交通安全功労者ら表彰
古川署、古川地区交通安全協会(安協)、同安全運転管理者事業主会(安管事業主会)、同安全運転管理者会(安管会)4者合同の「令和7年度交通安全功労者等表彰伝達式」が9日、グランド平成(大崎市古川)であり、管内で交通安全活動に尽力した個人や団体、優良運転者をたたえた。あいさつで、古川地区安協の本郷輝朗会長は「皆さんの高い交通安全意識を地域全体へと広げてほしい」と被表彰者に呼び掛けた。また古川地区安管事業主会の早坂竜太会長は自身が営む、おおさき日本語学校学生寮事業について触れ「留学生たちは日本の交通ルールを守り、日々過ごしている」と紹介した。席上、一般社団法人日本善行会から秋季善行表彰を受けた佐藤俊一さん(同市三本木)の表彰披露もあった。
中埣地区ふるさと祭り
美里町の中埣地区ふるさと祭り(実行委員会主催)が7日、中埣地区コミュニティセンターで開かれた。30回目の節目を迎えた今回は、住民たちが舞台発表と作品展を通して日頃の活動成果を紹介し、約250人の来場者でにぎわいを見せた。同センターを活動拠点にしているパッチワークや百歳体操、絵画、俳句のサークル、愛好家が作品を掲示。創造性に富んだ作品群が訪れた人たちを引き付けた。ステージでは、舞踊や和太鼓、民謡、カラオケのサークル、愛好会が自慢ののどや踊りを披露。中埣小の児童10人や岩出山高吹奏楽部OB・OGによる校歌斉唱、演奏も花を添えた。
ジビエを「返礼品」に
大崎市議会12月定例会は17日、一般質問が始まり、初日は7人が登壇した。執行部はイノシシのジビエについて、ふるさと納税の返礼品として認可を受けたことを明らかにした。また、市民病院の総合診療体制の強化については、建設中の「地域医療連携拠点施設」整備とともに初診機能の充実を図るとした。農作物被害対策で駆除されたイノシシのジビエのPRについて質問を受けた伊藤康志市長は「現在処理施設に118頭を受け入れ、昨年より約10%増加し、在庫もある程度確保できた。ジビエフェアや道の駅と連携したイベントなどを計画している」と答弁。相澤純市民協働部参事は「総務省からふるさと納税の新規返礼品として認可を受け、15日から一部のサイトでラインアップされた」と紹介した。
官民協働で健康づくり
加美町は16日、タニタヘルスリンク(THL、東京都)と「健康づくり推進のための包括連携協定」を結んだ。町民の健康づくりを官民協働で推進するもので、THLとの協定締結は県内初。THLは、健康計測機器などを製造販売する健康総合企業タニタの関連会社。ウェブシステムやソフトウェアの開発販売などを手掛けている。同町は肥満の割合が増加傾向にあり、健康寿命への影響が課題となっている。そこで、THLと連携することで、町民の健康寿命延伸や健康を核にした地域活性化を図り、「誰もがずっと健やかに暮らせるまち」の実現を目指すのが狙い。協定内容は、「町民の健康状態の『見える化』による健康づくりの意識啓発に関すること」など8項目。まずはTHLが提供する歩数計アプリや体組成計、血圧計を活用することでポイントがもらえる「健康ポイント事業」から実施していく方針。町によると、いずれはTHLの協力を得ながら人材育成や健康セミナーの開催などを行っていきたいという。
安全運転など誓う
ミヤコーバス古川営業所とミヤコー整備古川整備工場は15日、安全運転と禁止薬物使用根絶を誓う社員ら44人分の署名簿を古川署に提出した。署名簿の提出はミヤコーグループ、関連会社挙げて取り組んでいる安全意識高揚の取り組み。古川営業所などは国土交通省が主導する「年末年始の輸送等に関する安全総点検」(12月10日~1月10日)に合わせ、1年のうちで特に人の動きが活発になるこの時期と春に毎年、同署に提出している。

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