2025/12/07


冬道の安全走行呼び掛け

 高速道路の冬道の安全走行を訴えるキャンペーンが1日、大崎市古川の東北道・長者原サービスエリア(SA)上りで行われた。高校生も参加し、チラシなどを配って無事故を呼び掛けた。キャンペーンは、県警高速道路交通警察隊やネクスコ東日本などが主催して実施。花壇の植栽活動などで訪れた小牛田農林高の3年生11人を含む計25人が参加した。県警高速道路交通警察隊管内におけることしの交通事故は11月30日現在、人身事故が52件で1件減ったが、物損事故は1664件で157件増加。同隊の佐藤直也隊長補佐兼古川分駐隊長によると、凍結、雪の路面に慣れない12月に事故が最も多いという。

「花」テーマに「二人展」

 「花」をテーマとする風景写真とデジタル画の合同作品展が、美里町総合案内所(JR小牛田駅構内)で開かれている。12日まで。出展者は、カラー講師の早坂美名子さん(75)=同町化粧坂=と鉄道写真家の志摩勝彦さん(71)=同町字素山町=。同案内所で個別に作品展を開催、互いに鑑賞したのを機に昨年初めて共催した。2回目となる「二人展」は、合わせて40点ほどを展示。鉄道沿線に咲く花々の写真や、空や庭の写真を背景にパソコンで描いた花と女神、姫の絵などが並ぶ。

古川運転免許センター 日曜窓口の業務拡大

 県警は古川運転免許センター(大崎市古川大宮)の日曜窓口について、来年1月25日から取り扱う業務を拡大し、従来の免許更新などのほか、学科試験や再交付なども行う。他のサブセンター(石巻、仙南)も1月から同様に実施する。運転免許課によると、再交付などを日曜に実施するのは宮城県が初めてという。古川運転免許センターは現在、第2、第4日曜に窓口を開設し、免許更新、住所や氏名など記載事項の変更、免許返納・運転経歴証明書交付の3業務を行っている。拡大するのは学科試験のほか、再交付、国外免許証交付、マイナンバーカードとの一体化といった保有状況変更などで、来年9月まで試行的に実施する。運転免許課によると、学科試験を除き、今回拡大する業務を日曜に行うのは宮城県が初めて。学科試験は神奈川県で例があるという。

 

博報賞・文科大臣賞に

 優れた教育実践活動をたたえる「第56回博報賞」で博報賞・文部科学大臣賞に輝いた早坂和枝さん=大崎市古川第五小講師=が11月19日、市役所に伊藤康志市長と熊野充利教育長を訪ね、ダブル受賞の喜びを報告した。言語障害通級指導教室(ことばの教室)を担う早坂さん。「正しく発音できる喜びを実感し、喜んで話す児童を育てる」をテーマに、うまく話せない「構音障害」児童の指導でチャート式「学習振り返りシート」を導入。教え子たちの苦手克服への努力と成長を〝見える化〟し学級担任、保護者との情報共有にも役立て、学びの相乗効果をもたらしている。

 

優秀安全運転で金賞

 大崎市古川のネクスコ・パトロール東北古川事業所(加藤文明所長)と運送業のグランツ(江種雅彦代表取締役)がこのほど、優秀安全運転事業所表彰で金賞を受賞した。表彰状の伝達が11月26日、古川署で行われた。県警や自動車安全運転センターは、運転記録証明書を活用して安全運転に取り組み成果を上げた事業所を表彰しており、事故や違反件数などによってプラチナ賞、金賞、銀賞、銅賞を贈っている。表彰状伝達には加藤所長、江種代表取締役とグランツ輸送サービス課の谷津健さん、自動車安全運転センター宮城県事務所の山田代幸所長が出席。田久裕之署長が2社に表彰状を手渡した。

 

再会とステージ楽しむ

 YKK退職者の会、社友会東北支部(高橋信義代表)による「晩秋午後の音楽の宴」が11月29日、大崎市三本木保健センター内ふれあいホールで開かれた。7人が楽器の演奏や弾き語り、カラオケを披露。会場に集まった会員や家族ら約50人は、久々の再会とステージパフォーマンスを楽しんだ。同支部は、これまでスポーツイベントを中心に年間計画を立ててきたが、より多くの会員や家族が参加できる行事を-と、初の試みで音楽の宴を企画。工場があり、長年通った親しみある三本木を会場に決めた。出演者はハワイアンや昭和歌謡、クリスマスソングなどを演奏し、在職中の思い出や近況報告、自身が出演するライブや動画配信もアピール。古川市民会館(当時)で開かれた工場の新年会を盛り上げたバンドの元メンバーが登場すると、会場は一気に熱を帯びた。