2025/11/12


流域治水収穫祭にぎわう

 「吉田川高城川流域治水収穫祭」(りゅうちるネットワーク主催)が8日、大崎市鹿島台の吉田川志田谷地防災センターで開かれ、流域治水がもたらす旬の農産物を求めて多くの人が訪れた。両河川流域で収穫された野菜や果物、新米がずらり。流域治水の一翼を担う排水ポンプ車やバックホウが買い物客の関心を集め、一部はシミュレーター体験や試乗もあった。

初冬の田園地帯駆ける

 一般ランナーを対象にした「ひとめぼれマラソン」(美里町など主催、大崎タイムスなど後援)が3日、同町トレーニングセンター周辺コースで開かれた。ことし30回目の節目で、男女世代別16種目2~10㌔のコースを選手たちが力強く駆けた。県古川農業試験場で開発、1991年に品種登録され、同町をはじめ県産米の主力品種となっている「ひとめぼれ」の名を冠し、翌年始まった。ことしは837人がエントリーし、全員が完走した。

前月比114人減少

 大崎市は、今月1日現在の住民基本台帳人口を発表した。人口は前月比114人減の12万517人(男5万9389人、女6万1128人)。世帯数は同28世帯増の5万3171世帯となった。いずれも外国人(世帯)含む。人口動態のうち、自然増減は出生41人(男24人、女17人)に対し死亡151人(男69人、女82人)で差し引き110人減。社会増減は転入260人に対し転出264人で4人の転入超過だった。旧市町単位の地域別人口は、最多の古川が7万4778人(前月比35人減)で以下、鹿島台1万573人(同30人減)、田尻9249人(同18人減)、岩出山9018人(同33人減)、三本木7133人(同7人増)、松山5133人(同4人減)、鳴子温泉4633人(同1人減)の順。

 

 武田さん(松山高1年)最優秀賞

 松山高家政科1年の武田歩乃果さん(16) が、県高校家庭クラブ連盟研究発表大会(10月22日、名取市)ホームプロジェクトの部で最優秀賞に輝いた。最優秀賞受賞は同校で初めてで、東北大会(12月11日、秋田県)に進む。同大会ホームプロジェクトの部は、食事や服飾、育児といった家庭生活の課題解決に向け実践した事柄と成果を発表する。ことしは5校の代表5人が出場した。武田さんのテーマは「我が家の洗い物を減らし隊‼」。家族6人の食事の準備と食器洗いを一人で担っている母の苦労に触れて決め、夏休みの10日間に実践した。複数の小皿に小分けしていたおかずを仕切り皿に盛る「ワンプレート」にしたり、電子レンジを使った無水調理に切り替えたりした。さらに取り皿の使用を1人1枚に抑えてもらうなどの工夫で使う食器を減らし、節水にもつながった。

 

「軌道っこ」フレーム切手に

 日本郵便東北支社は5日、仙台鉄道全線開通(通町駅-中新田駅)100周年を記念したオリジナルフレーム切手「仙臺鐵道跡を訪ね歩く」を色麻町に贈った。贈呈式が町役場であり、色麻郵便局の鈴木護局長が早坂利悦町長に手渡した。「軌道っこ」「汽車っこ」と呼ばれ親しまれた仙台鉄道は、仙台市の通町駅から古川市(現大崎市)の西古川駅(旧中新田駅)を結んでいた軽便鉄道。1922年に開業し、駅数は20。2度にわたる台風被害を受け、60年に全線廃止となった。当時、加美郡内には「本町」「王城寺」「加美一関」など7駅があり、通勤や通学、商品の仕入れなどに利用された。

 

新チームが熱戦展開

 小学5年生以下を対象にした「YKK AP杯少年野球新人大会」(三本木野球協会、三本木ファイターズ親の会主催、大崎タイムスなど後援)が2、3の両日、大崎市三本木野球場など4球場で開かれた。選手たちは6年生引退後の新体制で熱戦を繰り広げた。42回目を迎えたことしは、遠方から臨むチームにも多くの出場機会を与えようと、予選の試合方式を従来のトーナメント戦からリンク方式に改め、少なくとも2試合の対戦機会を確保。出場チーム数と会場も増やし、昨年と比べ7チーム多い23チームが県内各地からエントリーした。雨で順延した影響で出場チームは前回と同じ16チームになったが、4ブロックで予選を行い、各ブロック1位チームが決勝トーナメントに進出。決勝は名取コンドルズ(名取市)と大崎シルバースターズ(大崎市)の対戦になり、名取が優勝した。

 

炊き出しや発電体験

 大崎市古川長岡地区の自主防災組織研修会が2日、同地区公民館で開かれ、住民が新聞紙を使ったスリッパ作り、アルファ米の炊き出し、自家発電などを体験したほか、古川北中3年生6人の発表もあった。研修会は、古川長岡地区地域づくり協議会(佐藤正則会長)が主催。古川北中の生徒たちは、総合学習で気仙沼向洋高旧校舎の震災遺構・伝承館を見学して語り部の話を聞き、被災者家族に取材し学んだことを発表。東日本大震災の発生当時は生まれて間もなく、ほとんど記憶がない生徒たちだが、学習を通し、「私たち中学生も地域の一員。いざというときは力になりたいのでぜひ頼ってください」と呼び掛けた。エアロバイクに洗濯機のモーターを取り付けた自家発電機は、木村昇さん(70)のお手製。発電するとテレビの電源がオンになるよう接続され、参加者は交代でペダルをこいでいた。熱湯を注いで作るアルファ米は、中学生が配膳まで積極的に行った。

 

地域の環境美化に一役

 大崎市古川北中(後藤玄校長)は4日、全校生徒136人で校内外の花壇にパンジーなどの花苗を植えた。オレンジや白、紫、黄色の花々が彩り、地域の環境美化に一役買った。花を植えることで社会を明るく住みよくする活動「花いっぱい運動」の一環。同校は「挨拶」「植栽活動」「歌」を主とする三大活動委員会が中心になり、毎年、春と秋に取り組んでいる。この日は、パンジーと葉ボタン合わせて520株を用意。植栽場所は県道沿いの校門と校舎前花壇のほか、玄関前に設置したり、学校近くの特別養護老人ホームに寄贈したりするプランター合わせて70個。生徒たちは同委員会が割り振りした植栽場所に移動すると、早速、作業開始。事前に並べられた花苗をポットから静かに取り出し、スコップを使って丁寧に植えていった。

 

絵画のような花アレンジ

 大崎市古川のフラワーアレンジメント作家、氏家智代美さんの個展「素敵なカフェの美術展」が、栗原市築館上高森のcafeTAKAMO(カフェ・タカモ)で開かれている。絵画から花が飛び出したようなオリジナル作品が、訪れた人たちの目を引いている。30日まで。氏家さんは、古川小野で「アトリエ花ふわり」を主宰。洋画の風景画に着想を得て、額縁にまるで絵画のように造花を配置する独自の手法でフラワーアレンジメントを制作しており、数々の賞も受賞している。