頑張れMAO選手
ことしデビュー10周年を迎えた大崎市松山出身のプロレスラーで、おおさき宝大使を務めるMAO選手(28)を応援しようと、地元有志がたすきを自作した。4日に本人へ贈り、一層の活躍を期待した。MAO選手は2015年にデビュー。昨年、当時最年少の宝大使に任命され、国内外での試合やテレビ出演の際、大崎市のPRに努めている。たすきは、松山御本丸公園のコスモスをほうふつさせるピンク色の下地に「おおさき宝大使」と大きく記し、上に市の公式キャラクター「パタ崎さん」、下に松山ゆかりの人車の画像が添えられている。昨年設立した「松山出身MAO選手を支援する会」が、製作を決めてから10日間ほどで完成させた。
院内開放イベント盛況
大崎市民病院(同市古川穂波)で11月29日、恒例の院内開放イベント「ふれあい健康フェスティバル」があり、子どもから高齢者まで幅広い層の来場者が「命」「健康」を守る医療現場に親しんだ。地域に愛される病院づくりを目指す取り組みで、医療のスペシャリストと〝縁の下の力持ち〟的な事務部門が総力を結集。医師はじめ看護師、技師、薬剤師らの業務を垣間見る体験ブースや、血管年齢、骨密度など先進機器活用の無料測定に列ができたほか、腎臓・血圧内科と小児科の専門医による健康講話にも大勢が耳を傾けた。
読書感想文コンクール
「第20回大崎市読書感想文コンクール」の表彰式が5日、市図書館多目的ホールで行われ、市長賞に選ばれた古川第五小3年の相澤和花さん、古川黎明中3年の千葉湊介さんら入賞した小中学生22人に賞状が贈られた。コンクールは、読書活動の普及を目的に市教委が主催、市図書館が主管して実施。今回は8~9月に作品を募集した結果、14校から98点(小学生70点、中学生28点)が寄せられた。審査は10月に市教委や市内小中学校教諭らが行った。式では市長賞2人、吉野作造賞5人、教育長賞9人、審査員賞6人に賞状を贈呈。熊野充利教育長は「素晴らしい本と出会った感動や喜びを表現する力が作文に表れていた。読書は考える力を育て、将来の可能性を広げる。これからも読書を続け、いろいろなことに挑戦してほしい」とたたえた。
年末年始の安全安心を
年末年始の警察活動を地域ぐるみで支えようと、古川警察官友の会(千葉基会長)と古川地区警友会(安彦益夫会長)は3日、古川署に激励品を贈った。両会発足以来続けている、年の瀬の慰問激励。今回も現場から要望を吸い上げ、宿直で使う簡易ベッド、冷暖房器具、備蓄用食品と飲料など、さまざまな品を会費でそろえた。署で贈呈式があり、両会の役員が各課へ手渡していった。千葉会長は「皆さんと一緒になり、地域の安全安心を守ることに貢献したい」、安彦会長は「健康に留意し事件事故の未然防止に取り組んでほしい」と、それぞれ心温まる言葉を添えた。
秋季善行表彰受ける
ボランティア活動の普及推進に取り組む一般社団法人・日本善行会=東京都=本年度秋季善行表彰(11月29日)で、大崎市内の1団体2個人が表彰を受けた。表彰された団体、個人のうち同市の化女沼ダム湖畔で植樹、環境美化に取り組む「化女沼2000本桜の会」は、佐々木哲朗会長の個人表彰(2024年度秋)以来2度目の受賞。今月2日に市役所を訪問し、伊藤康志市長へ喜びを報告した。「化女沼を花咲く名所に」の合言葉で住民有志が集まり、00年からソメイヨシノ、八重桜などの苗木を植え始めた同会。東日本大震災を経て復興祈願の植樹にも着手し、現在、累計植樹数は約3200本に及ぶ。定期的な除草と清掃にも励み、同表彰「環境美化」部門で受賞対象となった。
表彰式で大崎市PR
国民参加型の地域活性化プロジェクト「温泉総選挙2025」の表彰式が4日、東京ウィメンズプラザ(東京都渋谷区)で行われた。「レジャー/街ぶら部門」で全国、東北エリア1位に輝いた大崎市田尻の「加護坊温泉さくらの湯」を運営するたじり穂波公社が出席し、賞状を受け取った。温泉総選挙には初めてエントリー。館内にポスターを掲示し、来館者に投票を呼び掛けたほか、みやぎ大崎観光公社や市職員らの協力もあり、部門別1位に選出された。表彰式には同公社の浅野志郎社長と職員2人、市田尻総合支所の橋和広支所長が出席。大崎市の法被を着用し、市公式キャラクター「パタ崎さん」のかぶり物や着ぐるみも登場させ、市をアピールした。
“飾りたくなる絵”52点
大崎市の洋画団体「春光会」(小山田光太郎会長)恒例のチャリティー美術展が、同市古川穂波2丁目のギャラリー&カフェびいひろで開かれており、会員たちの作品が訪れた人たちの目を楽しませている。14日まで。絵画や関連グッズを販売し、収益の一部を福祉や災害支援に寄せる展示会。1970年12月に古川のパーラーで始まり、ことしで55回目を迎えた。会員29人が風景や静物をモチーフに制作した油彩画、水彩画、木版画計52点を展示。F4サイズ(長辺約33㌢、短辺約24㌢)前後の小型作品が中心だが、傘の生地に耐水性アクリル絵の具でステンドグラス調の絵を描いたものもある。小山田会長は「会員それぞれがチャレンジし続け、飾りたくなる絵を描いてきているので、好きな作品が見つかるかも。ぜひ足を運んでほしい」と話していた。

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