2026/01/14


「安全安心」へ決意新た

 大崎市の消防出初め式は10日、村田工務所パタ崎さんHallおおさき(市民会館)であり、関係者が1年間の無災害を願い、市民生活の「安全安心」への決意を新たにした。市消防団出初め式には団幹部と支団、女性防火クラブの代表ら約400人が参加。伊藤康志市長は「市民の生命と財産を災害から守るため、昼夜問わず献身的に活躍いただいている。崇高な郷土愛と責任感に敬意を表したい」とあいさつ。内田博美団長は訓示で「団の規律と災害対応の技術向上に努め、有事に備えて万全を期す」ことの重要性を訴えた。

子どもたちに夢与えたい

 プロ野球東北楽天の今野龍太投手(30)=大崎市出身、岩出山高出=が「おおさき宝大使」に就任し、9日に市役所で委嘱状交付式が開かれた。同市の知名度向上に一役買う。「岩出山の星」が故郷に再び熱気を呼び込む。2013年東北楽天ドラフト9位入団の本格派右腕はけがに苦しみ、19年限りで自由契約に。それでも諦めず、どん底からはい上がった。東京ヤクルト移籍2年目〝火消し役〟を担いリーグ優勝に貢献。24年オフ金銭トレードで6年ぶりに古巣へ復帰し、今季42試合登板で1勝2敗5ホールド、防御率3・61をマークした。宝大使は昨年8月1日から任期3年間で、交付式はシーズン終了を待って企画された。庁舎内では市職員らの盛大な歓迎があり、中には背番号「66」入りの応援タオルや、お手製うちわを盛んに振る職員も。地元生まれのヒーローは横断幕「ようこそ おおさき宝大使」の前で思わず白い歯を見せた。

色麻町議会 議長が辞職願提出

 色麻町議会の天野秀実議長(70)は13日、議長辞職願を白井幸吉副議長に提出した。天野議長は昨年、50代男性議会事務局長にパワーハラスメント行為をしたとして2回の不信任決議案、さらに6日には議長辞職勧告決議案がいずれも全会一致で可決され、14日まで辞職するよう求められていた。天野議長は「第三者機関からパワハラだと認定されたわけでもなく、職員から訴えられた事実もない。パワハラと断定されたことにはじくじたる思いがあるが町民の負託に応えるためにも、今はみんなで団結していかなければならない。最終的な責任は議長にある。一連の問題を重く受け止めている」と話した。

 

プロ野球2軍ハヤテ入団

 プロ野球2軍ウエスタン・リーグのハヤテベンチャーズ静岡(旧くふうハヤテ)で今季からプレーする鈴木隆世内野手(25)=大崎市出身、古川高-岩手大出=が9日、市役所を訪問し、伊藤康志市長に活躍を誓った。身長175㌢、体重82㌔。珍しい両投げ両打ち(球団発表より)。大学時代は遊撃手でリーグのベストナインを獲得した実績も。卒業後「野球に専念できる環境を求めて」国内の独立リーグ3球団(福島レッドソックス-美唄ブラックダイヤモンズ−石川ミリオンスターズ)を渡り歩き昨年11月上旬、ハヤテのトライアウトに挑み、見事合格を勝ち取った。

 

絵本の魅力に夢中

 子どもたちに読んであげたい絵本を紹介するセミナー「かぞくで楽しむ! よみきかせ」が11日、大崎市図書館で開かれた。子ども読書コミュニティプロジェクトみやぎの高梨富佐会長(大崎市古川)が絵本の特徴を説明し、お勧め作品を読み聞かせた。絵本は読んであげる前提で作られ、小学生にも家庭で会話しながら読んであげることが大切という。昔話は世界を知る窓になる一方、時に残酷で理不尽だが、それに対する考えを深め、社会を見つめる糸口になるといわれている。そうしたポイントを説明した上で、高梨さんは20人ほどの参加者を前に、10冊余りの読み聞かせを実演。中には火伏せの虎舞(加美町)や蕪栗沼(大崎市田尻)といった地元を題材にした絵本、文がない作品も。それぞれページをめくる際など子どもたちに問いかけ、関心を高めながら物語の世界へ引き込む読み聞かせに、参加者たちは夢中になっていた。

 

縁起物の和菓子で一服

 県北随一の本格茶庭を有する大崎市古川の祥雲閣で10、11日、新春企画「花びら餅の日」が開かれた。正月休みが明け、日常の雰囲気を取り戻しつつある中、茶席を訪れた人たちは特別な和菓子で季節感を味わっていた。花びら餅は、幸福を願い正月に食べる伝統的な和菓子で、平安時代の宮中行事に由来するといわれている。丸く広げた餅で、赤く染めたひし形の餅、白みそあんやゴボウの甘煮を半円状に包んでいる。茶道の世界では初釜の日に添えられる。和菓子はらはた(美里町)に製造を依頼し、この日は数量限定で提供。訪れた人たちは、窓から見える庭園や器の絵柄を眺めながら、金粉があしらわれた花びら餅とおもてなしの抹茶を静かに味わっていた。