鹿島台空襲を紙芝居で
大崎市の鹿島台歴史研究会(鈴木光太郎会長、会員数15人)が14日、鹿島台小(相澤武弘校長、児童数431人)で、太平洋戦争末期に鹿島台を襲った空襲について、紙芝居を通して語り聞かせた。6年生74人は、地元で80年前にあった悲劇に触れ、平和の尊さについて考えた。同会の研究によると、1945(昭和20)年8月9、10日、福島県沖の英空母から発進した艦載機4機が鹿島台村(当時)に襲来。蒸気機関車や鹿島台小校舎、民家に機銃掃射を浴びせ、出勤途中の30代男性と在宅中の17歳男性が亡くなった。同会は、2007年から同校で出前授業を開いている。紙芝居は、鈴木会長(77)が戦争体験者に聞き取るなどして制作。この日は紙芝居をモニターに映し出し、会員10人が登場人物のせりふやナレーションをそれぞれ務めた。空襲時の緊迫した一部始終を、敵機来襲を知らせる鐘や敵機のエンジン音を交えて紹介。「短い時間だったが、機銃掃射は本当に怖かった」と、当時の住民が味わった恐怖を代弁した。
道路補修ロボット考案
古川工業高機械科1年の髙橋陽斗さん(16)が、昨年12月に東京都で開かれた「2025ロボットアイデア甲子園全国大会」に出場し、奨励賞を受賞した。ロボットを使って道路補修を迅速、省力化する発想が評価された。ロボットアイデア甲子園は、一般社団法人日本ロボットシステムインテグレータ協会が主催。高校生や高専生がユニークな産業用ロボットのアイデアを発表する大会で、産業用ロボットへの理解を深めてもらうのが狙い。地方大会を勝ち抜いた代表者28人が全国大会に出場した。髙橋さんは、道路補修ロボット「ロードヘルパー」を考案。一般車や運送トラックに取り付けたセンサーで路面の情報を集め、人工知能が解析。結果をもとに補修材を積んだロボットが現場へ向かい、自動で適切な補修作業を行う。自宅近くで、通りかかった車に道路の穴やひび割れにたまった水をかけられた経験がアイデアにつながった。学校では機械研究部に所属。11月に開かれた東北大会で優勝し、全国大会に進んだ。
美里町 ダブル選20日告示
任期満了に伴う美里町長選・町議選は20日に告示される。町長選に立候補を予定しているのは、いずれも無所属で、現職で4選を目指す相澤清一氏(73)=同町中埣=と新人で整骨院経営の梶田茂教氏(54)=同町新妻の神=。2010年以来の選挙戦となる見通し。町議選への出馬を目指しているのは定数ちょうどの13人で、同町初の無投票となる公算が大きくなっている。
台湾・嘉義市と友好都市に
加美町と台湾・嘉義市はことし、友好都市提携を結ぶ方向で調整を進めている。両自治体は昨年12月に協定書の素案を確認していて、調印式は春節(2月17日)以降、嘉義市で行われる予定。加美町は2024年、元巨人軍会長で町の政策アドバイザーを務める久保博さんを通し、台北駐日経済文化代表処から嘉義市を紹介され、交流を開始。石山敬貴町長、黄敏恵市長らが相互訪問して親交を深めてきたほか、両自治体の小学生がオンラインで交流し、互いの地域を学ぶなどしてきた。提携内容は、経済・産業、教育・人材交流の推進、観光振興での相互協力、災害時の相互応援など5項目。町商工観光課の早坂大祐・主幹兼観光振興係長は「人材交流は1人でも多くの町民が嘉義市とつながることが大切。関係する人を増やすことが町の発展にもつながる」と語る。
社明運動の支援強化を
犯罪、非行のない社会実現を目指す「社会を明るくする運動(社明運動)」への支援強化を求め、法務省仙台保護観察所と大崎地区保護司会は15日、大崎市に要望書を提出した。運動強調月間(7月)の日没後、公共施設などをシンボルカラーの黄色で照らす「イエローライトアップ」に協力を呼び掛ける内容。全国で広まりつつある取り組みだが、県内の参加自治体は現時点で気仙沼市のみ。仙台保護観察所は地区保護司単位で要請し〝黄色い輪〟を広げたい構え。この日は田代晶子観察所長、富田淳子地区保護司会長、村田秀彦地区協力雇用主会長ら関係者が市役所を訪問し、伊藤康志市長に手渡した。「持続可能な保護司制度の確立」に向けて、保護司を務める市職員の職務専念義務免除、担い手確保の支援も求めた。

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