旧宮沢小 光電子へ売却
大崎市は、廃校となった旧宮沢小の校舎、土地を大崎市岩出山の電子、医療機器製造「光電子」(佐々木秀社長)に売却することを決め、近く仮契約を締結する。医療機器の事業拡大に伴い、同部門を統括する「第2事業部」を移転する。稼働は来年10月ごろを予定している。
「よいしょ」餅つき体験
美里町北浦小(佐藤浩人校長、児童数95人)の5年生13人が21日、校内で餅つきを通して地場産業と伝統文化について学んだ。40年以上続く伝統行事で、北浦小学校区子ども会育成会の協力で実施している。この日は同会や保護者ら10人余りが協力。きねと臼は、保護者と同町小牛田保育所から借り受けた。児童たちは、大人の手を借りて持ち上げたきねを周りの「よいしょ」の掛け声に合わせ勢いよく振り下ろし、餅をついた。出来上がった餅は早速きな粉にまぶして試食。つきたての軟らかさとおいしさに笑みをこぼした。
BDFや発電機提供
古川署は25日、廃食用油のバイオディーゼル燃料(BDF)化に取り組む千田清掃(大崎市古川)と災害協定を結んだ。地震、浸水を伴う豪雨など大規模災害発生時、軽油の代替となるBDFや発電機を提供してもらう。燃料調達や電源確保が困難となる事態をにらみ、先進エネルギー事業者に白羽の矢を立てた形。同社は東日本大震災(2011年)の際、緊急車両や災害復旧車両に対するBDF給油の実績を持つ。また看板に掲げる清掃事業にも着目。古川署庁舎と交番、駐在所の浸水リスクを見据えた衛生環境改善も協定項目に盛り込んだ。
砲丸投げ5連覇達成
飛鳥未来きずな高教諭の千葉浩美さん(59) =栗原市若柳=が、8日に東京都八王子市で開かれた第26回東日本マスターズ陸上競技選手権大会M55クラス(55~59歳)男子砲丸投げで5連覇を達成した。通算8度目の優勝。同クラスは重さ6㌔の砲丸を3回投げ、ベストの記録で順位を競う。千葉さんは昨年11月に両膝の半月板を損傷。大会前は勤務校の文化祭準備や担当する農業クラブの収穫作業の疲れで全身が重く感じたという。そのため出場を決意したものの、「優勝は考えていなかった」が、9㍍42の記録で制した。
全国大会出場へ支援を
大崎市古川の小学生バレーボールクラブチーム「富永女子バレーボールクラブ」は、19年ぶりとなる全国大会「第23回エンジョイ!バレーボールフェスティバル2025」(日本スポーツ少年団など主催)への出場を決めた。しかし、大会が京都市で開催されることから遠征資金に苦慮しており、支援をクラウドファンディング(CF)で呼び掛けている。同クラブは、旧富永小体育館を拠点に練習しており、現在のメンバーは16人。同大会県予選(2~3日、加美町)で優勝し、2006年以来となる全国大会への出場資格を得た。しかし、全国大会は12月25~28日、京都市で開かれることから交通費や宿泊費などが膨らみ、現在3種類が混在しているユニホームも大会ルールで全員統一する必要があり、資金が不足。保護者や地域住民から協力を得てもなお足りず、CFの実施に踏み切った。CFは専用サイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で実施。目標金額は50万。支援すると、クラブの子どもたちからお礼のメッセージが届く。締め切りは12月21日。

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