降雪シーズンに備え出動式
降雪シーズンに備え、国土交通省仙台河川国道事務所は4日、除雪機械出動式を大崎市鳴子温泉の鳴子除雪ステーションで行った。作業を行う建設業者など関係者43人が出席し、無事故でシーズンを終えられるよう祈願した。安全祈願の神事に続き行われた出動式で、同事務所の阿部俊彦所長は「各国道は地域の生活や経済を支える大動脈であるとともに、緊急時の迂回路としても重要。誇りをもって作業に当たってほしい」と激励した。その後、作業員たちは車庫前に並んだ除雪車やグレーダーなど10台に乗り込み、エンジンを始動。出席者たちが見守る中、国道47号へ出動した。
ガンプラなど500点余
大崎市西古川地区公民館で、「2025こうみんかんプラモ展示会」(にしふるかわ模型クラブ主催)が開かれている。85の個人、団体から寄せられた500点余りの作品でいっぱいの会場は、ファンらを魅了している。9日までで、週末にはミニ講座も予定されている。作品はガンプラ(ガンダムプラモデル)をはじめ、自動車、恐竜、戦艦など幅広く、変わり種ではすしも。中でもガンプラの公式世界大会で第3位になった作品は、さすがの存在感を放っている。ほかにもスイッチを入れると煙や光を発するジオラマ、服や肌の質感をリアルに再現した人物などもある。どこに視線を移しても驚きや発見があり、数時間過ごしていく愛好者もいるという。
地域ぐるみで「火の用心」
秋季火災予防運動が9日、全国一斉に始まる。大崎広域消防本部は圏域(大崎市、色麻町、加美町、涌谷町、美里町)住民の生命と財産を守るため、関係機関との連携でさまざまな施策を講じる。運動期間は15日まで。重点項目は①住宅防火対策の推進、住宅用火災警報器の設置及び維持管理、住宅用消火器の設置の推奨②焼却行為による火災発生防止対策の推進③放火火災防止対策の推進④事業所における防火安全対策の徹底(消防本部ホームページより)。2024年の管内における火災発生件数は過去10年で21年と並び最少タイの49件(前年比2件減)。火災に伴う死傷者10人(同4人減)も同じく15年と並ぶ最少タイで、損害額7061万円(同2億1247万円減)は統計が残る1971年以降で最少だった。ことしは24年の最少記録を塗り替えるペースで件数が推移(5日現在)しており、本部予防課は「安全で安心なまちづくりを目指し、火災予防を推進していく」と意気込む。
人命救助の技術競う
大崎広域消防本部の警防技術錬成会は10月27日、本部庁舎(大崎市古川)敷地内であり、消防署単位4チームが建物火災での人命救助の技術を競った。2階建て集合住宅から出火、住民と連絡が取れないとの想定。10人一組の各チームは指揮本部、タンク車とポンプ車隊、救助隊の各隊に役割分担し、15分の制限時間で課題に挑んだ。本部と現場がやり取りしながら消火活動、煙が充満する建物への突入など、本番さながらの動きで救出劇を繰り広げていった。
仙台国税局長表彰受ける
仙台国税局の本年度納税表彰式が10月29日、仙台市内であり、大崎法人会の早坂竜太会長が同局長表彰を受けた。局長表彰は東北地方で26人、県内は6人。早坂会長(古川土地社長)は大崎法人会の理事、筆頭副会長を経てことし6月に会長となり、さらに同月中に県法人会連合会副会長、東北六県法人会連合会監事に就任。今回の表彰は長年にわたり適正な申告、税に対する意識高揚に貢献した実績が評価された。
青少年の健全育成願う
第18回青少年健全育成古川大会(青少年のための大崎市民古川会議主催)が1日、大崎生涯学習センター・パレットおおさきで開かれた。来場者は健全育成標語の表彰や意見発表などを通し、健やかな成長を願う気持ちを分かち合っていた。大会は、11月の「子供・若者育成支援強調月間」に合わせ毎年開催。前年度から内容を一新し、本年度は郷土芸能の発表を新たに盛り込んだ。意見発表では古川第四小6年の大場夏輝さんが努力の大切さを、古川北中2年の佐藤涼音さんが自分を信じて進む決意をそれぞれ主張。古川学園高2年の木村美優さんは、SNSの危険性や正しく使う大切さを訴えた。また、保護者代表の二階堂健寿さんは、4人の育児で大切にしていることとして「子どもの楽しみを作る、子どものヒーローになる」を挙げた。

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