御神火に無病息災祈願
1年の無病息災や家内安全を祈る小正月行事「どんと祭」が、14日を中心に大崎地方各地で行われた。この日、大崎市古川はほぼ終日、気温が氷点下となる厳しい寒さに。どんと祭を訪れた人たちは、持ち寄った正月飾りや古いお札をたき上げ、御神火にあたって心身を清めた。地域によっては裸参りや餅まき、出店もあり、にぎわいを見せた。県北有数の人出を誇る山神社(美里町)では、高さ1㍍余りに積み上げられたお札やだるまに火がともされ、高々と燃え上がった。訪れた人たちは炎の前で手を合わせ、ことし1年の幸せを願ったり暖を取ったりしていた。大崎市古川中心部では市民有志による裸参りがあり、白装束姿の23人が商売繁盛や五穀豊穣を願いながら練り歩いた。すし店「君鮨」(古川幸町)と飲食店「すずらん」(古川台町)から別々に出発した一行は午後6時ごろ、市図書館(古川駅前大通)付近で合流。ちょうちんに明かりをともし、かねの音を目抜き通りに響かせつつ約5㌔先の衹園八坂神社(古川中島町)へと向かった。
子牛初競り平均77万円
子牛の初競りが13日、美里町のみやぎ総合家畜市場で開かれ、生後10カ月ほどの黒毛和種が競りにかけられた。平均取引価格は1頭当たり税込み約77万3000円で、昨年の初日を約19万円上回り、上々の滑り出しとなった。15日までの3日間で競りにかけられたのは、県内各農協に加入する繁殖農家が育てた黒毛和種の子牛1000頭余り。初日は、畜産農家や市場関係者が鏡開きや三本締めをして初競りを祝った後、340頭の入札が行われた。競り場に現れた子牛の血統や発育状況を肥育農家が即座に見定め、次々競り落としていった。
消防職員が意見発表
「大崎広域消防職員意見発表会」が9日、大崎地域広域行政事務組合本庁舎で開かれ、若手、中堅職員8人が日頃の職務を通じて考えた防災や救命の向上などについて訴えた。その結果、最優秀賞には加美消防署の佐々木理奈さん(30)が選ばれた。発表したのは、大崎広域消防本部にある古川、鳴子、加美、遠田各消防署に勤務する25歳から36歳までの消防職員。火災や救急の現場に臨場したり、防災訓練や応急手当講習会で指導したりした体験を踏まえ、防火や防災に対する市民の意識向上、自身のスキルアップを図る手立てなどを5分の持ち時間で提案、提言した。
親子対決盛り上がる
親子でバスケットボールに親しむ「ファミリーバスケットボールフェスティバル」が11日、大崎市岩出山体育センターで開かれた。大崎地方のスポーツ少年団員やその家族、指導者ら計98人が参加し、親子対決などのゲームで大いに盛り上がった。寒さで運動量が減りがちなこの時期に、親子で体を動かし、交流も図ってもらおうと、岩出山バスケットボール協会(中森成信会長)が1986年から毎年開催。ことし40回目の節目を迎えた。この日は地元岩出山のほか、大崎市古川、加美町、美里町からも参加。フリースローの成功数を競う「フリースローチャンピオン」など、4種目のゲームに取り組んだ。
仙台門松飾る
藩政時代の仙台城下の正月を彩った「仙台門松」。高さ3~4㍍に上る門のような様式が特徴で、60年ほど前まで盛んに作られた。涌谷藩志会(櫻井伸孝会長)は昨年末、大崎市鹿島台で仙台門松を復活させた人たちの例を参考に制作。同町涌谷の武家屋敷「佐々木家住宅」(町指定文化財)に飾り、穏やかな気持ちで新年を迎えた。
〝鉄道の町〟PR
美里町地域おこし協力隊の天野政司さん(51)が昨年12月、鉄道玩具「プラレール」を専門に扱う中古ショップ「ココ鉄」を同町のJR北浦駅前にオープンさせた。多彩な商品を通して「鉄道の町」として知られる同町への誘客につながることを期待している。天野さんは2023年7月に着任。「鉄道によるまちおこし」をミッション(任務)に、「ココだ!鉄道フェスティバル」(24年)や「全国高校生地方鉄道交流会」(昨年)といった各種鉄道関連のイベント運営に携わるなどして町の認知度向上と盛り上げに努めた。

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