さんや招き猫、花嫁人形、高砂人形、歌舞伎人形など。同じ型を使っても布地や目の位置で違いを表現できるといい、丸みを帯びてかわいらしい子どもや動物、黒髪ストレートの市松人形と並ぶ茶髪でふんわりカールの〝現代っ子〟も。美しく豪華な十二単は一枚ずつ丁寧に打ち込まれている。

本殿にウマのオブジェ

 栗原市築館城生野の八幡神社で14日、どんと祭が執り行われた。住民が協力し合って整備した会場の本殿には、干支にちなみ大きなウマのオブジェが置かれ、参列した約30人は地域の平穏を願いながら手を合わせた。オブジェは全身を麻布で覆い、糸で作ったしっぽやたてがみが生きているウマそっくり。背中にくらを載せ、丸くつぶらな瞳が愛らしい。高橋昭七郎さん(83)が舞台の大道具として数年前に制作したものを手直しし、正月三が日も本殿に置かれ、多くの参拝客を出迎えた。同神社は、奈良・東大寺の本尊(廬舎那仏)の守護神として東側に手向山八幡宮が造営されたのにならい、地元にある大仏殿の東側に造られたと考えられている。多くの人馬が関わった「前九年の役」の古戦場といわれる場所からも近い。

大崎市人口 前月比147人減少

 大崎市は、住民基本台帳に基づく今月1日現在の人口と世帯数を公表した。人口は前月比147人減の12万285人(男5万9301人、女6万984人)。世帯数は同12世帯減の5万3170世帯となった。いずれも外国人(世帯)含む。人口動態のうち、自然増減は出生40人(男22人、女18人)に対し死亡186人(男87人、女99人)で差し引き146人減。社会増減は転入228人に対し転出229人で1人の転入超過だった。旧市町単位の地域別人口をみると、最多の古川が7万4737人(前月比47人減)で以下、鹿島台1万582人(同3人増)、田尻9216人(同26人減)、岩出山8978人(同27人減)、三本木7084人(同13人減)、松山5095人(同16人減)、鳴子温泉4593人(同21人減)と6地域で減少。岩出山は合併(2006年3月)後初めて9000人を割り込んだ。

 

磁気歯車の新製品開発

 大崎市松山次橋の金型部品開発、設計等「プロスパイン」(渡部竜也代表取締役、従業員51人)が、磁力を活用した非接触動力伝達装置「プロスパインシリーズ」(マグネットギア=磁気歯車)の新製品「プラスチックマグネット」を開発した。従来製品と比べ製造コストを抑えつつトルクアップを図った製品で、食品製造業や運送業と生産設備メーカーからの受注増を期待している。

 

マガン前年比1万羽増

 宮城県北および岩手県南に飛来しているガン類日中分布調査「フライングギース」の今季3回目となる1月調査が10、11の両日行われた。その結果、シジュウカラガン以外は昨年と比べ増加傾向にあることが確認された。調査は、冬の間に田畑に水を張る「ふゆみずたんぼ」に取り組む大崎市田尻蕪栗の農業、齋藤肇さんが各地の有志約30人とともに実施。この日の調査は南北が仙台市から岩手県奥州市にかけて、東西は石巻市から加美町にかけて計20カ所で行った。マガンは昨年度と比べ1万羽増加。そのほか亜種オオヒシクイ300羽、亜種ヒシクイ500羽、カリガネ50羽、ハクガン62~143羽それぞれ増加。齋藤さんによると、農機の普及による農地の大規模化で餌となるもみが増えたことに加え、気候の変化も要因として考えられるという。

 

にっぽんのおどり全国大会 総合準優勝

 「第30回にっぽんのおどり全国大会in台湾」(昨年11月29日)で総合準優勝に輝いた日本舞踊家、徳田真乃さん(34)=大崎市古川=が15日、市役所を訪れ、伊藤康志市長に喜びを報告した。日本舞踊山根流を興した山根繭幹家元=大和町=に弟子入りし5年目。もともと小学生時代から高校入学前まで舞踊教室に通っていた経験があり、その素質と熱意は師匠が「いずれ独立して教室を開ける」と見込むほど。大会では、稽古を積んだ演目「春望~白雲の城」を披露して出場31人中2位に。この日は山根家元と2人で入賞報告。伊藤市長は市が注力する多文化共生のまちづくりを紹介し「舞踊で日本と台湾の架け橋になってほしい」と述べた。