村井氏 最多6選果たす
任期満了に伴う知事選は26日に投票が行われ、即日開票の結果、現職の村井嘉浩氏(65)が新人4人を破り当選した。連続6選は県政史上最多。村井氏の多選の是非が焦点になり、元自民党参院議員、和田政宗氏(51)に追い上げられたが、5期20年の実績を訴え、史上最多タイの5氏による混戦と保守分裂の選挙戦を制した。村井氏は出身母体の県議会自民会派のほか、県内全35市町村長の支持を取り付けた。自身初の保守分裂の選挙戦となったが、人工知能が質問に答えるユーチューブライブを開設するなどして自動車関連企業誘致と集積化による県内総生産額向上や財政健全化、震災復興、医学部新設といった5期の成果を訴えた。
女子古川学園が優勝
「春の高校バレー」の愛称で知られる第78回全日本バレーボール高校選手権大会の県代表決定戦は25日、利府町のセキスイハイムスーパーアリーナで男女の決勝を行い、女子は古川学園が利府を3-0のストレートで破り、21年連続、46度目の優勝を果たした。男子の古川工は準決勝で仙台商と対戦。第1セットを取られ、第2セットはジュースにもつれ込んだがあと1本が出ず、25-27で敗退した。春の高校バレー全国大会は来年1月5~8日と10、11日、東京体育館(東京)で行われる。
大崎カップ東北ミニバス大会
第27回大崎カップ東北ミニバスケットボール大会(実行委員会主催、大崎タイムスなど後援)は4、5の両日、大崎市鳴子小中体育館と加美町陶芸の里スポーツ公園で開かれ、東北地方と新潟県の24チームが熱戦を繰り広げた。その結果、男子は県北地区選抜チームが優勝した。大会には男女各12チームが出場。それぞれ4ブロックに分かれて予選リーグを行い、各ブロック1位チームが優勝トーナメントを争った。小学生の選手たちは日頃の練習成果を発揮し、ディフェンスをすり抜けてシュートを決めたり、ゴール下でリバウンドを取って反撃したりしていた。

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