東北大会連覇たたえる

東北中学校卓球大会で女子団体2連覇を果たし、全国中学校体育大会(全中大会)で昨年に引き続き決勝トーナメントに出場し優秀チームとして表彰された三本木中の健闘をたたえようと、古川土地(早坂竜太社長)は8日、JR古川駅前の同社ビルに祝いの懸垂幕を掲げた。同日、選手たちが同社を訪れ、活躍を報告し、掲示に感謝した。東北大会(8月2~4日、山形県天童市)で三本木は、予選リーグ2戦をいずれも3-0の無敗で勝ち決勝トーナメントに進出。決勝で本荘北中(秋田県)を3-0で破り、連覇を達成した。全中大会は予選で長野県、北九州市の中学校に連勝し予選を突破。決勝トーナメント1回戦で全国選抜大会(3月)優勝の強豪、明徳義塾(高知県)に0-3で敗れたが、予選を勝ち抜いたチームをたたえる優秀チームとして表彰された。
多彩に鉄道イベント

〝鉄道のまち〟美里町の魅力に触れてもらう「えきフェスMISATO」(美里町主催、大崎タイムスなど後援)が6日、JR小牛田駅東口ロータリーを中心に開かれた。ことしは、暑さを避けて初めて開催日を9月にずらし、訪れた家族連れや鉄道ファンが鉄道にちなんだ催しを楽しんだ。目玉の車両展示に用意されたのは、JR陸羽東線で運行されている臨時快速列車「湯けむり号」と、ラッピングが施されたハイブリッド気動車。車内では、車掌の制服を身に着けてのアナウンス体験もあり、マイクを握った子どもたちがノリノリで車両や沿線の魅力をアナウンスした。
スポーツで町を元気に
高校と大学が連携し、スポーツを通して地域課題解決の糸口を探る授業が10日、中新田高で行われた。仙台大との連携事業で、3日に続いて2回目。2年生38人がスポーツを活用して町が元気になる活性化案などを発表した。仙台大体育学科スポーツマネジメントコースの松井陽子准教授と学生4人が講師を務めた。課題の設定や六つの企画の要素といった前回の復習を踏まえながら、グループでイベント案を考案し、披露した。発表時間は1グループ5分。町産の木材を使った遊具が並ぶアスレチックやキッズランド、空き校舎や古民家を活用したスポーツイベント、加美町万博など、少子高齢化対策や子どもの遊び場創出、町の交流人口増加につながるアイデアを次々に紹介した。
交通死亡事故ゼロ2年
美里町は4日、交通死亡事故ゼロ連続2年間を達成した。県警は10日、本部長の「讃辞」を町に贈り、官民挙げた事故防止への取り組みをたたえた。伝達式は町中央コミュニティセンターで開かれた。遠田署の大和公仁博署長が相澤清一町長に讃辞を手渡し、「国道108号など幹線道路が走る交通環境で達成した輝かしい記録で、官民一体の努力のたまもの。夕暮れが今後早まるが、関係機関と引き続き協力してほしい」と述べ、記録更新を期待した。
超新星発見に挑戦
大崎生涯学習センター・パレットおおさきで10日、センター長特別講座「きみも天文学者~新しい星を見つけよう~」が開かれ、参加した児童は2枚の写真を見比べ、超新星などを見つけ出す体験をした。この日は大崎市教育委員会が年3回(6月、9月、11月の原則第2水曜日)設ける「チャレンジデー」で、市立小中学校、義務教育学校は午前で授業を終え、午後は自主的な活動を行う日としている。市内の社会教育機関などはこれに合わせさまざまな学びの機会を設けており、講座もその一つ。児童10人が参加した。
和菓子作りに挑戦
「はじめての和菓子づくり講座」が9日、大崎市古川の祥雲閣で開かれた。この日は「菊の節句」ともいわれる重陽の節句に当たることから、参加者たちは菊の花を模した2種類の菓子作りに取り組んだ。祥雲閣が、伝統文化体験講座の一環として開催。15人が参加した。講師を務めたのは美里町に店舗を構え、教室も主宰している原畑えみさん。原畑さんは大福豆と手亡豆を使い、少量の吉野葛をつなぎとして加えるなど、味と食感を重視し材料を用意した。参加者は淡いピンク色が美しい小菊(練り切り)と、草木に朝露が光る様子を表現した白露(きんとん)作りに挑戦。専用の道具で菊花の形を整え、裏ごしした細かい生地をあんにまとわせ完成させると、見事な出来栄えをスマートフォンで撮影していた。
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