2025/09/10


東北の高校生力士熱戦

 「第27回全奥羽招待高校相撲大会」が7日、大崎市鳴子温泉の温泉神社常設相撲場で開かれ、東北地方から集まった8校計35人の高校生力士が土俵上でぶつかり合った。その結果、団体は松韻学園福島が初優勝を果たした。同神社は、源頼朝が平泉征伐の戦勝祈願に相撲を奉納したと伝えられ、相撲場が設置されている。神社の縁起を記した碑文によると、鳴子は九州の明鳥、東京の浅草と並ぶ「日本三大草相撲」の一つとされている。

古来の技法で描いた美

 大崎市田尻南大杉の安住順子さん(71)が描いた日本画の展示会が同市松山酒ミュージアムで開かれている。伝統的顔料の岩絵具を用いた花や人物画が並び、見る人を引き寄せている。会期中にはワークショップもあり、安住さんが日本画の技法を直接指導する。安住さんは旧中新田町出身。高校時代に日本画の名作集に触れたのを機に関心を持ち、多摩美術大日本画科で学んだ。これまで県芸術祭県知事賞などを受賞している。展示作は小品を中心に約40点で、一部即売もしている。やや淡くも色彩豊かに描いた作品が目を引く。安住さんは「古来の絵画技法で描いた日本画の魅力や美しさについて、現物に触れて感じ取ってほしい」と話している。

厚紙の甲冑と切り絵

 厚紙を原料にした手作り甲冑と仏像の切り絵の展示会が、涌谷町涌谷公民館視聴覚コーナーで開かれている。出展者は、甲冑が同町字桜町裏の結城一郎さん(81)、切り絵が大崎市鹿島台大迫の佐藤雅弘さん(67)。ともに15年ほど前に趣味の一環で始め、自宅兼工房で制作に打ち込んでいる。展示は15日まで。

 

高温時の野菜栽培は

 美里町の生活研究グループ8団体でつくる「美里地区生活研究クラブ連絡協議会」は4日、野菜栽培講習会を県美里農業改良普及センターで開いた。テーマは「高温時の野菜栽培」。猛暑で夏野菜の栽培が難しくなっているのを受け、専門家の話を通して栽培上のポイントを学んだ。同会は、女性農業者らで構成し、農家の生活改善に向けた調査研究などに取り組んでいる。会員の多くが市場や直売所、加工原料向けに野菜を生産しているが、近年の高温で夏季の野菜栽培が困難を増しているという。

 

片付けのこつ学ぶ

 自然と片付け上手になれるこつを学ぶセミナーが6日、加美町中新田公民館で開かれ、親子ら16人がゲームなどを通して整理収納の知識を習得した。講師は、登米市出身で元警察職員の整理収納アドバイザー、さとうはるかさん。「がんばらない整理収納のコツ」と題して講話し、「よく使うもの」「たまに使う・思い出品」「使わないけど取ってあるもの」「段ボールやペットボトルなどのごみ」の四つに分ける整理収納の進め方などを紹介した。また、洋服や日用品、文房具などが描かれたピースを分類するゲーム「お片付けパズル」を実施。4グループに分かれた参加者たちは、散らかった中から探し物を見つけたり、チームで相談しながら目的別にパズルを分けたりして、分類することの重要さを体感していた。

 

悪質違反に厳しく対応

 10月9日告示、同26日投開票される知事選に備え、県警は9日、本部と各署に選挙違反取締本部を設置し、古川署では署員が同署入り口に看板を掲げた。県警は「特に悪質な違反に対しては厳しく対応していく」としている。知事選には現職で6期目を目指す村井嘉浩氏(65)、いずれも新人の元角田市職員の伊藤修人氏(33)、県議の遊佐美由紀氏(62)が立候補を表明。このほか自民党元参議院議員の和田政宗氏(50)、参政党県連副会長のローレンス綾子氏(55)が立候補を検討しており、過去3回続いた一騎打ちと打って変わった選挙戦が予想されている。

 

見て、触れて、聞いて

 「音」と「形」をテーマにした企画展「奏でる美術−音をみよう、形をきこう−」が4日から、大崎市民ギャラリー・緒絶の館で開かれている。展示物の鑑賞にとどまらず、感性に訴える内容が来場者の関心を引いている。15日まで。同展は、彫刻家・金沢健一さんの代表作「音のかけら」や鋳金家・松坂渉さんの「馬鈴」など、作品を手に取って鳴らし、音を聞けるのが大きな特徴。また、装飾が工芸品のように美しい楽器も。装飾の色や形の連続がリズムや音を連想させ、演奏に影響を及ぼさない部分に対する制作者のこだわりも伝えている。